あづさ
HIV/AIDSについて、「日本では検査を受ける人が意外と少ないらしい」とか、「検査に繋がらないのは性教育について日本の保守的な性格も関係しているのかな?」等の自分が持つぼやけた知識や疑問に加え、「感染原因って主にsexだったよな。みんな愛する人とsexはしたいのに治療法は開発途中だし、なんか皮肉な病気だな…。」といった考えにより、高校生ぐらいの時から関心を持っていました。
私の場合HIV/AIDSの理解と啓発に繋がる活動がしたいという気持ちが強かったものの、研修中のワークでは「こういう時自分だったらどう考えるか、対応するか」といった場面に弱く、短時間でテーマに沿った考えを述べる時も「ここでこれを言っても良いのだろうか?」という不安が先行し、言葉の選び方や表現方法に戸惑ってばかりいました。でも、一緒に研修を受けていた方々に言っていただけた「当事者でない人たちが理解しようと努めてくれることが嬉しい」という一言により、手探りしながらでもいいから、この問題について自分の理解を深め、向き合って考え、活動に反映していきたいと思うようになりました。
研修後、当初検討していなかったバディの活動にも参加を決めました。各活動の部門研修はこれから行われますが、毎度向き合って考えるのと反省を繰り返しながら長く活動していきたいです。
(2017年度新人ボランティア合同研修報告「参加者感想文」より)