運営委員のつぶやき

矢島 嵩

矢島 嵩

急に秋めいてきてきました。

僕は、
木造で築20年以上たっている
アパートの角部屋に住んでいるので、
夏は風通しがよく快適だけど、
冬はめっぽう寒い。

さらに、昨冬からは在宅仕事をしていて、
長時間暖房を使うので
びっくりするほど光熱費が増えてしまっていたのでした。

そこでこの冬の我が家のエネルギー問題を解決すべく、
家電量販店に行きました。
そこは最近できたばかりの、
家電量販店と衣料品店がコラボした新しいタイプの店舗で・・・。

この話の落ちは・・・
察しの良いかたはお分かりかと思いますが・・・
保温性の高い下着と暖かそうなカーディガンを買ってきましたとさ。

生島 嗣

生島

台湾LGBTパレードにプライベートで参加した。
5万人を超える参加者がいるパレードで、
LIVING TOGETHERのメッセージを伝えたいというのがその動機だった。
ぷれいす東京、JaNP+、aktaのスタッフなどにも参加を呼びかけた。

どうせ訪問するのであればと、3つのNGOと交流することにした。最初はプライベートのはずが、いつしかそちらがメインの様になってしまった。
JaNP+の長谷川さんにも情報収集の手伝いをしてもらいつつ、団体を選考し訪問や交流が実現した。3つのNGO、検査や教育、啓発に取り組む団体、陽性者や周囲の人たちの支援を実践する団体、そして当事者団体を訪問した。(実は1団体は数時間後なのだが)
プライベートの旅行なので、3泊4日間の滞在のうちの1日は、ゆっくりすることにした。

台湾では昨年は2000人の感染者が新規に報告されている。そのうちの約1500人は男性同性間の行為による感染者だ。この数字は、人口が日本の6分1であることを考えると、すさまじい数字だ。すこし、前までは、薬物使用による感染の爆発が話題になっていたのだが、そちらはかなり落ち着いていて、今は、MSM(男性とセックスをする男性)が主な感染経路となっている。

ある晩に、政府系組織、台湾CDCの高官、同性性間の結婚に取り組む団体のスタッフと会食した。

ゲイ、バイセクシュアルの病気であると、取り組むこと、そこにお金を投じることは、その集団への差別を助長することになるという声がLGBT系の活動家からも行政の施策担当者からも聞こえてきた。この二人とも、非常に魅力的な人たちで、同性婚が認められる国になるなればいいなと思う。だが、彼らのエイズ対策へのスタンスは、社会の男性同性愛者への理解が整ってから、状況が整ってから、集中的な対策を取るべきだという意見だ。費用がかかることを考えると、性的な少数者全般からの理解も必要だし、もちろん国民からの理解も求められる。しかし、他国のことながら、MSMへの対策がかなり遅れるのはと心配してしまう。

ふと、80年代にアメリカで起きたことを思い出す。レーガン政権はエイズ対策を同性愛者やヘロイン中毒者などの問題だからと公衆衛生上の問題として扱わなかったのだが、このことが、後にアメリカのエイズ拡大につながったと指摘する声もあるのだ。

日本が、あるいは自分たちの活動が、まだまだ課題があるなかで、アジアのことを心配するなどというのは、どうなのだろうと自問自答もするが、国際社会から孤立し、国際的な支援も入りにくいこの国のHIV/エイズの動向について、今後も関心を持っていきたいと思う。

今回の訪問では、複数人の中国語を話す方々が同行してくれたのだが、その効果は絶大であった。
パレードをみた人、僕らと交流した人たちのなかから、
10人を超える個人や団体の職員が、
「感染があっても無くても、わからなくても、僕らはすでに一緒に生きている」
という中国訳のメッセージを彼らのfacebookにアップしてくれた。
それが、何よりもうれしいことだった。
不管有無感染愛滋
或不知有無感染
我們都生活在
同一個世界

sakura

sakura

毎年この時期になると、人前でHIV陽性者として話をすることが増えてきましたが、12/2に小さな講演を行う、
会場となっている大学のキャンパスの下見に行ってきました。

・・・・なんか、この会場思った以上に大きくないですか?
ってゆーか1階にあって外壁側全面ガラス張りでキャンパスの正門あたりから様子見えますよね?
でそこのワイドスクリーンに僕はガーンと「HIV」って書いたスライドを表示するわけですね?

でもせっかくなので、この環境を活かした仕掛けができないかなと考え中です。意外と、こういう会場、嫌いじゃありません。
まあ本名出すわけではないですしね。

はらだ

はらだ

リニューアルから、11/14で1周年になります。3パターンの
フラッシュもひと回りして、1周年のタイミングで、最初の青空になると思います。
10月の運営委員会では、web NESTの運営についても話し合い、いろいろなことが
おちついてきたり状況がかわってきたりしたので、ミーティングを原則毎月から
隔月に変更することになりました。運営委員のつぶやきは、これまで通り毎月つ
ぶやきます。

で、私事ですが、今日は、骨自慢です。十数年前、たまたま立ち寄ったところで
健康フェアをやっていて骨密度をはかりました。結構歩いたりしていたので大丈
夫だと思っていたのに、平均値より低いですよといわれ、それ以来、カルシウム
をとることを意識したり、エレベーターではなく、階段を使うことを以前にもま
して熱心にするようになりました。

先日、地域の保健所で無料で骨密度をはかりますという告知をしているのをみつ
け、久しぶりにはかってもらいました。そうしたら、同年齢の123%、20-49歳の
女性の平均値の110%といわれ、心のなかで、「よっしゃー!」と叫びましまし
た。更年期も(たぶん)過ぎたし、これからが肝心なので、次も骨自慢ができる
ようにがんばります!

生島 嗣

生島

今年の夏、アメリカ、ワシントンでエイズの国際会議が開催された。
僕は参加しなかったのですが、いろいろな方のレポートを聞きながら、
とても印象にのこったスピーチがあったので紹介しておきます。

自らの依存で苦しんでいた過去から、様々なサポートをうけて
現在の自分がいることを話していたエルトン・ジョンのスピーチが
とても印象的でした。彼自身、自分の印税も含めてエイズ対策のために
多くの寄付をおこなってきました。その行動の根底になにがあるのかを
このインタビューで知りました。

よければ、ぜひ、日本語ならば文章で、あわせて英語の方も
ぜひ聞いてもらえるといいかなと思います。

宮田一雄さんによる日本語訳
http://miyatak.iza.ne.jp/blog/entry/2775777/

英語によるスピーチ
フル版(10分30秒くらいから登場)
http://globalhealth.kff.org/AIDS2012/July-23/Can-Public-Private.aspx

短縮版
http://www.youtube.com/watch?v=12KDneDpH7Q

sakura

sakura

今年の夏休みは、非常に中途半端な時期にとったため、これはLCC(格安航空会社)で
どこかに行くしかない、と思い、いろいろ考えた挙句、成田から博多にフライトして、
そのあと山陽〜東海道新幹線で戻ってくるという日本横断ツアーを敢行してきました。
そしてメインの観光地は倉敷。
十数年ぶりに再訪した大原美術館はヒーリング効果も抜群で充実した夏休みでした。
前に行ったときはユトリロに見入っていた記憶がありましたが、今年は日本の画家の作品に
見入っていました。関根正二氏の作品の前に一番長くいたかなと思います。
来年はエイズ学会が熊本で開催なので、夏休みは北のほうへ行こうかなと思います。

矢島 嵩

矢島 嵩

大型の台風が関東を直撃という予報を、
知っていたにもかかわらず遅くまで出歩いていました。
帰りの電車に乗ろうと思って駅に着いたら「全面運休」の表示。
そして、大勢のひと、ひと、ひと。
昨年の3月11日の帰宅難民を思い出させるものがありました。

都市機能って、こんなにも脆弱なのです。
東京は特に雪に弱いのは有名ですが、
郊外に放射線状に走る鉄道は、
必ずといっていいほど多摩川や荒川などの鉄橋を渡るので、
風にも弱いのかもしれません。

思いきって嵐の中を歩いて帰ろうと決意して、
30分ほど歩いたころ「全面運行」になったことを知りました(汗)。
情報収集の甘さと、
判断の悪さと、
むこう見ずな性格と、
いろいろ重なっていて、

サバイバルできるタイプじゃないなーとつくづく思いました。
HIVではもうロングタイム・サバイバー
(死語?1990年代にはよく使っていた言葉ですが、、)に
近かったりするんですけどね。

はらだ

はらだ

先日買い物にいったら、目につくところに来年のカレンダーがおいてありました。こんなに暑いのに、もうカレンダー?と思いましたが、そんな季節なのですね。

ぷれいす東京でも、新人ボランティアの合同研修が終わり、11/24-26に開催される日本エイズ学会学術集会が多く話題にあがるようになってきました。
HIV陽性者参加支援スカラシップ委員会(はばたき福祉事業団、ぷれいす東京、ジャンププラス)が今年のエイズ学会で開催するシンポジウムは、「エイズ新時代・若き担い手たち 〜現場で日々感じていること〜」だそうです。

学会が終わると今年もあと少し・・・なんて、気が早いでしょうか。

はらだ

はらだ

猛暑の季節もあと少し。夏のはじめに少しからだのバランスをくずしたほかは、
夏バテもせず、この夏を乗り切れそうです。ほとんど毎日食べていたすいかも、
そろそろ今年の食べ納めかも。みなさまの夏はいかがでしたか。

ところで、8/27(月)の運営委員会で、先月にひきつづき、「HIV関連ワード」
に追加する用語について話し合いました。来月ぐらいに、いくつか追加される予
定です。先日、ぷれいす東京に来所した方に資料をお渡ししていたとき、ふだん
当たり前に使っている言葉に、「それってどういうことですか?」と聞かれて、
改めて、HIVに全く関係のなかった人がHIVに関連する用語に接したときは、わか
らないだらけだろうなと思いました。そんなとき、「HIV関連ワード」が役に立
つといいと思っています。
「よくある質問集」を読んでいる人がわからない言葉にであったとき、かんたん
な説明があるといいねということからはじまった企画なので、用語集としては、
まだまだ十分ではありませんが、少しずつふやしていきたいと思っていますの
で、ご活用いただければと思います。

生島 嗣

生島

最近は、中国、台湾、韓国などの市民団体や行政の方々が、
ぷれいす東京に来たり、イベントでご一緒になるなどの交流が増えている。
もちろん、それ以外の国々もなのですが。

改めて、日本はアジアの一部なのだと強く感じます。
僕は英語もまだまだなのですが、こうした国々の人たちと、
つながりを強くするためには、英語だけでなく、中国語や韓国語と日本語が
できる人が必要です。

もし、皆様のなかに、こうした言語の通訳が可能な人たちがいらしたら、
ぜひ、お声かけください。