2017/3/23 かとう
毎年ぷれいす東京は、HIV検査の情報発信に関して東京都とコラボしています。
検査を受けることのメリットを知ってもらうことを目的として、実際に検査所を訪れて検査の手順を追い、メディアに記事を書いてもらうのもその一つ。
現在は主にBadi、サムソンといったゲイ雑誌に掲載をしています。
今年はそれに加えて、LGBTのための情報発信を行なっている「GENXY 」というWebサイトにも取材を依頼しました。
その記事が、昨夜アップされました。
http://genxy-net.com/post_theme05/pt2017/
モデルさんが主人公のストーリー仕立てになっています。
彼氏にフラれてヤケになり、リスキーな行為をした主人公が、南新宿検査・相談室で検査を受けるところから始まります。
検査の結果が「陰性だったら/陽性だったら」という選択肢があって、それぞれの場合について情報やアドバイスが掲載されています。
モデルさんのセクシーショットも満載で、東京都がこれを受け入れたのは驚き(笑)。
GENXYの担当者さんもとても力を入れて作って下さいました。
ぜひ周囲の方にも紹介して広めて下さい。
東京都内の検査所に関する情報は、東京都HIV検査情報Web がとても便利です。
2016/12/24 かとう
陽性者限定の年末パーティ、昨日無事に終了しました。
なかなかお申し込みが増えずにヤキモキしていましたが、蓋を開けてみれば50名ものみなさんに集まって頂きました。
買い出しや会場設営、受付、場の盛り上げなどでボランティアさん達にもたくさんお手伝い頂きました。
昨年の反省を活かし、なるべくいろいろな方と交流できるように心掛けたつもりです。
伝言ゲームやビンゴ大会など、楽しんで頂けたでしょうか。
クリスマス・イヴ前日ということで、ケーキもご用意。
来年もさらに楽しいイベントになるように努めます。
今年いらっしゃることができなかった方も、次回はぜひぜひ。
参加頂いたみなさん、ありがとうございました。
もう今年も残りわずかですね。
どうぞ良いお年をお迎え下さい。
そして、Merry Christmas♪
2016/12/7 かとう
昨年初めて開催し、ご好評をいただいた「Gay Men’s Chorus for TOKYO AIDS WEEKS 」。
ゲイ男性の有志メンバーによる合唱ミニコンサートを今年も開催します。
会場は今回も国立国際医療研究センター。
昨年参加してくださったメンバーを中心に、広く参加募集を行なったところ、トランス男性を含むたくさんの方々が集まってくださいました。
今回はさらにパワーアップした演奏をお届けできたらと思っています。
日本一多くのHIV陽性者の治療を行なっている病院でこうしたコンサートを開催することは、とても意味のあることだと思っています。
患者さんはもちろん、ご家族や周囲の方々、医療関係者などがゲイによる合唱を聴いてくださることになります。
「ゲイ男性(トランス男性を含む)」と限定したことが、「HIV/エイズ=ゲイの病気」というイメージを強めるのではないか…というご指摘もありました。
普段「患者」としてしか接していないゲイの別の一面を見てもらうことが、このイベントの目的の一つでもあります。
HIVもゲイも言わなければ分からないことが多いものです。
見えなければいないことにされてしまう。リアリティも失われてしまう。
僕たちは確かにここにいて、そして歌っています。
HIVを持っている人もそうでない人も、そしてどちらか分からない人も、みんな同じ空間で同じ時間を分かち合える。
そういうことが伝わるといいなと思っています。
今回初めて演奏する中に『大空』という曲があります。
これは、WAVE2008という札幌のエイズ啓発イベントで、地元のある陽性者の手記をきっかけに生まれました。
「ときどき通信」という2人組のユニットによるもので、今回そのメンバーの方も札幌から駆け付けて一緒に歌ってくださいます。
VIDEO
これは「エイズ予防のための戦略研究」という取り組みの中で作成されたPVです。
会場のみなさんと良い時間を分かち合えたら嬉しいです。
お時間の許す方は、ぜひ会場にお越しください。
お待ちしています。
Gay Men’s Chorus for TOKYO AIDS WEEKS 2016
【日 時】12月10日(土)16:00-17:00(予定)
【会 場】国立国際医療研究センター 中央棟(アトリウム)地下1Fステージ
東京都新宿区戸山1ー21-1
【入場料】無料(事前申し込み不要)
【曲 目】
Clim’b Ev’ry Mountain
I Dreamed a Dream
松田聖子メドレー
大空
誕生
上を向いて歩こう
指揮:なおき Piano:ぶっち
2016/6/30 かとう
ネストプログラムは、一部は陰性のパートナーや家族向けのものもありますが、そのほとんどはHIV陽性者本人が対象です。
その中のひとつ「ベーシック講座」は、HIVについての基礎的な知識を得てもらうためのプログラムです。
現在「知っとこ!社会副制度」と「HIVってどんな病気?」の2本立てですが、どちらも陽性者向けに開催しています。
陽性者は自分自身のこととして、いろいろと情報が欲しいと思うことが多いと思いますが、その陽性者を支えるパートーナーや家族もまた、同じように知りたいと思うのではないかと思うのです。
実際、HIVのことについて正しい知識を得たいという、周囲の方々の声も届いていました。
そこで、これまでにはない企画を考えました。
HIV当事者ではなく、その周囲の方を対象にHIVの基礎知識を学ぶプログラムを開催します!
ベーシック講座Special「HIVってどんな病気?」と題して、7月24日(日)に行ないます。
HIVのウィルスのことやそのメカニズム、治療について、薬の副作用など、なかなか知る機会を持てなかった方々に、またとないチャンス到来です。
優しい担当講師がとても分かりやすく説明します。
質問用紙を使った質疑タイムもあるので、どうぞお気軽に参加して下さい。
母親を中心とした親の会「もめんの会」、HIV陽性者のパートナーや配偶者のための「陰性パートナーミーティング」の合同企画として実現しました。
いつもは予約不要のプログラムですが、今回はお申し込みが必要となります。
(初めて来られる方は、事前の利用登録が必要となります。)
たくさんのご参加をお待ちしています。
「体調管理をする上で、日常生活で何を注意したらいいですか?」
「一緒に生活して、本当にうつらないのですか?」
「CD4とか、ウイルス量という言葉の意味がわかりません。」
「子づくりや結婚はできますか?」
「本人は、どのくらい生きられるのですか?」
2015/12/4 かとう
第29回日本エイズ学会学術集会・総会(11/30〜12/1)と、世界エイズデー(12/1)に連動して始まったイベント「TOKYO AIDS WEEKS 2015」。
その中心となる催しが、11/28と29の両日、国立国際医療研究センターで開催されました。
日本一HIVの患者さんが多い病院内で、バラエティに富んだプログラムがこれでもかっ!とばかりに並びました。
映画上映あり、講演会やシンポジウムあり、トークショーありの、本当に盛りだくさんな2日間。
中でも初日に行なわれた「Gay Men’s Chorus for TOKYO AIDS WEEKS」のステージは、予想以上に好評をいただきました。
外来棟の吹き抜けロビーにあるステージをお借りして、総勢約30人の出演者が合唱を披露。
参加者は一般公募で集まったみなさんで、年齢も合唱経験年数などもさまざま。
しかも当日しか参加できないという方も数人いて、本番はどうなることか…とかなり気を揉んでいました。
土日の病院ということで、お客さんが来てくださるかが不安だったのですが、開演時間の頃には立ち見が出るほどたくさんの方々がいらしてくださいました。
槇原敬之さんの『どんなときも。』、サウンド・オブ・ミュージックから『Climb Ev’ry Mountain』、坂本九さんの『見上げてごらん夜の星を』を演奏。
その後、長谷川博史さんの詩の朗読が入り、そこで涙する方が続出していたようです。
後半、『銀河鉄道999』と中島みゆきさんの『誕生』をお届けし、アンコールには『上を向いて歩こう』を会場のみなさんと一緒に歌いました。
お揃いのTシャツにレッドリボン。
会場を包む温かい雰囲気に助けられ、笑顔と涙と感動がごちゃ混ぜになったステ キなステージになりました。
裏ではバタバタとかなり大変なこともあったのですが、無事にステージが終わってほっと一安心。
聴いてくださった方からも、ステージで歌った方からも、これ一度だけではもったいないので、またやりましょう、やってくださいという声をいただいています。
来年についてはまだ何も決まっていませんが、せっかく繋がったご縁、大切にできたらいいなと思っています。
ご参加くださったみなさん、聴いてくださった多くの方々へ、改めてありがとうございました!
2015/1/31 かとう
「地域における当事者支援のためのスタディ・プログラム」通称「ぷれスタ」。
各地のHIV陽性者や周囲の人たちへの支援の実践に役立ててもらう目的で、昨年から始まったぷれいす東京主催の研修プログラムです。
2014年2月の初回開催時に参加された病院のソーシャルワーカーが中心となって、今年から新潟で陽性者ピアミーティングが立ち上がることになりました。
東京など大きな街以外では、こうしたグループ・プログラムを定期的に実施するのはまだまだ難しい状況です。
地方ならではの難しさもあって、当事者が安心して集まる場所を作るのは本当に大変だと思います。
そんな中、ぷれいす東京での研修をきっかけに新たな動きが起こるのは素晴らしいことだし、そして嬉しいことです。
新潟陽性者ピアミーティングの名前は「らっくら」というそうです。
らっくらとは、新潟弁で「安堵・ほっと(する)」という意味なのだとか。
現地の陽性者のみなさんがほっとできる場所になるといいなと思います。
このらっくらの初回に、私がぷれいす東京から出張(レンタル?)ファシリテーターとして参加します。
現在参加者を募集中ですので、ぜひ情報を広めていただけると嬉しいです。
詳しくはこちらをご参照ください。
http://rakkura.blog.shinobi.jp/
新潟は昔何度か訪れたことがあります。
道路が広くて、綺麗な所です。
その街で始まる新しい試み、上手く行くことを願っています。
2014/9/8 かとう
今日、いくしまさんからお土産をいただきました。
「どうぶつドーナツ」
いろいろなどうぶつをドーナツで表しています。
可愛くて、食べるのがかわいそうなくらい。
結局食べちゃいましたけど(笑)。
ぷれいす東京でも、どうぶつが負けずに頑張ってくれています。
Webサイトやネスト・ニュースレター上で、キュートなくまさんとひよこが「お引っ越し」のご案内をしています。
これまでのWebやメールで使っていた【.com】が【.org】に変更になりました。
詳しくはWebサイトをご覧ください。
http://www.ptokyo.org/topics/domain_change.php
あ、どうぶつドーナツ、甘過ぎずとてもおいしかったです♡
2013/12/27 かとう
事務所に、コーヒーをサーブするマシン「バリスタ」がお目見えしました。
戴き物なのですが、昨日届いて説明書と格闘し、ようやく淹れられるようになりました。
これまで事務所でコーヒーを飲みたい場合には、ドリップで落としたり、自分でインスタントを淹れたりする感じでした。
今後は好きな時にいろいろなバリエーション・カフェが楽しめそうです。
…と言いつつ、私自身はコーヒーをほとんど飲まないんですけど(笑)。
さて、ぷれいす事務所は明日より冬休みに入ります。
今年も大変お世話になりました。
来年も宜しくお願い致します。
どうぞ良いお年を☆
2013/10/22 かとう
私事ですが、昨日が40ウン歳の誕生日でした。
昔はパーティーを開いてもらったり、大勢の人たちにお祝いをしてもらうということもありましたけど。
もうこの歳になると(笑)、何でもない普通の1日になってしまいます。
それでも「おめでとう」の言葉をもらえるのはやっぱり嬉しいもの。
めでたい…と言うよりは、ここまで生かせてもらえたことにありがとう…なんて気持ちになります。
家族や友人や職場の人たちや、自分に関わってくれた全ての方々に改めて感謝。
自分自身の「生」には、実はあまりこだわりがなくて。
それでも健康で長生きできることは、単純にありがたいことですよね。
先に逝ってしまった恩師や若くして旅立ってしまった友人らにも、きっと見守られています。
まだまだ自分にはやるべきこと、やらなければならないことがたくさんあるんだなと、この機会に改めて気付きました。
しんどいと思うこともまた人生の糧に。
もうちょっと頑張ろうと思います。
2013/9/18 かとう
先週末から昨日まで、生まれ故郷である札幌に帰っていました。
帰省の目的は、今回で最後となる「レインボーマーチ札幌」に参加するため。
1996年に始まった、日本の地方都市では最初のセクシュアル・マイノリティのパレード。
開催されない年もありましたが、今年まで継続して来ました。
16回目を迎える今回、実施のための対応が今後困難であるとのことから、ファイナルとなりました。
生まれ育った街でパレードが行われるなんて、以前は全く考えられませんでした。
最初は主催者も参加者も手探りでしたが、やがて市長など行政の首長も応援してくれるようになり、全国各地から大勢の人が集まるイベントに成長しました。
今年は台風の影響もあって、パレード当日は生憎の雨模様。
でも、スタートする頃には傘が要らないくらいになり、みんなのパワーのお陰だなと感じ入りました。
たくさんの友人や仲間と共に、いつもよりちょっと長い距離を胸を張って歩きました。
一番の繁華街で、恒例のバルーンリリース。
飛び去って行く色とりどりの風船に、いろんな想いが交錯します。
楽しくも切ない、自分にとって大切なイベントが終わりました。
第1回の時には20代だった自分も、既に40代半ば。
一つの心の拠り所がなくなってしまったようで寂しいけれど、きっとまたいつの日か何かの形で復活することを祈っています。
この時期にだけ、札幌のシンボルとも言うべきテレビ塔がレインボーカラーになります。
6色に輝くテレビ塔を見ながら、この街に生まれて本当に良かったと思いました。
故郷からパワーをもらえました。
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