丸井
セックスワーカーの現状、性産業の構成と傾向等について、盛り沢山の内容を分かりやすく説明していただき大満足の研修会でした。特に「法的フレーム・社会的フレームによるセックスワーカーの不安全」に関しては、差別や偏見といった人権にかかわる社会的な問題と労働者としてのセックスワーカーに関する法的な規制や労働環境について解説していただき、単にワーカーと利用者だけの課題ではないことがわかりました。また、「ハームリダクション」や「リスクアセスメント」についても大変参考になり、日頃の活動に幅広く応用させていただきたい内容でした。研修会を通して、誰の視点で物事を見るかによってセックスワークの捉え方は異なるということを理解するとともに、セックスワーカーたちに起きている現実に向き合うことが必要であると感じました。
*2022年3月20日に開催された、ぷれいす東京HL部門研修会(講師:SWASH代表 要友紀子さん)の感想より。