陽性者と家族の日記

マッキー♪

つばさ

 先月末から何となく体調が悪く、すっきりしなくて、
今朝は珍しく仕事に行くのがちょっと憂うつだった。
で、元気を出そうと、昨日買ったばっかりでまだ聴いてなかった、
槇原敬之の新しいアルバムを車で聴きながら出勤した。

 効果てきめん! 
 10分あまりの通勤時間なんだけど、会社の駐車場に着く頃には、
家を出るときとは打って変わって「元気出そっ!」という気持ちに。

 で、1日、すっきり仕事をして、帰ってきたら、
娘がハナがつまっていて非常に不機嫌&元気がなかった。
なにげなくそのCDをかけたら、またまた効果てきめん!
さすがにハナは止まらなかったけど、
2曲も終わらないうちに、笑顔になって一緒に歌いだした。

 今、娘は眠っていて、私はまたCDを聴いている。
ここ2週間くらいの体調の悪さが吹き飛んだ感じ。
今夜はこれまでしんどくてできなかったことがいろいろできそう。
音楽の力ってすごい! マッキー、ありがと~!

 

ネガティブ シンキング

ガジ

最近、左手のしびれがひどくなってきて、
気がつくと新たに人差し指がしびれ出し
5本のうち3本が違和感あり。
親指と中指は何ともないせいか、
無意識に親指と中指で輪をつくり、触感を確認して
安心している。
クスリが原因とは考えないようにしているが、
(副作用の場合、両方に出ることが多いそうなので)
気弱な時はふとそれに結び付けようとする自分がいる。
ブラインドタッチが以前のようにできなくなったことは
何とも思わないけど。

先日、買い物に行って特売の玉子
「お一人様1パック限り」を嫁さんとゲットした帰り、
油断したのか、家の玄関付近で落としてしまって
半分以上をダメにしてしまった。
(気がつくとむしろ割高に・・・・)
左手に袋をもっていたのがそもそもの間違いだが。

人から見たら些細な事だけど、
無性に自分が役立たずになったような気がしてきて
かなり落ち込んでしまった。
こんなんで彼女を守っていけるのか・・・・と。
パートナーを守っていくんだという気持ちが
自分の場合は日々の生活の推進力になっている。
嫁さんにあんまり心配かけないようにと思ってたのに
しびれがひどくなってることをその時、告白して
何だか二人で落ち込んでしまった。

そんな時などは、クスリと結び付けようと考える自分と
闘っている。

ピアノ

つばさ

 もうすぐ、娘のピアノの発表会。
のんびりやの娘もさすがにあせってきたらしく、
一生懸命練習している。

 私はピアノを数年習ってやめたクチなので、
音符が全く読めないし、両手で弾けるのは
「ねこ踏んじゃった」くらい…。

 だから、娘が暗譜して両手で弾くを見ると、
それだけですごいことのように思える。
他のお母さんたちは、子どもの練習を聴いて
いろいろアドバイスをするらしいけど、
私にとっては、弾けるだけで感動モノである。

 毎回毎回、弾くたびに拍手で大絶賛の私に、
娘も最初はうれしそうだったけど、
最近は「お母さんの拍手はあてにならんな~」。

 発表会ではスタンディング・オベーションかも。
…ただの親バカ?!

 

こんにちは!

ヤマモト

すんごい久しぶりなんです…だめですね、日記普段からつけない(習慣がない)と。反省。
気がつけば、もう8月もおわりじゃないですか!
さて、どたばた その5。懲りずに(^^;
前回、遠くの病院で、いきなり、投薬を開始することになりました、というとこまで書きました。通常、抗HIV薬は、毎日飲み続けるものですから、処方される量も、1ヶ月分とかになりますが、薬の相性とか、副作用の有無なんかを経過観察するために、最初は2週間分くらいを処方されます。自分もそうでした。が、時期が悪かった!最初の薬をいただいたのは、年末。次回は年明け。で、事件はお正月に起きましたさ。飲み始めてすぐ、倦怠感、膨満感、吐き気がありましたが、なんとか我慢して飲んでました。しかし、全身に発疹が現れました!痛みやかゆみは無いんだけど、明らかにおかしい!でも、正月中で病院に相談もできず…。そこで、とった行動は、正月明け早々、上京して、ぷれいす東京に行ったのでした!

選択肢

ガジ

久しぶりに治療ネタです。

先日、通院の際に主治医より
「数値が安定しているので、一日一回の投薬で済む
薬の選択も可能」と、情報をもらった。

薬を飲み始めて一年半になるが、
多少の副作用はあっても重篤な状況を
経験したわけでもないので、
今のところはこのままでと思っている。
こういうところを保守的というのか・・・・

確かに一日一回となれば日中、職場で投薬時に
干渉されたり、時計を気にしながら
飲むタイミングを確認することはなくなるのだろう。
そして予定のない休日に、投薬を気にすることなく
思うままに惰眠を貪ることが可能となるのは魅力かも。
これもある意味、QOLの向上かと。

まぁ、今の薬に固執するのではなく
柔軟に選択を考えられるようになるには
もう少し時間がかかりそう。

雅典奥林匹克!

つばさ

 始まるまではそんなに興味がなかったオリンピックだけど、
体操&マラソンをきっかけに、毎日楽しみに見るようになった。

 出るだけでもすごいことなのに、すごいプレッシャーのなか、
自分の実力を出しきれる選手たち。
精神力の強さってこういうことを言うんだろうなあと思う。

 女子マラソンでは、野口みずき選手のゴールシーンはもちろん、
脱落していく選手の悔しそうな姿を見て、涙涙。

 時間が時間なので、ほとんど録画かダイジェストでしか
見られないのがちょっと残念だけど、
いいシーンは録画で見てもやっぱりいい。

 日本選手ももちろんだけど、全員がんばれ~!

 注:タイトルは中国語で「アテネオリンピック」。
 文字化けではありません。

追憶

蔵人

入院のネタでもうひとつ。

入院してからしばらく食事が取れなかったので、丸4日間ずっと点滴をされていた。
点滴は初めてではないが、こんなに長い間打ち続けたのはおそらく初めてだったと思う。
この病院ではどうやら点滴針を刺すのはナースではなく医者の仕事らしいのだが、私の担当医はキャリアが浅そうで手つきも何だかぎこちがない。
不安は的中。2日で針の周りが赤く腫れ出した。ナースに報告して別の場所に差し直しすることになったが、また別の若い医者がこれがまたぎこちない手つきで針を扱うのだ。結局これも2日で駄目になりその時点で点滴打ち止めとなった。やれやれ。

点滴の後は腕が少し腫れて鈍い痛みが少し残る。
自分の相方がその昔点滴が上手く行かずに腕をパンパンに腫らしていたのを思い出した。

少し懐かしくて、つらかった記憶。

素朴な疑問

蔵人

世間が盆休みに入ろうかとする時期に、私は体調を崩して1週間ほど入院してしまった。
本当はその1週間で〆切りつきの仕事を片付けるつもりだったのだが・・・要は休め、という天命なのだろう、ということで諦めをつけ、点滴台に繋がれたまま本を読むのとテレビを見るだけの退屈な日々を過ごした。

退屈だが重症ではないので気晴らしに点滴台を押しながら病院内を時々ウロウロする。
1階に降りるのにエレベータに乗ったとき、途中階で外国人の少女が乗ってきた。どこかで見た気がする・・・と思ったら、この前ニュースに出ていた某中東国から来た少女だった。戦禍で頭に入ったままの銃弾を取り除く手術だったらしいが、全然元気そうだ。首尾よくいったのだろうか?

ふと思ったこと。
「何故一人だけ治療に連れて来るの?」

宿題

つばさ

 昨日、仕事から帰ってくると、「待ってました!」と
いうように、母が娘の生活態度について文句を言ってきた。

 要約すると、
「毎日、だらだら、ぼーっとしているので見ていてイライラする」
「週末にビシッと言ってやってほしい」ということらしい。

 確かに宿題もやるやると言いつつまだまだ終わらないし、
自由研究の課題で今週やるはずだった絵もキャンバスは真っ白。
そして、一番すごいことに、本人にあせりの色なし。

 今も机に向かっているので、何かやっているのかと思いきや、
スケッチブックに何か落書きをしているようだ。
「これって、もしかして絵を描く準備?」ときいたら、
「別に。関係ないよ」

 結局、宿題ができてもできなくても自分の責任なんだから、
放っておいていいと私は思うんだけど。
どうすべきなんだろう?!

 

 

ぶろいらー

ガジ

お盆休みに親戚の家をまわった。
久しぶりに会ったのもあり、かなり手厚い待遇。
子供の頃からかわいがってもらっているせいか、
いつまで経っても子供扱い。
(嫁さんも連れて、既にいい歳なのに)

毎度の事ながら、
よほど暮らし振りがよろしくないと見えるのか
「遠慮しないで食べていけ」と。
やはり無下にはことわれず、
嫁さんがこなせない分を自分がカバーするという
パターンでブロイラー状態に・・・・

数日後に胃腸の精密検査を控えているのに
こんなんでいいのだろうか?

「後悔、先に立たず」を地で行く自分は
しばらくしたら成長した腹を見て
またまた、この気持ちを味わうことになるだろう。