運営委員のつぶやき 矢島 嵩

矢島 嵩

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桜も咲きはじめ、すっかり春らしくなりました。暖かくなるとやはり活動的な気分になりますね。年度末までに仕上げなければならない仕事も何とか間に合い、ちょっと開放的な気分です。何か新しいことをはじめようかな~(毎年そんなことを言っていますが・・・)、ちょっと遠出をして自然にふれるのもいいかも。この数ヶ月の間こわばった身体と心をほぐしてあげよう。(これも毎年言っていますが・・・汗)

矢島 嵩

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出張続き今日この頃です。もともと自分の部屋と、仕事場と、パートナーの部屋と、実家をあちこち移動しながらの暮らしなのですが、さらに東京→大阪→沖縄 →東京というツアーを一ヶ月に2セット組み込んでみたらさすがにつかれます。何だかいつも旅行のような大荷物を持ち歩いていて、洗濯物がたまっていて、不燃ゴミを出すタイミングがなく、観葉植物もほったらかし。ちょっとこのあたりで生活を立て直したいものです。

矢島 嵩

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昨日は朝起きたら雪が降っていて、窓から見える街並みが真っ白で、まるで知らない国に来ているようでした(寝ぼけていただけ?)。でも、部屋を出て駅に向 かうころにはもう雨に変わっていて、雪景色はいつもの見慣れた風景に変わってしまいました。

子どものころは東京でももっと雪がたくさん積もっていて、その度に大騒ぎしていたっけ、そう言えば毎日毎日がエキサイティングだったなぁ・・・。今はどうだろう?それほどに感動や興奮があるだろうか?何十年もの間に起きたのは気象変動だけではなく、ピュアな感受性の後退とか、かけがえのない時間の過ごしかたの変化といったことなのかも。何だかいろいろ思い出させてく れた冬の朝でした。

矢島 嵩

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なんだか今年は忙しくバタバタと過ぎてしまったような気がします。母親曰く「忙しいのは良いことよ。それだけ期待されているってことだから」。でも「忙しいとは心を亡くすと書く」とも言い、これは校長先生の朝礼の訓話みたいだけど一理ある。

余裕をもって人と接することができなかったなと反省もしかり。いろいろなことにチャレンジできるのはありがたいことだけど、プレッシャーもほどほどが良い。さまざまな人と協働して動くのも価値のあることだけれども、立場やコミットの違いを理解した上で限界を見極めて優先順位を決めないといけないですね。

そんなふうに怒濤の一年を振り返りつつ、きょうは仕事納め。

そこそこ幸せな一年だったと思います。ありがたいことだなーとつくづくと。病床にいる友だちや、遠くにいってしまった人のことを想い、そしてみなさんの幸せをお祈りいたします。2008年がより良い年でありますように。

矢島 嵩

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明日から広島で行われるエイズ学会に参加するための発表の準備を今頃しています。高校のころの一夜漬けを思い出します。焦ります(汗)。

そもそも学会などというものはとても縁遠いものと思っていたのだけれども、やっぱり当事者不在であーだこーだ言っているのは片落ちだったり、本来の目的を見失いがちなのではないかなとも思うのです。ならばできる範囲で発信していった方がいいかなと思って、慣れないパワーポイントを使いながら冷や汗かきつつ報告をしたり、シンポジウムに出てお話しするようなことになりました。

でも、どちらかと言えば苦手、というかとっても疲れます。去年はぷれいす東京が学会事務局だったこともあり、がんばり過ぎて3キロ痩せました。今年こそは充電のつもりで気楽に参加できればいいかなと思っていたのですが・・・

矢島 嵩

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久しぶりに実家に帰ってきました。なぜだか実家に帰ると眠くて眠くて、母親の世間話を聞きながらウトウトしてしまい、気づいたら毛布が掛かっていて、なんだか子どもの頃に戻ったような・・・。

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東京ではプラスランチパーティ、大阪ではFollowの3周年パーティが同じ日に重なってしまい、迷った末に大阪へ行きました。Followの3周年パーティは陽性者、医療従事者、支援者などが一同に会して盛況で、Followが3年間しっかりと活動してきたことと、それを応援してきた関西の人たちの思いが形になったような、暖かいパーティでした。

プラスランチパーティは、滞日外国人支援団体と連携して開かれ、支援者、陽性者、パートナーが混在の多国籍「一品持ち寄りパーティ」。こちらもお国の料理や踊りありの素敵なパーティだったそうです。また、今月は女性陽性者とその支援者たち数十名による一泊二日のキャンプもあり、あちこちで新しい交流の機会がありました。

東京や大阪では数年前にくらべると、陽性者(特にゲイ・パイセクシュアル)同士が出会う機会はだいぶ増えたのだけれども、女性や滞日外国人の陽性者はまだまだ孤立しやすい状況にあるのでは?こういった試みをきっかけにネットワークが育っていくといいですね。

矢島 嵩

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台風9号が上陸した今夜、ものすごい風と雨の中を帰ってきました。駅を出て歩き始めたとたんに傘が傘でなくなってしまい(箒のような感じ、わかります?)、びしょぬれで帰宅。明日の出張は大丈夫なのだろうかとニュースを見ていたら、アナウンサーが「50代の男性が傘の骨が折れる重症・・・」ですって。傘の骨?確かに折れやすいです。でも本当に被害に会われた人がたくさんいて、笑えない状況だということが、夜が更けるにしたがって判明してきたのでした。お見舞い申し上げます。

矢島 嵩

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先日、ある地方自治体の研修会に招かれて講演に行きました。たまたま直前の一週間がものすごく仕事が忙しい時期と重なり大変だったのですが、事前に送るべき資料は送り、ワークショップの準備をして、講演の内容などもちゃんと考え、なんとか準備怠りなくその日を迎えることができたのです。ところが、当日の朝起きたら、疲れからか、風邪をこじらせた結果なのか、熱が高く、最悪のコンディション。でも、だからこそ、すごく頑張りました。それなりに受講者の反応も悪くなく、無事に研修を終えました 。「素晴らしかった」「感激しました」という感想を何人かからいただきちょっとばかり安堵したのです。

ところが、 実はその後にショックなことがあって落ち込んでしまいました。具体的には書きにくいのですが・・・。ようるするに、「素晴らしかった」「感激しました」と聞くと、当然何かアクションをおこすはずだと思う訳なのですが、そうではないようなのです。話は素晴らしかったけれども、特に動き出そうとか、何かを少しでも変えようとかするわけではない、公務だから研修に参加したわけで、それ以上でも以下でもない。そんな消極的な姿勢をつきつけられる場面があり、徒労感にうちひしがれてしまったのでした。

僕たちは自発的な意志で何かを変えようという思いで活動しているし、少しでも暮らしやすい社会になるといいなーという思いで、これでも日々小さな力を振り絞って活動しています。そんな日々を何とかやりくりして今回の研修に行ってきたのです。善良で、頑張っている人が大勢いることを理解しているつもりですが、今はどうしてもやさしい気持ちになれずにいます。明日も別の研修会があるのです。この精神状態とこの体調、、、どうしよう???

矢島 嵩

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研修会や活動報告会がつづき、がんばっていたのですが、ついに風邪をこじらせて寝込んでしまいました。夏風邪は、暖かくしたらいいのか、涼しくしたらいいのか分からず、ただただ常温解凍した切り身の魚のように、だらしなく汗ばんで回復を待っていました。

食料を買い揃えなくてはと思い、近所のスーパーへ買い物にいったときのこと。モモがおいしそうだったのだけれども、一個398円!モモって、こんなに高いの?あと半月もしたら4つでこれくらいの値段になるのに、と思いながら迷っていたんだけれども、病人は食べたいものを食べなくちゃなどと適当な言い訳を思いついたものだから、買うことに。

「桃はデリケートな果物です。強く押したりしないでください」なんて注意書きまで書いてあって、慎重に選んで、一番おいしそうにうれているのを選びました。他にいくつか買い物をして、レジにいき、支払いを済ませて、マイエコバッグに順々に買った物を詰めこんで、最後にそーっとモモを入れて帰ろうとしたその瞬間、手が滑って床にドテッと音を立てて落ちたのですよ。夏風邪で寝込んでいた自分に最大のご褒美の完璧な桃が無残!「ついてない」を100回くらい繰り返しながら家に帰りました。けっきょく、その晩にブツブツ文句を言いながら傷んだモモをたべて寝て、なぜか翌日は風邪は良くなってました。ついてる?