陽性者と家族の日記

水彩画を描く

朱美

この頃、通っているデッサンサークルで、水彩画を描いている。

鉛筆デッサンに飽きてきたので、水彩でもとなった。

母の顔を描いてみたが、自分でも、上手くかけたと、気にいっている。

当分水彩画を描いてみようかな。

今度は、愛犬を、描こう。                     朱美

グラストンベリーで迎えた英国のEU離脱

ひろき

今月に入ってから、イギリスEUの離脱という衝撃的なニュースが世界を駆け巡っています。私がこの結果を知ったのは、グランストンベリーミュージックフェスティバルの2日めの朝のこと。衝撃的な結果に、イギリス人たちだけでなく、外国籍の人たちの混乱やパニックを間近に感じることができました。

職場に戻ると、日本人である私もじわじわと不安、パニックと混乱が押し寄せてきました。よくよく考えたら日本経済や日本国籍の私、そして目の前の仕事に影響がでてくる、しかも外国人排斥運動がイギリスで強まったらどうしよう、といったモヤモヤ感。

イギリス人の政治や外交手腕、意識は高いと思うので(歴史が証明していますよね)、結果、一部の論調のようなレベルの悪影響は出ないと思っているのですが。今後、イギリスからまずます目が離せなくなりますね。

クスリの変更?!

ガジ

3か月に一度の診察時に主治医から
「薬剤を代えてみますか?」と話があった.
正確に言うと,2剤飲んでいるクスリの合剤ができて
1日1剤の服薬で済むことになるそうで・・・

クスリのサンプルを見せてもらった第一印象は「おっきいな!」
薬剤の成分を変更するわけではないから,副作用などの心配は
ほとんど無用なのかな?と思ったものの,ちょっと悩む自分.

今のクスリに替えてからまだ1年も経っていないのが少し引っかかって.
自分の命を支えている今のクスリの名前とか忘れてしまわないか,
大切にしてないのかと,変な想いが湧いてきまして
それに今,2剤飲むのに苦労している訳でもないし・・・
そんな自分のこだわりが頭をよぎったけど,
とりあえず一部,合剤を試してみることにしてみた.

久しぶりに自分の中に居座る「面倒くさい自分」を垣間見たかも(^_^;)

闇の違い

ひろき

ロンドン東部には、その昔、切り裂きジャックが出没したというエリアがあります。産業革命のころに栄えていただろうそのエリアを今歩くと、はやり暗い。。。何もない、という暗さではなく、その昔、何かがあった、誰かがいたのであろうという暗さ。

イタリアの中世の町並みを歩くと、闇はさらに深いように感じられます。石畳の石、ひとつひとつに人間の様々な感情や記憶が染み込んでいるような粘着性のある暗さです。

日本の闇というと、明るいですね。東京なんか、闇がもはや“暗闇”ではない。一方で、京都の闇は温かい気がする。

よく、国によって気候や日差しが違う、と言いますが、ヨーロッパに住んでいると日本より街灯が暗いだけに、闇にも色々違いがあることに気がつきます。

社内の新しい日常

ガジ

今年,久しぶりに自分の部署に新人が入ってきた.
奇しくも自分が教育担当を任されることになり,
あたふたする日々が始まった.

今までは,新人育成を側面から支えることはあっても,
任されるのは初めてのことで,試行錯誤だらけです(*_*)
下手したら親子ほど歳が離れている若者のことを
無理無理に理解しようと張り切っていないけど,
やはりこちらから寄って行ってあげないことには
コミュニケーションが成り立たないし・・・

そんなこんなで一か月ほど,一緒に行動していると
相手も少ない持ちネタの中で,何とか話題を振ろうとがんばってることが
見受けられるようになって,ちょっと微笑ましく思う瞬間が出始めた.

きっと,自分が新人の時も教育係の先輩は同じような心情でいたのかな,
自分が丁寧にトレーニングされたから,今ここにいる訳で
少なくとも同等ことは新人にしてあげられるようにと思ってます.

ただ,自分があんまり張り切ってしまうと息切れしそうなので・・・
ペース配分にも気を付けないとね(^_^;)

南仏ニースへ

ひろき

先週末、ニースに行ってきました。そう、おフランスのおニースでござんす(笑)。5月ですが、もう夏の日差しで、ビーチで日向ぼっこしたり海水浴ができるくらい。同じヨーロッパでもロンドンと時間の流れがもっとゆったりしているので、4日間だけだったのに1週間ぐらい滞在したように感じました。

迷路のように入り組んだ旧市街を散策したり、色とりどりの野菜や花束を取りそろえた市場をのぞいたり、ニースは散策しているだけで楽しめます。海鮮も美味しいし、ケーキやパンなんでも美味しい、食も豊か。

とっても素敵な街だけど、ここに住むとなるとなるとどうなんだろう。観光客も多いし、そもそもナイトクラブやバ―なども多い、いわばパーティタウン。ホリデーが日常となると、ホリデーはホリデーのままなのだろうか?と。とっても素敵な街。だからこそ、ときどき訪れるのがちょうどいいのかもしれませんね。

母の日

ガジ

連休最終日,自分が住んでいる地域は好天に恵まれ
吹く風には,初夏の兆しが感じさせられる そんな日でした.

朝,離れて暮らす母に
「今年は母の日のプレゼントは,今度,戻った時に」とメールをしたけど
特に返事もなく・・・
午後に,嫁さんが僕の母親に電話で会話していた.
どうやら話は同じ内容で.
僕に電話を代わろうとしたところ,
母親に「これから出かけるから」と電話を切られてしまったと(^_^;)

ま,元気そうで,それはそれで何よりかなと.
自分もいい歳だから,いつまでも同じではいられないのは
十分に分かってはいるけれども
できるだけ健康・元気でいてほしいなと思ってしまいますね.

連休後半

ガジ

世間では大型連休と言われているこのGWも後半.
自分はさすがに平日2日ともを休みにして連続休暇にはしなかったですが
おおむね天気にも恵まれ,のんびりとした時間を過ごしております.

今年は色々と用事があって,近郊に出かける程度で
泊まりでの遠征はしませんでしたが,こういう連休の過ごし方のも
いいものだと思ってます.
引き続き,この2日間もゆったりとするつもりです(^^)

犬の腎臓病

朱美

うちの犬を、体調が、よくなかったので、血液検査をした。

その結果、腎臓病が、みつかった。

ショックでした。ただ、高齢なので、3ヶ月に、一回検査を、して、状態を、みることになりました。

これ以上悪くならないことを、祈るばかりです。               朱美

京都の香り、ロンドンの香り

ひろき

約10年ぶりに京都を訪れました。幸運なことに、パートナーと一緒に桜の時期にギリギリ間に合いました。イギリスから初めて日本を訪れる彼と、時差ボケでヘロヘロになりながら、ケンカしながら訪れた京都。桜をみるなり、さすがの皮肉屋のイギリス人の彼氏も、「今までで訪れた街のなかで最も美しい」だって。

日本人の私でも京都で花見ができるなんて、本当にラッキーでした。久々に京都を訪れると、萌える若葉や寺から漂ってくるお香の香りなど、街の香りがあることに気がつきます。視覚や聴覚、気候や味覚では表現できない、嗅覚。一番文章で表現しにくいものなのかもしれません。

ロンドンに戻っても、この香りのことを思い出しながらうっとりしていました。日本の友人たち曰く、ロンドンにはロンドンの香りがあるとのこと。香水の匂い?それとも、そこに住む人の体臭、はたまた地下室の湿った匂い、というひとも。住んでいると慣れてしまって、鈍感になっていたのでしょう。

写真や映像でバーチャルな世界旅行ができる昨今、香りで時空や空間を超えることもできるんですね。