陽性者と家族の日記

忘年会で

つばさ

今週は会社の部署の忘年会があった。

一次会からカラオケつき。
はじめにこれを聞いたときは「え~っ、カラオケ?」と思ったけど、
始まってから1時間後に一人が歌い出したらみんなもう止まらない!

私も「歌は聴くほうです」ということばとは裏腹に、
気がついたら率先して歌い、踊り(?)…。
ひそかに歌いたかったEXILEもちゃんと歌えてちょっと満足。

同じ部署には30代、40代が多いので、
なんだか懐メロ大会みたいになっていたのだけど、
今年入社の新入社員の男の子がまだ生まれてない時代の曲だと思うと、
とっても複雑な気持ち。

その新入社員くんの一言。
「つばささんが仕事のときの印象とまったく違うので驚きました」。
なんでも仕事のときはクールな印象なんだそう。

そんなふうに見られていたのも複雑な感じだけど、周りの同僚が、
「つばささんがクール? ○○君、どこ見てんの?」
と即座に否定&大爆笑したのも、もっと複雑…。

二次会は上司の行きつけのスナックと、とってもベタな忘年会だったけど、
普段はあまり仕事上のかかわりのない人とも話すことができて、
楽しい時間だった。

お正月のしめ飾りをつくってきました。

朱美

我家から歩いて5分の公園の中に市の博物館が
あります。そこの定例の講座にお正月のしめ縄
づくりというのがある事を知り、ハガキで申し
込んでおきました。先週、その講座があり、私
も参加する事ができました。先生方は、地域の
ボランティアの方達でした。
まずは練習と、ワラを手でねじっていくのですが、
むずかしい事。けっきょく、先生にたくさん
手伝ってもらって、りっぱなしめ縄が出来上がり
ました。
来年のお正月は、手作りのしめ飾りを我家の玄関
にかざります。きっと充実した一年になりますよ。

予防接種・・・(その後)

ガジ

先月から、打ってもらわないと…
と思っていた予防接種、ようやくタイミングが合って
することができた。
気が付くと12月の半ばで、時期的には良かったのかな。

思い出せる限りの過去を振り返ってみると、
インフルエンザにかかった記憶がないので
「予防接種をしておいて良かった~」と実感したことも
ないのが正直だけど、少なくとも発覚後に
ここ毎年、予防接種をしていることで
インフルエンザを未然に防げているのかな??と
とりあえず、納得してます。

怪我の功名?

たたみ

今年は特に気をつけていたのですが、風邪を引いてしまいました。

HIV感染を知って初めて迎える冬。初めての風邪シーズン。

HIV(+)で風邪

という図式にかなりビビりました。

が、それを踏まえてかなり節制して養生をしたら、
風邪の治りが今までより早いという結果に。

健康に気をつけて生活するってすごいなあ・・・と思いました。

感染で窮する子供たち

なぎさのペンギン

少し前のことになりますが、あるテレビ局が主催するチャリティイベントに参加する
機会をもちました。
パプアニューギニアで暮らすHIV陽性者の子供たちの生活を追ったドキュメンタリーを、女性アナウンサーが自身の取材体験を交えてレポートするという報告会でしたが、現実の過酷さは僕の想像を遥かに上回るものでした。

報告にあった小児陽性者の多くは、感染ルートが母子感染によるものでしたが、
陽性者である親族を介護中、事故で自身も感染してしまった少年のケースについては、あまりのやりきれなさに涙が出ました。
感染が発覚した途端、少年は家族を含む近隣社会から事実上隔離され、
監視され、差別の白い目にさらされながら暮らしています。
現在の彼は、治療どころか家族から満足な食事すら与えられていないのです。

女性アナウンサーの報告で印象に残ったのは
「アフリカの現状を取材した際も胸が痛んだが、地域社会のみんなが
助け合いながら生活している印象があり、若干の救いも感じられた。
しかしニューギニアは違った。男性の絶対的優位が揺るがないこの地域では、
女性や子供といった社会的な弱者である陽性者が社会から隔絶され、
徹底的な排他を受けている」
という言葉でした。

自分にとって、HIV陽性者との告知を受けなければ、
「なんだ、よくある児童福祉のチャリティか…」
程度の関心で終わっていたに違いない話題。
今の自分には…微々たるものではあるけれど…
子供たちの苦悶がどれほどのものであるか、想像力を働かせることができる。

改めて、このイベントに参加できた幸運に感謝しています。

風邪気味…

つばさ

今日は朝からなんだか寒気がすると思っていたら、
鼻水が出始めて、少し熱っぽい感じに。
のども少し痛い。

風邪ひいたかなあ。
今日はゆっくりして体を休めよう。
無理して早く治すのもよくない気がするので、
とりあえず暖かくして大事にすることかな。

さ、キッチンに行ってしょうが湯でも作ってこよう。

みかん狩り

ガジ

数年会っていない友達から「今度遊びに来て」と
連絡があり、思い立って遊びに行った。
その友達の家がみかん農家をしているので
みかん狩り(お手伝い?!)を兼ねて。

最初は要領がつかめず、スピードが上がらなかったけど
やり出すうちに楽しくなってきて、無言で
黙々とハサミを動かしていた。

遠くで友達家族と嫁さんのはしゃぐ声が聞こえるなぁと
思ったら、どうやら自分がみかんを目指して
どんどん山の上に進んで行っているのに気が付いた。

数時間の作業後、売り物にならないみかんを
段ボール一箱分もらって引き上げてきた。
取りたてのみかんは酸っぱくて、何か新鮮な気がして
自分は好きだなぁ。
これに味をしめて、来年も手伝いにいけたら・・・
なんて考えています(^_^)

煮込む(その2)

たたみ

先日、新しい土鍋を買いました。

土鍋を最初に使う時にあらかじめやらなくてはいけないことがあるそうです。

説明書には
鍋に水8分目と小麦粉を入れて煮立ててください。

とありました。

土鍋に空いている微小な穴を炭水化物でふさぐとかなんとかいう理由だったかと思いますが。

これはお米でも代用できるので、おかゆを炊いてみました。

これが美味しい。
塩だけでイケます。

煮込んだ温かい食べ物って体にじっくりエネルギーが染み渡る感じがします。
煮る事は自分の自炊にとって今年一番の発見です。
今までほぼやってませんでしたから。

見方を変えると少し寂しい独身男の切ない自炊って感じ?
いやいや、これで結構十分幸せな気分になれるんです(笑)

好きな音楽を聴きながら煮込む。
素敵な休日の過ごし方に出会えました。

ありゃ、飲み忘れ…

なぎさのペンギン

先月の末より、所用プラス休暇を兼ねて1週間ほど
中国・九州地方へ行ってきました。
盛りを過ぎたとは言え紅葉は見事だったし、
僕の住む地域ではなかなか味わえない旬の魚介類を
たくさん食べられたり…と楽しい毎日が続き、
仕事を忘れて身も心もリフレッシュ!

…できたのは良かったのだけれど、なんと旅先で
治療薬を飲み忘れてしまったのです。
翌朝、ボトルに入れた薬がまる1日分減っていないのに気づくまで、
完全に記憶がすっ飛んでいました!
せめて同日内に気づいていれば時間を遅らせても飲めたのに…
と反省したものの、時既に遅し。
僕と同じ陽性者が同行していて、彼はきちんと飲んでいた
(それを僕は傍らで見ていた)のですから、明らかに僕自身の
気が緩んでいたのです。
帰宅後数日してから定期通院日だったので、その折に主治医に
正直に話しました。

初心忘るるべからず。カレンダーで服薬チェックを復活させる
ことにしました。
普段とは違う環境に置かれたり、生活時間帯が変わると起こし
やすいミスなので今後も気をつけなきゃ!

赤とピンク☆

つばさ

最近、「かわいいもの」に弱い私。

気がつけば、手帳カバーは赤と白のギンガムチェック。
携帯ストラップはピンクの大きなふわふわのハート付き。
お財布は先週末、娘とデパートに行ったときに
一目惚れして買った、Jeffrey Fulvimariの長財布。

娘のマフラーを買うついでにちょっと見るだけ…と思っていたら、
イラストがとてもかわいくて、娘は折りたたみのお財布、
私は長財布と、同じデザインで2つもお財布を衝動買い。
予想外の出費だったけど、とても気に入っているので、
見るたびに幸せ~な気分に。

友人いわく、
「気に行ったお財布を持っていると、お財布を大事にする。
ひいては中身も大事にする。つまり金運が上がる」。
やっぱり、そうだよね~。

いくらかわいいものが好きでも、あきらかにかわいい服は似合わない私。
だから(?)、小物くらいは思う存分かわいいものを持とうっと。