2006/9/3 つばさ
今日は(も?)、午後の早い時間から弟ファミリーと一緒に、 庭でバーベキューをした。例のごとく、だらだらと何時間も 飲んだり食べたりして、今はすっかりいい気分。
義妹ととりとめのないことをしゃべりながら、 だらだら飲むのは最高に楽しく、すっかり日が暮れて、 「さあ、お開き。片付けよう!」と腰を上げても、 なかなか立ち上がれなかった私たち。
外で飲むのももちろん楽しいけど、 最近はうちで飲むのが気楽でいいなあと思う。 先週もお母さん仲間を呼んで、 日付が変わるまで飲んでいた。 といっても、飲む量はかわいいものなのだけど。
あ~、やっぱり家が一番! しかも後片付けは食器洗い機がやってくれる。 これ、最高!
2006/8/27 つばさ
母の叔父が亡くなった。 愛知県に住んでいた(名古屋ではないのだけど)ので、 「名古屋の叔父さん」と私たちは呼んでいた人である。 私が小学校低学年までくらいのころは、 おばあちゃんちでお正月やお盆に会っていたのだけど、 それ以降はほとんど会っていなかった。
なので、ほとんど記憶がないと思っていたのだけど、 おばあちゃんと会って、「あんたが小さい時はなあ…」と、 おじさんの思い出話をしてくれたら、 内緒で甘~いお菓子をくれたときのこととか、 いつも弟と私に「かわいいな~」と言ってくれて、 ほっぺたにキスしてくれたこととかを鮮やかに思い出した。
親戚だったわりには全然縁がなかった人だと思っていたけど、 こうやって、出会った人の記憶というのは残っていくのだと思った。 娘の学校行事で、お葬式には出られなかったけど、 静かに家で手を合わせようと思う。
2006/8/21 つばさ
昨晩遅く、8日ぶりに家に帰ってきた。
トロントでは公私共にいろんなことがあって、 心のなかがからっぽでもあり、いっぱいでもあり、昨日の夜は、 「これからいつもの生活に戻れるのだろうか」という不安があった。
今日一日はまだ休みをもらっていたので、 昼間は娘の習い事に付き合ったり、洗濯をしたり、 掃除をしたりして過ごした。
夕方は娘の希望で2人でファミレスでごはんを食べて、 離れていた間にお互いに起こった出来事を話し、 8時からは娘が大好きな『水戸黄門』を2人で観て、 今は別々の部屋で娘は宿題の日記を書いていて、 私は締め切りが迫っている大学院のレポートに取り掛かっている。
こうやって1日過ごして、ふと気付くと、 実際にはなんの変化もないのだけど、 ちょっと心が落ち着いてきている自分がいる。 日常生活ってどうってことないけど大事なんだなあ。
明日の久々の出社を考えるとまだ憂うつだけど、 まあ、行ったら行ったで何とか楽しくなりそうな気もするし、 とりあえず、時差ボケもないし、体力もだいぶ回復したし、 がんばるとするか。
2006/8/15 つばさ
第16回国際エイズ会議でトロントに来ている。今日で会議は3日目。 昨日までの二日間は、アジア太平洋地域からきている友人たちと 「久しぶり~」とひとしきり話をして終わった感じ。
一昨日の開会式には、去年の神戸のアジア太平洋地域のエイズ会議の 開会式にもスピーチをしたインドネシアのFrikaがスピーチをした。 カナダの政府関係者や、ビル・ゲイツなどそうそうたるメンバーのなかで、 彼女のスピーチが一番すばらしかったと思う。 同じアジアのHIVポジティブの女性として、友人としてすごくうれしかった。
今日は本格的にセッションに出られるかな。 トロントは快晴で暑くも寒くもなく、とても気持ちのいい朝。 では、がんばって行ってきます!
2006/7/20 つばさ
数日前、派遣会社の私の担当者の方から、 「昨年度の健保還付金が高額なので、給与担当が、 何か病気か怪我でもなさったのではと心配していますが、大丈夫ですか」 とメールをいただいた。健保還付金とは、会社の健保独自の制度で、 医療費が一定額以上かかると上限以上が還付されるという、 月に4万円ほど薬代がかかる私のような人間には、 非常にありがたい制度である。
私が使っている健保はグループ会社のもので、 会社自体が大きいから、わからないだろうと思ったりもしていたので、 なんか不意打ちを食らったみたいな感じと、 やっぱりそれでも常時こんな高額な医療費というのは目立つだろうから、 こういうことになるのはわかってたんだよなあという気持ちが半々。
どういうふうに答えようかと、一晩悩んだ末に、 「健保還付金の件ではご心配をかけているかと思いますが、 仕事に支障が出ることではありませんのでご心配なく」と返信。 これでもさらにきいてきたら、メールや電話ではなく、 直接会って話をしようと思っているのだけど、 私よりも聞いてしまったほう、つまり相手が気の毒なような気がして、 このまま何事もなく過ぎていけばいいのになあと思っている。
今のところはまだ何のレスもなし。どうなることやら…。
2006/7/12 つばさ
去年7月に神戸で行われたアジア太平洋地域エイズ国際会議で知り合った、 アジアのある国のHIV陽性者の友達と、Yahooのメッセンジャーを使って 2週間ぶりに話をした。
彼女は私がオンラインになると必ず話しかけてきてくれて、 いつもとりとめもない話をしている。
今、共通の友人が彼女のところを訪れているらしく、 いろいろなところに行ったことを楽しそうに話してくれた。 最後に「私から彼にハグとキスを送っといてね」と言ったら、 彼女が「もちろん!」と言い、そのあとに 「Love with you and him because we are love friends and long long long time」。
英語の文法は変だけど、言いたいことがストレートに伝わってきたし、 彼女の暖かい性格がよく表れていて、じーんとして泣きそうになった。 私もあなたのことが大好き!と大声(大文字)で返した私。 お互い長生きして、いつまでも友達でいたいなあと思った。
2006/7/10 つばさ
先週、日曜日から5日間、アジア太平洋地域のHIVに関して、 自分が関わっていることのミーティングでバンコクに行った。 もちろん、会社を休んで行ったわけなのだけど、 帰って来た次の日の金曜日、出社したときに なんとも言えない違和感を感じた。 そして、それはちょっとづつ、今も続いている。
うまく言えないけれど、まったく別のことを、 どちらも真剣にやろうとしている自分がいて、 その2人の自分がこれまではなんとかうまくやってきていたのだけど、 だんだんバランスを崩してきているような感じ。
本当はHIVに関することだけに集中したいのかもしれないとも思うけど、 生活のためだけに会社の仕事をしているかと自分に質問してみると、 それも何だか違う気がする。
できることは限られているから、リラックスしていこうと思うけど、 どちらも中途半端になってしまうのもいやなんだなあ、これが。 別に私は完璧主義者では全くないのだけど…。
というわけで、ちょっとしんどい気持ちの今の私。 週末は友達とお茶でもして、話を聞いてもらうかな。
2006/6/28 つばさ
先週からキッチン、お風呂、洗面所を大改装していて、 水まわりが非常に制限された生活を送っている。
まず、お風呂に入れないのだけど、弟の家がすぐ前なので、 毎日お風呂に入りに行っていて、これがまた意外に楽しい。 姪は一緒にお風呂に入ると、その日学校であったことなどを たくさん話してくれたり、甥は照れて一緒に入らないくせに、 こっそり覗きに来たりして、本当に2人ともかわいくて、 とっても癒される気持ちになる。
今週からキッチンも使えなくなったので、 母はカセットコンロを出して、日中に外で調理してくれている。 一昨日から昨日にかけては、家の中でトイレしか水が使えなくて、 朝起きたら庭に出て、庭の水道で歯磨き・洗顔とまるでキャンプ生活。
今はお風呂の水も出るものの、食器洗いは庭でやっているので、 なるべく洗い物がないように、一つのお皿に全てをのせて食べている。 ちなみに今日の朝ごはんは、玄米ごはん、納豆、ゆで卵、ハム、 じゃこ、ゆでゴーヤが一つのお皿に。のっているものは日本風だけど、 なんだか東南アジアのごはんみたいでちょっと面白かった。
改装を始める前は、そんな不便な状況で暮らせるのかと思ったけど、 実際やってみると意外にもそれほど苦にならない気もする。
ただ、トイレのドアがないのはどうも…。 開放的で気持ちがいいことはいいのだけど、癖になると困るかも。
2006/6/17 つばさ
今朝、少し朝寝坊して、すっきりした気分で窓を開けたら、 色とりどりに咲いた庭のツツジのなかを、黒くて美しい蝶が飛んでいた。 蝶に詳しくないので名前はもちろんわからないのだけど、 羽を広げると10センチくらいの大きさで、羽根の真ん中に白い模様がある、 とっても優雅で品のある蝶だった。
あんまり美しかったので、みんなにも教えたい!と 階下におりて父に話すと、その蝶は家のツツジの「常連さん」らしく、 このところ、毎日のように来ているとのこと。 父は写真に撮ろうとシャッターチャンスをねらっているらしいのだけど、 なかなかうまくいかないらしい。
蝶にも気づかなかったけれど、ツツジがあんなにきれいに咲いていることも、 毎日見ているはずの庭なのに、全然気づいていなかった私。 5月の連休明けくらいから、仕事やなんやらで忙しく、 そのせいで体調を崩したりもしていたのだけど、 それにしても季節の移り変わりを感じられないほど 自分に余裕がなかったのかと、蝶の優雅な姿を見ながら ちょっと悲しい気持ちになった。
それにしてもあの蝶はきれいだったなあ。
2006/5/22 つばさ
最近、娘と本の話で盛り上がっている。 というのも、娘が5月に入ったくらいの頃から、 江戸川乱歩の怪人二十面相(少年探偵団?)シリーズに はまっているからである。
私もこのシリーズは大好きで小学校の頃に読破した覚えがある。 ありえない変装とか展開だなあとは思うのだけど、 ついつい引き込まれてしまい、自分の予想が当たったりすると、 明智小五郎になったような気がしたり、小林少年が危機一髪のときには 自分も少年探偵団の一人になったような気持ちでハラハラしたり。
娘が、今回は図書館で借りるのではなく、買ってほしいと言い出したので、 「読みきったら次のを買う」と言う娘の言葉に従ってはいるけど、 本当は一冊ずつ買うより、まとめて買って、今すぐにでも読みたい私。 なんだか、小学校の頃に戻ったみたいなワクワク感がある。
でも、娘としゃべっていると、ついついウンチクを並べてしまうのは、 やっぱり歳をとったということかも?!
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