陽性者と家族の日記

湿気た床

蔵人

毎年東京の秋雨のしつこさには辟易しているが、今年は台風の接近が多かったのか余計に雨ばかりでうんざり。
むかし有名な気象予報士が「天気には見えない『補償機能』みたいなものがあって雨が多い時期が続くとその後にそれを取り返すかのように晴れの日が続いたりするんですよね・・・」といっていたのを思い出す。
今年の空梅雨(気象庁はそうは発表していないけど)と10月の大雨はまさにその関係と思う。

今朝はまずまずの天気だがまだかなり湿気があるようで、床掃除をすると「お掃除ワイパー」の滑りが妙に重たい。塵が湿気を吸ってるよう。

ところで、都心部の小学校でインフルエンザが原因と見られる学級閉鎖が実施されたと聞いてちょっと驚いた。
インフルエンザウィルスは湿気に弱かったんでは・・・こんなに空気中ぴちょん君だらけの状態で一体どんなウィルスが猛威を振るってるというんだろう?
何か別の流行熱の類では?それとも集団仮病の学童スト?

まあ、真実はともかく、そろそろその手の話題が出てくる季節になったんだなぁ。
今度外来に行く時にワクチンを打ってもらおうかな。

悶絶 再び

ガジ

晩飯後、座布団に座って、嫁さんと並んで
テレビをぼぉ~と観てたら、
嫁さんが急に悲鳴を上げた!
ボクの座布団に結構大きな虫がとまってたのを
発見したからなのだが。

ボクはむしろ、その声にビビって
急に無理な体勢をとったために
ようやく治りかけてた捻挫した左足首を
再びグキリと・・・・
またまたあまりに痛さに声も出せず。
これは何かの陰謀か、単なる嫌がらせか。

病院通いはさらに続きそう・・・・

消えるお金?!

つばさ

 フルタイムで働き始めてから、
車通勤で家と会社の往復をするだけで、
途中によるコンビニもないし、
お昼はお弁当なので、平日は全くお金を使わない。
さぞかしお金が貯まるだろうと思ったけど、
3ヶ月経った今、そうでもないという事実に気づいた。
なぜだ?!

 まず、第一に娘の習い事の月謝。
使ったという意識がなくても、引き落とされる。
毎月数万単位。これは大きい。でもしょうがない。

 そして薬代。これもしょうがない。

 それとは別に、カードの支払いなどの明細を見直してみると、
けっこうネットで買い物をしていることが判明。
これじゃ、週末しか遊びに行かなくてもお金が減っていくはずだ。

 一番多いのはペーパーバック。
わたしは多読なので、なるべく本は図書館で借りようと
思っているのだけど、田舎の図書館には洋書はない。
だからしょうがない。

 次に多いのは、舞台のチケット。単価が高い!
でもわたしの一番の趣味だから、これも譲れない。
本当に観たいものに絞っているつもりだし…(だんだん小声)。

 便利な世の中っていうのはお金を使うにも便利なんだなあ。
しょうがない、しょうがないと言わないで、
ちょっとまじめに考え直さないと!と思った秋の夜長。

数珠つなぎ

ガジ

足掛け一年ほど悩まされている手のしびれが
クスリの副作用ではない可能性が判った。
それは、薬指と小指に加えて、人差し指まで
しびれてきたのを契機に主治医から
整形外科の受診を勧められ、
MRI検査をして判ったことなのだが。

所見は兆候はみられても重篤な状況ではないので
結局、経過観察となったのだが
何かにつけてクスリの副作用と結び付けがちな
自分には、いい経験になったかも。

しかし、先日の足の捻挫がこのしびれと
何らかの因果関係があるのでは?と示唆され、
今度は別の意味でビビってしまっている・・・・

まぁまたポエムのようなものですが

蔵人

今の世の中は「便利になること」を至上命題としている気がする。
でも、何故便利になることを望むのか?
それは、不便さを楽しむ余裕がなくなっているから。

そんなことを考えながら
傾きかけた上弦の月を眺めた。

瀑布のある駅舎

蔵人

いや凄い雨。
今日は早めに帰らないと電車が止まるかなと思い、駅に向かう。
ホームに着くといつものこの時間(18時過ぎ)より人がかなり多い。
電車はすぐにやってきたが、ナニこれ。
隙間が見えないほどのギュウギュウ詰め。
そんなに大して遅れている訳ではなさそうなのに・・・
自分だけではなく誰もが早く帰ろうとすると夕方の電車もこんなになってしまうんだな、と妙に納得。
ギュウギュウ詰めが嫌なので次の駅で各駅停車に乗り換えよう。

「ご利用ありがとうございます。御茶ノ水に到着です。」
さて、各駅停車への乗換はホームの反対側でとても便利なのだが、そこに思わぬ障害物が。。。
なんと、ホームの中央にもの凄い滝が出来上がっている。
「雨漏り」のレベルではなく、滝だ。
この駅舎はボロい。雨が降るとあちこちから雨漏りするのは知っていたが、まさかここまでとは。

今日の雨降りは確かに普通じゃないけど、これはさすがにマズ過ぎ。
駅舎改修の予算、おねがいだから少し取って頂戴よ。

コミケ?!

ガジ

ここのところ、相変わらず足首の捻挫の治療で
近所の接骨院通いを続けている。
そのせいか非日常的な経験をしている。
それは普段、話すことのない近隣の患者仲間(?!)と
話す機会ができたこと。
といっても一方的に話しかけられるのがほとんどだが。

一週間経ち、台風の爪跡が落ち着いたと思っていたら、
いまだに片付けに奔走している地域があるとか
割と近くに住んでいる人が土砂崩れで亡くなってしまったとか
がけ崩れで依然、片側通行の道がすぐそばにあるとか。

病院の性格上、割と高齢の方が多いせいか、
自然とそういう情報を持ち寄って来るようだ。
先生もそんな話を患者さんから聞いているので
施術しながら、色んなことを話してくれる。

地域のコミュニケーションの場に
ひと時、参加している感じ。
でも、できれば回復して早く卒業したい。

母が、かなり、良くなりました。

朱美

お久しぶりです。なかなか忙しくて、書きこみできません。
母は、大分、元気になって、ホットしてます。年齢からいっても良くなるのは、難しくて現状維持かなと思っていたのですが、針治療がよかったのか、動けるようになりました。あと何年間は、頑張って欲しいんですが。

食は人生なり!

つばさ

 会社でいつも一緒に昼食を食べている女性のなかで、
一人、毎日おいしそうなお弁当を持ってくる人がいる。
だんなさまが作ってくれるのだそうだ。

 あるときはちらしずし、あるときはカツ丼。
そして、巻き寿司といなり寿司、幕の内弁当などなど、
たまにわたしもおすそ分けをいただくのだけど、
本当に「これは売れるで~!」というくらいの腕前。
味はもちろん、盛り付けもすごいセンスがある。

 料理人かと思えばそうでもなく、彼女いわく、
「ふつうの会社に勤めているふつうの人」。

 二人とも40代半ばで、高校生のお子さんもいて、
結婚生活もそれなりに長いのだと思うけど、
お弁当のことだけでなく、こんな夫婦っていいなあと
思うことばかり。

 食べるということを大事にする人っていうのは、
女であれ男であれ、人生を楽しめる人なんじゃないかと、
この2ヶ月半くらい、彼女のお弁当を見てつくづく感じている。 

家族

つばさ

 先週末、甥と姪の運動会があった。
そのとき、義理の妹(弟の奥さん)のお母さんが、
弟が言ったことばを教えてくれた。

 弟は先月末、大学卒業以来続けてきた仕事を辞め、
今週から新しい仕事についたのだけど、
その報告に義理のご両親のお宅に伺ったときのこと。

 「転職するのは不安もあるけれど、
自分は三人の子どもたちのためにがんばりたい、
しっかり守っていってやりたい」と弟は言ったそうだ。
具体的に子どもたちの名前を挙げたのだけど、
その一番にわたしの娘の名前も入っていたと。

 本当に優しい人やと思ったわ、と義理のお母さんが
涙ぐみながら話をしてくれ、わたしも胸がジンとなって、
二人で運動会という場違いな場所で泣いてしまった。

 今でも胸がいっぱい。
 わたしも家族を精一杯幸せにしようと思う。