ぷれいすVoice

セックスワークに関する相談を受けるために

しほ

セックスワーカーのセクシュアルヘルスに関する取り組みを長年行っているSWASH代表である要友紀子さんを招いた学習会に参加した。HLのスタッフだけではなく、あらゆる分野の支援員に聞いてほしいと願う内容だった。特に印象的だったのは「セックスワーカーからの相談だから対応がわからない。SWASHにつなげればいいや、とならないでほしい」という指摘だった。相談を受ける私たちが、性産業に対する知識(極論ではなく現場で働く人の声が中心にあるもの)を増やし、内なる偏見を減らすことが包括的な相談支援につながるのだと感じた。LGBTQコミュニティは、性的少数者である事を理由に暴力を振るわれたり哀れな弱者とみなされる社会に抵抗してきた。それと同様に性労働者の権利や生活も当たり前に守られる社会であってほしい。

*2022年3月20日に開催された、ぷれいす東京HL部門研修会(講師:SWASH代表 要友紀子さん)の感想より。

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