陽性者と家族の日記 “つばさ”

カラオケ♪

つばさ

娘の参観日だったので、会社に休みをもらった。
授業を見学してから、お母さん友達とランチをして、
どういう流れか、カラオケに行こうということに。

カラオケというものは生まれてこのかた、
たぶん片手分くらいしか行ったことがない私。
一緒に行ったみんなもそうだったので、
入ってもあまり歌わなくてもったいないかも…と
思っていたのだけど、そんな心配は無用!
歌いに歌って時間が飛ぶように過ぎてしまった。

年齢が近いので、思い出の曲も似ていたりして、
大懐メロ大会みたいになっていた。
ひとりは日本人ではない友達なのだけど、
なぜか私たちより80-90年代のJ-Popを知っていて、
「島唄」まで熱唱したのに驚いたり、
思いがけず、1人が私と同じマッキーファンだと
いうことがわかったりと、新しい発見もあった。

個人的には、先週、テレビで久しぶりに観て、
「なつかし~!」と思った、おにゃんこクラブの歌
(セーラー服を♪ってやつ)を歌えてちょっと満足。

ただ、高校時代はとくに気になってなかったけど、
かなりすごい歌詞だったんですね…。

pink & red

つばさ

帰宅したら、先月末に、市で受けた、
乳がんと子宮がん検診の結果が来ていた。

乳がん検診は初めて受けたのだけど、
触診で「乳腺炎かも」と言われたので、
「もしかして乳がんの可能性が?!」と思って、
マンモグラフィーの結果が気になっていた。

結果は異常なし。
とりあえず、ほっとした。

検診を受けてから、乳がんに関する記事やニュースが、
これまでになく多かった気がして、
もしかして何かが私に覚悟を促しているのかも…
なんて思ったりしたけど、考えてみたら、
自分がこれまでになく意識していたからなんだろうな。

リボンはレッドだけじゃなく、ピンクもあることが、
とても自分の身近なこととして感じられた2週間。
これからは2つのリボンを気にしていこう。

とにかく休も!

つばさ

なんか疲れた~! すっごい疲れた~!

理由を書こうと思えば、いろいろと自己分析できるし、
気分を切り替えて、大学院の勉強もできるかもしれないけど、
とにかく今日はそんなことするのはやめよっと。

もうすぐ娘を塾に迎えに行ったら、
2人であったかいミルクティーでも飲んで、
ぐだぐだ話をして過ごそう。

それからゆっくりお風呂に入ってボ~ッとして、
とにかくよく寝よう。休もう、休もう。
今はそれが一番だな、きっと。

新米

つばさ

先月末から、新米が家に来た。
ずっと玄米を食べていた私も、今の時期ばかりはやっぱり白米。

とにかく、まず視覚に訴える。
炊飯器を開けた瞬間のまばゆいばかりの輝き。
そしてなんともいえない甘い香り。
口に含むともち米かと思うくらいもちもちした食感。

お弁当なのでおかわりしようのないお昼ごはんを除いて、
朝も夜も最低2杯はごはんを食べている。

ちょっとくらい嫌なことがあっても、ごはんを見るだけで、
「これが食べられるんだからいいや」と
何の脈絡もないのに立ち直れる気がするから不思議。

in bangkok

つばさ

I arrived in Bangkok today. Despite the coup

源氏物語で…

つばさ

今日、会社から帰ってきたら、娘がまじめな顔で、
「あたし、最近、いつも考えとることがあるんやけど…」
と言い出した。何か深刻なことかと思い、
できるだけ軽い調子で「何?」ときいたら、
さらにまじめな顔でポツリと、

「源氏物語の中の女の人たちが組み立て体操したら、
だれがどのポジションかなあって。」

はい?!
確かに娘は今、運動会の練習で組み立て体操をしているし、
私が保存版で買った「あさきゆめみし」にもはまっている。
でも、どうしてそれが一緒になるかなあ。
とにかくひたすら笑ってしまった。

で、結論としては、まず、ピラミッド型になって、
一番上になるのは紫の上。
でも、六条の御息所に呪い殺されてしまったら、
朧月夜が強引にトップになるかも。
彼女には呪いは効かなさそうだし。
末摘花と花散里はもちろん下の中央部分。
夕顔は見学組…などなど。
2人で意見が違ったのが明石。
私はどちらかというと少し背の高い女性という印象だけど、
娘は華奢に違いないと主張して、ポジションが決まらなかった。

まあ、それよりなにより、
こんなことをまじめに議論する私たち親子って…。

まあまあ棒

つばさ

ガジさんの欲しいというドラえもんの道具「まあまあ棒」。

そんなマイナーなものなら甥っ子も知らないだろうと思い、
ちょっと自慢げに「まあまあ棒っていうのもあるんだよね~」
と今朝、彼に話を振ってみたら「そうやで」と
当然のごとく返された。さすがマニアというべきか。

「まあまあ棒っていうのはあんまり使いすぎると、
最後には爆発するんやで。気をつけなあかんで」。

「まあまあ棒」もストレスがたまってしまい、
我慢の限界があるってこと?! なんか、おもしろい。
ドラえもんって実は深いかも。

日本海をみて思うこと

つばさ

今日は福井にHIV関連のことで行ってきた。

北陸道には海を見渡せるパーキングエリアがあって、
通る時は必ずそこで休憩するようにしているのだけど、
今日は行くときに時間がなくて停まることができず、
帰りは海が見えにくい反対車線なので、
思いきってインター1つ分、
高速を降りて海岸沿いに走ってみることにした。

ここのところ雨ばかりだったのに、今日は快晴!
以前、よくスキューバダイビングで来ていた海岸は、
夕日を受けてとてもきれいだった。

で、海を見ながら、

若かりし頃を思い出したり…

海の向こうにいる恋人のことを思ったり…

自然の大きさに厳かな気持ちになったり…

したわけではなく、ただ1つ考えたことは、

「海鮮丼食べたい!」

高速に入り直して、海鮮丼があることを期待して、
サービスエリアに入ったけれど海鮮丼はなく、
不本意なものを食べるくらいならと、
何も食べずにうちに帰った。

残っていたうちの夕食は、山菜炊き込みご飯。
食べたいと思っていたものとは真逆だったけど、
家族の顔を見ながら食べたごはんはおいしかった。

でも、やっぱり、海鮮丼食べたい!

アンパンマン→ドラえもん

つばさ

 姪っ子のピアノの発表会を見に行った。
 発表会といってもすごいホールでやるものではなく、
地元の小さな文化会館でこじんまりやるものである。

 姪は早々に出番が終わり、5歳の甥っ子が退屈そうなので、
とくにピアノに造詣の深くない私は、
彼と一緒に会場を抜け出し、併設されている図書館へ。

 少し前は「アンパンマン」一筋だった彼も、
今は「ドラえもん」へと興味が移行しつつあり、
ドラえもん特集雑誌を持ってきて、私に説明してくれた。

甥「つばさちゃんはドラえもんの道具で何が欲しい?」
私「やっぱりどこでもドア。他は何もいらんわ」
甥「なんで?」
私「だって、どっか行くとき、すぐ行けるやん」(現実的)
甥「ふーん、遠いとやっぱりお金かかるもんなあ」(さらに現実的)
私「じゃあ、○○くん(甥の名前)は?」
甥「四次元ポケット」(えっ、そんな答えもアリ?!)
私「でも、そしたら、ドラえもんのがなくなるやん」
甥「ええの、ええの。スペアがあるから」(知らなかった~!)

 こんな会話を延々繰り返しながら、飽きたらコンビニで、
例のごとく、ドラえもんのおもちゃ付お菓子を買ったりして、
2時間あまりの時間があっという間に過ぎた。

 そういえば、一緒に見た雑誌のなかで、
アンパンマンとドラえもんが出ているマンガがあった。
まさに夢の競演!「こんな映画あったらええよなあ~」と、
2人でしきりに話した。実現したら、絶対、見に行くのにね。

恋に落ちた?!

つばさ

 とくにどこがいいかわからないけど、というかむしろ、
具体的に性格や行動を挙げていくととっても嫌なヤツなのに、
気になってしょうがない人がいる。

 「理屈ではわかっているんだけど止められなんだよね~」と、
友人の1人に言ったら、彼女が一言。
「それは恋に落ちたってことだよ」

 なんだか、言われてみてびっくり。
好きという気持ちが止められないということは。
つまりそういうことなのかな。

 好きという気持ちはコントロール可能で、
最初にいいなあと思っても、本気で惚れてしまうかどうかは、
理性でどうにでもなるものだと最近は思っていた。
でも、違うみたい。

 「好きになる価値のないヤツなんだよね~」という私に、
彼女はまた一言。「悪いヤツほど魅力的だからね」。

 うわっ、なんか一昔前の小説みたいな展開。
こうなったら、好きなものは好きで抵抗できないのだから、
しょうがないと開き直るしかないのかなあ…。