陽性者と家族の日記

母の日

つばさ

 今日は母の日。何か日頃の感謝を表すことをしたいと思いつつ、
昨日から用があって泊まりで、今日帰れたのは夕方。
ごはんでも作ろうかなと思っていたのだけどそれもできず、
逆にわざわざ私のためにごはんを作ってもらってしまった。

 ここ数年、つくづく母のありがたさを感じる。
私が仕事をしたり、HIVのことに関わったりできるのは、
本当に母のおかげだなあと思う。

 それはもちろん、娘の面倒をみてもらっているとか、
目に見えることもあるのだけど、それより何より、
母が理解してくれている、応援してくれているという、
強い安心感があることが大きい。

 本当は、こういうことを面と向かって言えばいいのだろうけど、
なかなか照れくさくって言えないまま、今年もプレゼントと
「ありがとう」の一言で終わってしまいそう。
せめて毎日、小さい「ありがとう」をいっぱい積み重ねるようにしよう。

衣替え

ガジ

働き始めてからの習慣で、G。W。明けから
スーツを夏用に替えることにしている。
先ほど、スーツの入れ替えをして
ホッと一息入れているところです。

格段のこだわりがあるわけではないが。
自分が生活している地域では
正直5月でも、雨が降ると涼しい時もあるけど。

暑くなってくるといつも思うのは、通勤時に見かける
普段着通勤の職業の人に憧れるが
実際には服のセンスがないので、スーツの方が
自分にとっては無難であることもよく自覚している。
馬子にも衣装でそれらしくも見えるし(笑)

ふと考えてみると、ここ数年は
冬間近まで夏用スーツを着ていたりする。
地球温暖化のせいか、自分の体温調節がおかしいのか・・・・

GW

hiroki

久々に日記を書きます。
年度末と年初は事務員にとっては年間で一番忙しい季節。
今が踏ん張りどきかなぁ。
ということで、当然GWも返上で仕事(泣)
その代わり、5月下旬や6月に代休をもらって旅行でも行こうかと!

先週、両親が1週間、台湾へ行ってきました。
何でも物価は日本の4分の1。
食べ物も美味しくて、温泉もある。
また、亜熱帯気候なので半袖で過ごせたようで。

昨晩は、夕飯にと台湾料理屋へ友人と行った。
肉を使っていないベジタリアン料理屋だが、味がとても良い。
調理法で素材本来の旨みが良く出せているのだと思う。
地元でこれだけのものを食べられるのだから、本場ならば!

最近は、中国喫茶にはまっている。
普通のカフェに飽きてしまって。
また、健康に気を使い出したら、多様な中国茶の効能が気になりだして。
機会があったら勉強してみたいな、ナンテ。

仕事が落ち着いたら行っちゃおうかな・・・台湾。
現地の料理屋や中国茶の喫茶店(あるのかな)見てみたい。
両親曰く、スタバはあったとのこと。(笑)
そんなことを考えながら、明日も追い込みの仕事をガンバロ。

先輩トレーニング中

ガジ

職場にずい分、久しぶりに新人(男性)が来た。
入ってすぐ辞めてしまった人なんかを除くと、
後輩を持った経験がなかったので
(10年以上一番下っ端だったのです)
自分とは10年以上の歳の差があるし、当初は
どうやって彼と話をしていこうかと浮き足立っていた。
けれど、そんなフレッシュな気持ちはどこへ行ったやら、
最近は彼の話に敢えてチャネリングする気がない
今までどおりの自分に気が付いた。

よくよく原因を考えてみた。
そりゃ、10年以上も後輩だけをやってきて
いきなり「いい先輩」にはなれないでしょう。
自分も彼をして先輩になる訓練をしていくのだと。
ま、自分も彼以上にがんばらないといけないのかな?

時折、仕事を教えている最中、
「自分も当時はこんなに察しが悪かったのか??」と
驚いてしまうというか、閉口してしまうことがしばしば・・・・
続いてくれるといいなぁとも思いながら。

「平成生まれ」が入社してくるのも、
遠い未来ではないし?!(汗)

行なうは難し

ガジ

嫁さんと外食時に気になった風景をひとつ。
隣のボックス席の家族連れに、
食事に飽きてしまった小さい男の子が
店中を走り回っていた。
大声で楽しげにはしゃぐ姿は確かに迷惑だったが、
子供がじっとしていられないことは
仕方がないところもあるから
割と寛大に静観していた。

しかし、お父さんが何度も注意をしている言い方の
「お店の人に怒られるよ!」というのが
すごく気になった。

『お店の人』じゃなくて、『お父さん』が
怒っているとなぜ子供に言わないのか??と。
嫁さんにもその場で「どう思う?」と話して、
支持を得て安心(笑)

で、どうしたかと言いますと・・・・
その家族よりも自分たちの方が
先に撤収したのもあるけど、
思うだけでそのお父さんに忠告できるほど
立派な人間でもないし、怖いので
何もできませんでした。

おばあちゃん

つばさ

 今日はおばあちゃんの一周忌のお参りだった。
 もう、1年経ったのかという気もするし、
まだ1年しか経ってないのかという気もする。

 すっかり、おばあちゃんのいない生活に慣れてしまったけど、
おばあちゃんの好きだったお饅頭や三ツ矢サイダーを見たり、
おばあちゃんがよく作ってくれたりんごと甘い玉子焼きのサラダを
作ったりすると、穏やか~に笑っていた顔を思い出す。

 亡くなった日に、おばあちゃんが手折って部屋に挿していた八重桜も、
今年はまだ咲かないかと思ったのに、ちゃんと美しく咲いていた。
昨日はすごい寒い日だったのに、今日はお参りの時間だけ、
急に晴れて穏やかな天気になった。今は雨が降っているのに!

 もうここにはいないけど、おばあちゃんのことを思い出すと、
すごく暖かい気持ちになって、見守ってもらってるんだなと、
理屈じゃなく思う。

「ありがとう、おばあちゃん。
これからも、私たち家族を見守っていてね!」
お経を読みながら、そう思った。

 

Always a Bridesmaid never a Bride

Lyric

For some people the glass is half-full or half-empty: they have positive or negative points of view. For others, their cups run over.

My brother wrote to say this morning I’m going to be an uncle–again! My sisters and brothers are parents; I’m the oldest. At first it was cute to be the fabulous gay uncle but now it just seems lonesome. My parents will be new grandparents except they won’t have a grandchild from their favorite son: me.

I love children, especially my nieces and nephews. Understandably, I won’t ever reproduce–not even if I wanted to. Moments like this are heartbreaking.

Some of my siblings are married and others single, but single parents have the comfort and love of their children. For single gay men there are material comforts and the stylish life–friends, discos, shopping, giving yourself every thing you’ve ever dreamed of.

Regardless of my personal accomplishments I am always yearning for something more. Ultimately satisfaction is within and not outside of myself; neither can I expect satisfaction from another human being.

Before coming to Tokyo I gave a set of vintage goblets to a friend. Recentely, a friend who came to visit gave me a pair of gorgeous Italian flutes. Now they are in my kitchen, perfect for me or to share with someone special. My thirst may be unquenchable but I know how to find refreshment. And I always drink in style.

独立

つばさ

 今日は娘と私にとって記念すべき日となった。
…なんていうと大げさだけど、二人がそれぞれの部屋を
持つことにしたのである。

 これまではお互いの机を並べた部屋が勉強部屋兼リビング、
セミダブルベッドを並べた部屋が寝室と、二人で一緒だった。

 でも、6年生になり、「一人の部屋にしたい」と宣言。
お天気のよい今日を利用して、父と母に手伝ってもらって、
家具の大移動をした。

 ベッド、机、本棚、電子ピアノ。
まだ洋服ダンスはないけれど、ほぼ自分の思う通りの
部屋ができて、満足げな娘。

 昨日までは添い寝だったのに、ちゃんと眠れるかなあ。
ちょっと心配。そして、ちょっと寂しい私。

さくら いんでっくす

ガジ

日付が変わったので昨日のことだが、
天気予報に煽られて昼間・夜と花見に出かけた。

昼間は犬も一緒に桜並木を経由して
近所の商店街に買い物がてら。
当然ながら、犬は桜なんぞの風情には
全く興味がないご様子。
やはり「花より団子」なのか?!
今年からメンバーが増えたのはいいけど(笑)

眠っている犬はお留守番ということで
夜は嫁さんと二人で。
薬を飲み始めてから4回目の桜の季節を迎えて
恒例になった「去年と今年の自分比べ」をする。

成長なのかは・・・・??だけど、
少し気負っていた気持ちが緩んできたかも。
それを「自然」と呼ぶのかは分からない。
色んなことが順風満帆でもなく、体調を崩したり
仕事やその他で思い悩む時もあるけど
桜を見て微笑む嫁さんと桜に関心のない犬に感謝したい。
今、こうして穏やかな心情を保っていられることを。

徐行運転

蔵人

今日は朝病院に行って、それから職場へ向かった。

乗換駅から快速電車に乗り、華やかに色づく窓の外の風景を眺める。

次の駅を出発して、しばらく経ったころ、静かに電車が減速した。
「あれ、いつもはこんな所で遅くならないのにな」と思いつつ、外を見ると丁度そこは外濠沿いの桜並木が美しいところ。ソメイヨシノは7分咲き位でなかなかいい見頃である。お濠のそばを電車はゆっくりゆっくりとすすみ、桜並木が途切れるあたりになって再び速度を上げて走り始めた。

もしかしたら、これって、「サービス運転」っていうものなのかなぁ。ほら、ド田舎の渓谷の鉄橋あたりで乗客に見せるためにわざと一時停止したりするサービス。間隔が割と空いている昼間とはいえ、こんな都心部の電車でわざわざするものなのか。でもタイミングがあまりにもピッタリだったし。。。謎だ。
下手に公表されると問題になったりするせち辛い世の中だから多分ずっと謎のままだろう。

仮にこれがホントの「サービス」だったとしたら、粋な計らいを思いついた関係者には心の中で拍手。