陽性者と家族の日記

痛いカゼ

蔵人

ずっと尿酸値が高止まりの状態で、「いつ来てもおかしくないですよ!」と前々から医者にずっと脅され続けていたので別に驚きは無かったのだが、ついにその日が来た。
尤も先日のような食生活を実行して確実に後押しをしたのは間違いなさそうである。

痛くてまともに歩ける状態ではないのでタクシーで病院に移動する。
病院で整形外科を紹介してもらったのはいいが、「じゃあ、レントゲンとってきて頂けますか」と言われて痛い足を引きずって初めて気がついた。
この病院の整形外科はレントゲン室から一番遠い。私のように足を痛めている人間にとっては拷問のような遠さである。多分、健康な状態では分からないであろう。この病院のレイアウトがあくまでも病院側の都合で100%できていることを痛感。
繰り返し書いておこう。

この病院の整形外科はレントゲン室から一番遠い。
この病院の整形外科はレントゲン室から一番遠い。
この病院の整形外科はレントゲン室から一番遠い。

こんな所で書き込んだところでどうにもならないが、とりあえず憂さ晴らし。

診察が終わったら処方箋薬局へ。近道をして駐車場を抜けて行くのだが、その脇に見事な満開の八重桜。

そういえば以前にもこの八重桜を見たなぁ。
きっとこの満開の桜を見るためにこの時期に発症したんだろうな、ということにしておこう。

ささやかな楽しみ

つばさ

 私の会社でのささやかな楽しみは、仕事の合間の一杯。
といってもアルコールではなく、いろんな種類のお茶をいれること。

 紅茶はバニラやいろんなフルーツのフレバーティー。
コーヒーは一杯ずついれるレギュラーコーヒーで、
モカ、ケニア、ブラジル、キリマンジャロなど。
最近、凝っているのは中国茶で、凍頂烏龍茶、茉梨花茶、
龍井、阿里山金萱、そして花茶などなど。

 しゃべり続けるか、ずっとPCに向かっているか、
日によって極端に一日の仕事の仕方が違うので、
しゃべり続ける日は、ちょっと気持ちを落ち着けるカモミール、
ずっとPCに向かっている日には、楽しく花茶をいれたり、
毎日、この一杯でリラックスできてるなあと思う。

 中国茶を入れるようになってから、
マグカップではなんだか物足りない気がするのだけど、
中国茶器のセットを持っていくのも凝りすぎ?!
でも、そのほうがおいしいことは間違いない!
そうすると、やっぱりティーバッグじゃなくて茶葉がいい。
…この際、同じ部署の人にもおすそ分けすることにして、
本格的に中国茶をいれようかな。

しゃこうせい?!

ガジ

陽性者になったことだけが原因ではなくて、
自分も皆さんと同じように
色んなことで行き詰まり思い悩むことがあるけど
最近、この病気にならなければ
出会うことのなかったであろう人から
自分の考えが開けるような言葉をもらう機会があった。

つらい事の中にほんの少し、うれしい事があると
目の前にニンジンをぶらさげているが如く
ついつい明日を期待してしまう単純な自分を再確認。

社交性がも少し欲しい自分は、
射幸性にとても弱いかも・・・・
ギャンブル系?!

Kissing Jessica Stein

つばさ

 昨日は久々にまとまった時間ができたので、DVDを借りて、
『Kissing Jessica Stein』という、前から見たかった映画を観た。

 主人公のジェシカは運命の人を求めてデートを繰り返すのだけど、
全然めぐり合えず、職場の上司で大学時代からの友人には、
「人は自分を通してしか他人を見られない」、つまり、
相手が悪いんじゃなくて自分に問題があると言われる始末。
そんな時、偶然、自分の好きなリルケの詩を引用した恋人募集広告が。
でも広告を出したのは女性を求める女性だった…という感じのストーリー。

 そもそも、私がこの映画を観ようと思ったきっかけは、
恋人募集広告で引用されたリルケの詩が好きだったことと、
その広告を出した女性ヘレン役の女優さんがすごくタイプ♪
だったからなのだけど、映画のなかのジェシカを見ていると、
自分を見ているようで身につまされた。

 「完璧にできそうでないことははじめから挑戦しない」
「相手に文句ばかり言うけれど、自分は変わろうとしない」
「変化を恐れるあまり惰性に陥り、進歩がない」etc.
…これって全部私だよ~。

「全てを受け入れられる人/いかに斬新なことでも拒まない人だけが/
実り多い人間関係を築くことができる」(リルケの詩の一部)
改めて自分のことを考えた一日だった。

 

 

これでいいのか

蔵人

今日は埼玉の熊谷という町に日帰り出張。
朝、ラッシュの方向とは逆の電車に乗りトコトコのんびり車窓を眺める。

大宮から少し過ぎたところに北上尾という駅がある。
昔から通り過ぎるたびに気になっているのだが、ここのそばの自転車置場らしい囲いの所に妙なスローガンというか標語というか訳の分からない一言が電車からも見える位にでかでかと記されている。

「 こ れ で い い の か 北 上 尾 」

これ一体何なのでしょう?
私のような余所者には全くの謎。
どなたかこの標語の背景を御存知の方はぷれいす東京事務所まで伝言お願いします(笑)
まだ見たことの無い方、下り電車でこの駅を出た直後に左手方向をじっと見つめると必ず見つかります。
必見。

新たな挑戦?!

ガジ

先月から、色んな機会というか巡り合わせで
メンタル的な病院(科)を受診している。
いつもの内科だと、CD4数やウィルス量など
数値で分かる部分があるけど、
心の中の動きって、主観的な部分がメインで
どうも慣れない。
しかも、自分は他人に説明する能力に長けてないので
(どうも的確に心情を伝えられないのです・・・・)
かなり労力を使うし、それ自体がストレス?!なんて
思ったりもする。

まぁ、自分の場合は訓練というか反復練習のみで
色んなスキルを獲得してきたところがあるので
ドクターとのコミュニケーションの不都合も、
何度か通えば、どうにかなるのか?と
気楽に考えたりしている。
思いがけぬドクターのリアクションに動揺しながらも。

健診の結果

つばさ

 今日、ついに会社の健診の結果が来て、恐る恐る見てみたら、
総コレステロールと貧血だけが少し正常値を外れていた。

 総コレステロール値は確か今飲んでいる薬の副作用で上がるんだっけ?
調べようと思ったら、どうしても薬の名前が出てこない。
2つはわかるんだけど、1年前に代えた新しいのって…何だっけ?!

 そういえば数日前に、「そういえば、今、何の薬を飲んでるの?」と、
私がPWAだということを知っている友人にきかれたけど、
そのときも答えられなかったんだった。調べなきゃ。

 でも、まあ、副作用もあるかもしれないけど、一番の原因は運動不足。
太極拳もここ数ヶ月行けてないし、本当に動いてないもんなあ、最近。
4月になり、娘が習い事で帰りの遅い平日や、
ほとんどいない土日ができるので、ジムにでも通って運動するか。
せっかくHIVのほうが安定していても、他で調子悪くなったら
なんだか悔しいし、今週末に近くのスポーツクラブを見学してみようかな。

 …と言いつつも、「やっぱり今週末は花見しかないだろう」と、
どこかで思ってしまっている、意志の弱いわたし。
お花見をするなら、せめて歩いて桜を愛でることにしよう。
団子より花で。(←絶対無理な気がする…)

体調不良

つばさ

 先週はじめに季節外れのインフルエンザにかかってから、
なんだか体調がすぐれない。

 まず、食欲がない。
 どうしても食べられないというわけじゃないんだけど、
お腹がすかないし、食べたいものがない。
食べても全然おいしくない。

 はじめは「やせるかも。ラッキー♪」なんて思っていたけど、
食欲がないと生きる意欲が失せるということが、
この一週間くらいでとってもよくわかった。

 あと、頭痛。
 無意識に頻繁にこめかみを押さえているようで、
会社の同僚にも家族にも「大丈夫?」と心配されてしまった。

 今日から気候もよくなって、お花見の季節だというのに、
ビールもおいしく飲めないなんて…。早くよくなりたいよ~。

食べ過ぎ

蔵人

4月4日 昼:ステーキハウス
牛ステーキ(180g)
4月4日 夜:お好み焼き屋→中華料理屋
豚平焼+すじねぎ焼+生ビール
前菜盛合せ+海老マヨ炒め+ふきのとう牛ロース炒め+レバーフライ+焼アマゴ+麻婆豆腐+白飯+紹興酒+ココナツ団子
4月5日 朝:部屋
そばめし目玉焼き載せ(昨夜のお好み焼き屋のお土産)
4月5日 昼:鰻屋→ケーキ屋
ひつまぶし
ストロベリームース+ダージリン

以上、私が出張先で実際に食した内容です。大して体を動かす仕事ではないのに出される食事がこんなのばっかりなので「出張1日につき+1kg」という法則が成立してしまう。医者が見たら激怒するだろう。きっと。

それにしても、今回は食べすぎだ。東京に戻ってきたら胃が疲れて、さすがにその夜はまともに食べれない。豆乳と伊予柑とキウイだけでおしまい。

白鳥熱

つばさ

 月曜日、なんだかだるいなあと思って会社を早退し、
熱をはかったら38.7度もあった。
それ以来、インフルエンザと診断され、会社を休んでいる。
一昨日は39.3度までいった熱も、昨日は38度止まり。
今日は37度だから、明日は会社に行けるかな。

 甥っ子→父→娘とインフルエンザになってきているのだから、
インフルエンザに違いないのだけど、自分ではひそかに、
『白鳥熱』に違いない!と思っている。

 2年前にも、マシュー・ボーンの『白鳥の湖』のことを
日記に書いたと思うけど、今年も来日公演があり、
その感動をまた味わうことができたのだ。

 観ている最中から、どっぷり舞台の世界に入り込み、
観終わってからサントラCDを聴きながら帰宅。
その夜はうなされたように、白鳥の夢ばかり見た。

 で、次の日、高熱。
これを『白鳥熱』と言わずしてなんと言う?!

 でも、2年前の前回とは違い、まだ満喫していない感がある今回。
まだ、東京公演があるらしい。…熱が出ても、また行きたいよ~!