Ryu/20代 男性 ゲイ 都内在住
私はこれまで、基本的にセクシュアリティについてはオープンリーにしてきました。HIV感染を知ってから、病気については自分の信頼できる友人を選んで伝えるようにしています。
カミングアウトは受け手にも大きな負担を与えるものだと、最近は思うようになりました。伝える相手と自分にどれだけ信頼関係が構築されているか、自分が伝えたあとにどれだけ受け手の不安を解消できるような説明ができるかなどを想定して、伝えるようにしています。ただ伝えるだけでは、一方的すぎるなと。
私にとって、セクシュアリティのことや病気のことを伝えて、受け止められたときに感じる安堵感や喜びは目の前に広がっていた暗闇を照らす一筋の光のように有難いものです(例えがわかりづらくてスミマセン)。
ときにはカミングアウトしてから、相手との関係がギクシャクすることもありますが、去る者は追わず、またゆっくりと互いの関係を築いていければいいかなと思っています。