陽性者と家族の日記

ちょっと泣き言。

つばさ

ひとりじゃないからといって、孤独を感じないってわけではないんだなと、
最近、つくづく思ったりする。誰かがいたらいたで頼りたくなるけど、
何でもかんでも頼ることもしたくない。

そういうときに、ひとりで悩んだりしているのは、
ひとりだったとき以上にしんどいし、孤独だなって感じる。

だから、今、この日記に書いて発散(苦笑)。

夏本番!!

たたみ

髪を切りました。

暑くなると少しでも長くなるとうっとおしいので、床屋に行く頻度が上がります。

そして、髪を切ってもらっている間ふと考えた。

床屋さんは、これからあと何回。。。チョキチョキするんだろう???

数万回?ヘタしたら億とか行っちゃうんでしょうか?

こんなくだらない発想も自然に出てくるようになりました。
夏ですね・・・(笑)

夏は人を陽気にします。
梅雨も明けたし、今年の夏は楽しいことがたくさんありますように!!
去年は感染を知ってまもない頃で、気分はどん底。死ぬかと本気で思ったし。
そんな去年に比べて、今、元気であることに感謝。
元気でいられるのは永遠じゃない。
そんな気持を少しだけ胸に、この夏を大事に楽しくすごしていきたいです。

今、和菓子に、はまってます。

朱美

私と母は毎日、2回、おやつを食べます。ここのところ、ずいぶん、暑くなってきました。冷たい、おやつが食べたい。と言う事で図書館で本を、借りてきて、ここのところ毎日、いろいろ、作ってます。電子レンジを使って、本当に、簡単です。ういろう、水ようかん、草もち何でもつくれそうなのは、トライします。おいしくて、楽しい、ひとときです。                                  朱美

人間図書館

なぎさのペンギン

「ロンドンにある図書館でLiving Libraryというユニークなサービスが
開始された」という記事をオンライン雑誌で読み、興味をもちました。

ここで貸し出しを行うのは、書籍ではなく「人間」そのもの。
例えば…「警官」「イスラム教徒」「男性のベビーシッター」
「同性愛者」という言葉を聞くと、誰もがそうした人物の
イメージ(典型)を頭の中に浮かべるでしょう。
でも、そのイメージがステレオタイプに基づいていたとしたら
単純な誤解や偏見から物事が複雑に発展していって、紛争や
衝突の一因となるかも知れません。

自分が興味のある対象の人物を30分間借りて、知りたいテーマを
1対1で話してみる。それが、今までの既成概念を超えて、相互理解を
深めるきっかけになれば…というLiving Libraryのコンセプトは
とても面白いと思います。

講演会やセミナーで知見を深めるというのは誰もが経験のあること。
でも、現在の自分の日常にそれほど関わりは持たないけれど、
自分の周囲に確実に存在している見知らぬ人々とマンツーマンで
じっくり話をするチャンスなんて意外に少ないですよね。

インターネットが発達した現代、多くの人間が
「自分は森羅万象に長け、あらゆる情報を簡単に引き出せる力を
もっている」と誤解しがちになっている、そんな気がします。
だから情報の外見だけで判断せず、人間そのものと触れ合うことで
真実を確かめようという姿勢こそ重要なのだと思います。

どんなときも「対話」を絶やさぬことの大切さ….。
最近、つくづく実感させられています。

レズビアン&ゲイ映画祭

なぎさのペンギン

ローカルな話題で恐縮なのですが、先週の金曜日より
東京で「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」が開催されています。
僕も金曜日と日曜日に参加してきました。

今年は例年開催されている青山に加え、一般映画を上映している
新宿のシネコン、バルト9の一部の劇場も会場に充てられました。
一大ゲイタウンを擁する新宿とは言えど、同性愛者向けの
映画が白昼の都心の大劇場で堂々と公開されちゃうなんて、
正直言ってビックリ!
随分と冒険的な企画を立てたなと思いましたが、来場者のうち
1/3くらいがストレートなセクシャリティの人々だそうで
今の時代じゃ不思議でも何でもない光景なのかもしれません。
(僕のようなオジさんにはやはり隔世の感というか、感慨深いものが
ありますが…)

会場を見回してみると…直接話をしたことはなくても、
どこかで見かけたことがある顔でいっぱいでした。
2丁目の飲み屋だったか、駅前のスポーツクラブだったのか、
あるいは…いつかの、どこぞのハッテン場だったのか、
はっきりと覚えていないけれど。
そういえば、何かのイベントで顔を見たノンケの人たちも来ている。

素性もよく知らない人たちだけど、今、一緒にこの場所にいて
同じ映画を見て一緒に笑って、泣いているんだな…って思ったら、
訳もなく嬉しくなれました。
これ、REALなLIVING TOGETHERってことですよね?
互いが互いに勇気を与え合っている、いちばん分かりやすい姿じゃ
ないですか。

今年は、昨年の「3本の針」のように正面からHIVをテーマに扱った
映画がないのが残念ですが、興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
(7/17~7/21までは青山スパイラルホールで開催されています)

娘へのカミングアウトその後

つばさ

娘に、自分がHIV陽性であるということと、
付き合っている人がいるということを話してしばらく経つ。

このことを話した友達はほどんどが「良かったね」と
言ってくれたのだけど、ひとりだけ違う意見の友達が。

とくに二つ目のことに関して、彼女いわく、
「子どもというのは勝手なものだよ。
もう少し大きくなって自分にも好きな人ができたら、
『お母さんも誰かと幸せになって』と思うかもしれない。
でも、まだ中学生くらいでは、口では『良かったね』とか言うかもしれないけど、
本当は『お母さんは自分だけのお母さんでいてほしい』って思ってるよ」。

「あなたは『言ってよかった。これから何でも正直に話せる』っていうけど、
それは自分が楽になっただけでしょ。」

たしかにそうかもなあ。

娘も新しい学年になって以降、いろいろと悩んでいることがあるみたいだし、
そんなときに私はさらに悩みの種を与えてしまったのかも。

う~ん・・・。子育てって難しい。
でも、もう言ってしまったことは取り返せないのだから、
これからどうやっていくかを考えていかなくちゃ。

もう、夏が・・・

ガジ

気が付くと、扇風機やクーラーなしでは
寝苦しい季節になってきた。
この頃になると、「過ごしやすい季節は短いなぁ」と
毎年、実感している。

夏は当たり前のように、毎年やってくる。
四季それぞれ同じように大切だけど、
その中でも夏はやっぱり、自分にとっても
特別なもののように思えてしまうのは
今、住んでいる地方に移り住んだのが
夏だったからかもしれない。
ついつい、「○度目の夏が来た」と考えてしまう。

今年の夏はどんな想い出を作ることが出来るのだろうか??
夏の始まりは、訳もなくそんなワクワク感がある。

いよいよ、薬、変えるかも?

朱美

私は、10年以上、AZTと3TC二剤で、頑張ってきました。
最近は、ウィルス量も数千に、なり、主治医から、
たびたび、薬の、変更を迫られていました。ただ、体調
が、とても、良かったので、今のままでと、言い続けて
きたのです。
ところが、先日の受診日に、帯状疱疹に、なった事を
報告したのです。そうしたら、薬の耐性検査を、する
ことに、なりその結果、薬変えたらとゆう事に、なって
しまいました。今までの二剤で、あわよくば、一生変え
ないでいくかもなどと思っていた、私は正直がっかり
しました。
今は、来るべきものが、来たかと、観念はしました。
ただ、薬にかんしては、化石のように古い情報しかない
のですから、これから調べてみるつもりです。 

残念ないい匂い。

たたみ

うちのお風呂には小さい窓がついていて、換気がとてもしやすいんです。

でも問題があります。

隣?か裏?のお宅の料理の匂いががんがん入ってくるんです。

つい最近は、お風呂に入っている間に

・ゴマ油を熱した
・何かを炒めた
・焼肉のたれのような匂い
という調理の一連の流れを入浴しながら満喫してしまいました。

おそらく、肉野菜炒めか回鍋肉といった料理が出来上がった模様です。

先日はカレー風呂にでも入っているかのような錯覚に陥るカレーの匂いを堪能。

こうなると、せっかくのシャンプーの匂いもボディーソープの匂いも
すべて打ち消されてしまい、風呂上りの爽快感ぶち壊しです。

お風呂じゃなければとてもいい匂いなのにな~。
本当に残念ないい匂いです。

笹に願いを

つばさ

私が使う空港は季節に合わせていろんなディスプレイがされている。
3月に来たときはひなまつり、5月は端午の節句というように。
今回は七夕。笹がたててあり、短冊に自由に願い事を書くことができた。

アラフォーの私も一枚願い事を書いてみた。
親子連れが多いなか、ちょっと恥ずかしかったけど・・・。

願い事は・・・ヒミツ。
言うとかなわない気もするし(って、お正月の夢の話だっけ?)。
短冊に願いを書くなんて、娘の保育園のとき以来で、
なんだか願い事がかないそうな気がしてうれしかった。

というわけで、今はバンコク。
今度は明日から二日間ミーティングで、ぶらぶらする間もなく即帰国。
今日はスパに行ってリラックスできたのでとてもいい気分。
明日からのミーティングもこの気持ちでがんばろうっと。