タカヒロ
「ボランティアスタッフは是非やってみたいけど、本当に自分にやっていけるのか・・・」
研修初日に会場へ向かう時は、こんな感じでした。
去年、東京で開催された日本エイズ学会や関連イベントに初めて参加し、想像以上の多くの人たちが関わっているのを見て、自分の視野の狭さを痛感しました。特に、当事者自身が様々な場面で活動している姿に、触発されたのは言うまでもありません。
とは言っても、いざ研修参加となると不安が先に出てきてしまう状態だったのですが、「とにかく、参加しないことには始まらない!」と意識して、研修会場に入りました。
社会的背景や性感染症の基礎知識などの講義は、改めて今までの自分の知識が浅かった事がわかりましたが、解りやすい解説をして頂いたので、とても助かりました。
リスクアセスメントや相手のある保健行動などのグループワークは、初対面の参加者同士に緊張することもありましたが、グループワークを進めるうちに打ち解けてきて、一緒に取り組んでいる心地良い感覚を感じることができました。
最後に、希望する部門を提出するのですが、この時点でまだ自分の希望が決まっていなかったので悩んでしまいましたが、学会の関連イベントにも関わっているGフレを希望する事ができました。
今後の活動参加に対して全く不安が無い訳ではありませんが、無理なく、出来る時に、でも長く活動に参加したいと考えています。
(2016年度新人ボランティア合同研修報告「参加者感想文」より)