陽性者と家族の日記 “つばさ”

弱気…

つばさ

 火曜日からお腹と腰が痛かったのだけど、病院に行く機会がなかったので、ペインキラーをのんで放っておいた。でも、昨日、ついに限界! 病院に行ったけど、平日じゃないから担当のドクターもおらず、いろいろ検査はしたけど処置なし。痛みや症状はいつもより全然ひどいのに、数値上はあまりいつもと変化がないらしい。腑に落ちないけど、医学ってそういうもの? で、今日も相当痛い。

 なんだか、弱気になってきた~。調子が悪い時って急に健康がありがたく思えて、調子が良くなったら感謝して生活しようなどと思う私。…とりあえず、明日は病院に行こう。

おふくろの味

つばさ

 娘がアップルパイが食べたいというので、買ってこようかと答えると、「お母さんのが食べたい」。自己流レシピで、そのときの気分でアレンジしまくりの私のアップルパイ? 思わず聞き返したら、「あのなんとなくベタ~ッとした生地がおいしいんやわ~」。

 早速作ったら、おいしい、おいしいとびっくりするほど食べてくれ、遊びに来た友達にも「な、おいしいやろ?最高やろ?」と念を押している。うれしいけど、特に凝って作ったものでないだけにちょっと恥ずかしい…。

 「私のおふくろの味はこれ」という娘。光栄だけど…もっとうまく作れるように精進しよう!

黒酢

つばさ

 ここのところ、中国の黒酢にハマッている。炒め物に入れたり、ドレッシング代わりに野菜にかけたりと、匂いは強烈なのだけど味は意外とクセがなくて使いやすい。水餃子につけて食べるのが、今のところ一番のお気に入り。

 これからの暑い季節、いつも食欲が減退するのだけど、今年はこの酢のおかげで食欲旺盛でいられるかも。料理へのさらなる活用方法を研究しなければ!

再会

つばさ

 キャラメルボックスという劇団の芝居を観た。
 この劇団は、今から十数年前、私がまだ学生だった頃、ほぼ毎演目観ていたほどお気に入りだった。

 少し前、物置で探し物をしていたら、偶然にも1991年に観た演目のパンフを発見。それからしばらくして、全国公演があることを知り、懐かしさと不思議な偶然を感じてチケットを取った。

 干支が一回りもしてしまっているから、あの時の感動は味わえないのじゃないかととても不安だった私。でも、歳月の流れは感じたけど、ギャップや違和感は感じなかった。感じることは十数年前とはもちろん違うだろうけど、やっぱり新鮮な感動とさわやかな高揚感があった。

 芝居の内容にも時の流れが関係しているのだけど、私の時間も流れているのだけど止まっているとも感じられるような、なんだか不思議な体験だった。

 

 

シカゴ♪

つばさ

 「シカゴ」を観た。

 私はミュージカルが好きなのでこの映画も好きだと思ったのだけど、やっぱりそうだった。とくにキャサリン・ゼタ・ジョーンズの歌とダンスに圧倒された。あのセクシーな太ももにも!舞台も大ヒットらしいけど、映画も期待を裏切らない。

 ゴールデンウィークには劇団四季の「キャッツ」を観て、衝撃をうけた私。「シカゴ」といい、「キャッツ」といい、あんなふうに歌って踊れたら気持ちいいだろうなぁとうらやましくなる。CDに合わせて役になりきって歌ってみるけど…やっぱり、観るほうに専念しとこう。

ゴージャス!

つばさ

 今、私は、自分の左腕を見て惚れ惚れしている。…と言っても、腕自体にではなくて、そこにつけているブレスレットに。

 ここ3日間で、リング、イヤリング、ブレスレット2つと、立て続けにビーズ・アクセサリーを作った。それまで全く作ったことはなかったのだけど、一昨日の夜に簡単なリングを一つ作ったら意外と簡単に出来たので、調子に乗って「上級者向け」のキットを買って、夜、1人で黙々と作業をした。

 出来上がりがとっても美しくてゴージャスなのもうれしいけれど、作る過程が案外楽しいことにも気付いた。「めんどくさ~い」と思っていた3日前までの自分が嘘みたい。

 これから、私の大好きな夏。アクセサリーが映える季節! 今年は自作のアクセサリーに合わせておしゃれしようっと。

我ながら…

つばさ

 私はここ数年、スケジュール帳に一言二言、その日の感想を書きこんで行くのが習慣になっている。

 今日、去年と一昨年のスケジュール帳を改めて見返してみて、今更ながら、我ながら、なんて幸せな性格なんだろうとびっくりした。つらかったこともあったはずなのに、ほとんど書いてあるのは幸せな気持ちになったことばかり。

 2年近く前の失恋した日でさえも、「ヤケになって買ってきたビールが意外においしくてハッピーな気持ちに」と書いてある。その日のビールはいつものとは違うものだったらしく、名前までメモしてあるのにもびっくり。確か、すごく泣いたはずなのに、ビールの美味さくらいで癒されてたのかな?!

 でも、無理に悲しいことを書くっていうのも嘘になるし、ま、後から見て、幸せな気持ちになったほうがいいから、これでいいとするか。

 ちなみに、今日は、「おいしいビールを思い出せてラッキー」。

願い

つばさ

 昨日、はるばる東京まで行き、「アドベンチャー・イン・モーションピクチャーズ」というカンパニーの「白鳥の湖」を観て来た。一晩寝た今でも興奮がさめない。

 「リトルダンサー」という映画の最後のシーンでこの舞台とアダム・クーパーを知って以来、ずっと観たいと思いつづけてきたのだけど、トリプル・キャストの昨日のスワンはまさにその人! 私はどちらかというとストーリーを頭で理解する方だと思っていたのだけど、昨日は、もう何が何だか理由はわからないけれど、涙がぼろぼろ出た。

 生の感動にはとてもかなわないけれど、DVDを買ったので、娘や友人と一緒に観ようと思う。で、DVDについてきたポスターがまた素敵…(ため息)。少なくとも今日1日は余韻の日だな、きっと。
 
 

 

 

現在・過去・未来

つばさ

 学期がかわるので、娘と部屋の整理をした。
 ついでに、母も定年退職なので、家族総出で、
居間、寝室、物置と、何年ぶりかの大掃除。

 娘は、整理中に思い出の品々(?)を
見始めてしまうというパターンに陥ったものの、
新学期への期待感で、机の上はどんどん片付いていく。

 私と母は何でも潔く捨てるほう。
「過去を懐かしんでもしょうがないしね~。」
「何だかんだ言っても、今が一番いいよね!」
と言い合いながら。

 父は結構、過去を懐かしむ性格のようで、
古い写真(私の中学生時代とか)を見ながら、
「この頃が一番良かったなぁ」。
 …スイマセン(^_^;)

 

つばさ

 最近、自分の部屋に初めてお花を飾った。

 ずっとお花があったらいいだろうなあと思っていたのだけど、
どうせ自分だけしか見ないからと思ってしなかった。

 でも、飾ってみたら、別に高いお花でもないし、
いい香りがするわけでもないのだけど、とてもいい気持ち。
家で仕事をする時間が長い=自分の部屋にいることが多いので、
その気持ち良さがとってもうれしい。

 どうして今までしなかったんだろう?我ながら、不思議。

 これからは季節や気分に合わせてお花を考えるという、
新たな楽しみも!何だかワクワクするなあ。