陽性者と家族の日記 “つばさ”

Tsubasa in Nigeria

つばさ

i am in nigeria now for the 14th international conference on aids/hiv and stis in africa. i arrived here last week.

abuja

温泉で

つばさ

 週末、久しぶりに会った友達2人と子どもも連れて温泉で一泊。
温泉に入り、上げ膳据え膳でおいしいものをいただいた。
なにより、友達と久々に会えたのがうれしかった。

 子どもが寝静まったらいっぱい話そう!と思っていたのだけど、
早々と自分たちも寝入ってしまい、私はといえば、
ここ数週間ないほど、気持ちよく熟睡して8時間睡眠…。

 小さい子どもがいたり、娘のようにある程度の年齢になって、
話の内容がわかるだけに話せないことがあったりと、数年前とは違って、
落ち着いて話をするということはあまりできなかったけど、
そういう変化した自分たちがこうして一緒にいられるのが、
すごく貴重な気がして、幸せだなあと思った。

 

 

タイ語

つばさ

 少し前に知り合ったタイの友達に、もう1人の友人と一緒に、
「タイ語を習おう!」ということになった。

 で、今週、初めてのレッスン。
若い頃にタイに数ヶ月いて、日常会話くらいはしゃべっていたし、
ちょっとやれば勘も戻って楽勝と思っていたのだけど、甘かった!
トーン(声の高低や抑揚)も難しいけれど、母音の発音でさえお手上げ状態。
香港俳優にはまって、個人レッスンで再開した北京語も、
難しいと思っていたけど、タイ語に比べればなんと易しいことか…。

 週一回、お茶する気持ちで気軽にしようね、ということで、
もちろん授業料も何もないのだけど、教えてもらっている手前、
自分たちのあまりの劣等生ぶりに、あきれるやらはずかしいやら。

 でも、新しいことを学ぶのって、とても楽しい。
友人も「何かを勉強するなんて、大学以来だよ~」と言いつつ、
すごく楽しそうな様子。
それぞれ仕事も子どももあって、なかなか時間が持てないけど、
地道に続けて行こうね!と3人で誓い合った。
がんばろうっと。

 

 

メール♪

つばさ

 数ヶ月前に出会っていいなあと思っていたのだけど、
それ以後、あいさつメールしか出してなかった人と、最近、
ちょっとしたことがきっかけでメールのやりとりを頻繁にするようになった。

 内容はほとんど取り留めないことで「今日はどこそこに出張に行った」とか、
「今日は寒くてイヤだなあ」とかいうことなんだけど、
なんかとってもうれしくて、毎日メールをチェックするのがとても楽しみ。

 私のほうはとっても下心があるので、
「あまり頻繁に返信すると好きってことがバレバレかな」などと
深読みして、返事をするのを我慢したりしているのだけど、
向こうは、そんなこと全然考えてないみたいで、
私がちょっとへこんだなあみたいなことを書いたりすると、
10分も経たないうちに返信メールが来て励ましてくれたりする。

 出会ったときのことを考えると、
私がいいなあと思っていることはすでにバレていると思うので、
この際、素直になって小細工せずにいこうかなあ。
でも、遠くにいてなかなか会う機会がないから、
会えるときまで細く長く続けたい気もするんだよなあ。

 毎回、メールボックスを開いたまま、しばし、悩む私…。

運動会の醍醐味

つばさ

 雨のために1日遅れて、今日は甥っ子の保育園の運動会。
いつものごとく、家族総出で応援に出かけた。

 娘や姪っ子と違って、いわゆるお遊戯が嫌いな性格らしく、
体操や踊りは徹底的にしない。とにかく無表情、そして棒立ち。
周りはみんな踊っているし、つい身体が動いてしまうリズムなのに、
あそこまで何もしないでいられるというのはある意味、大物かも?!

 でも、そんな無愛想な彼だからこそ、たまに見せる笑顔が
本当に価値のあるものに思えて、写真係の私としては、
ついつい真剣にファインダーをのぞいてしまった。

 そんな甥っ子の映像と写真を見ながら、
『おつかれさま会』をするのが、実は運動会の本当の醍醐味でもある。
今年の娘と姪っ子の運動会のときは、次の日、庭でバーベキューをし、
だらだらと5時間弱もビールを飲んで、肉や魚を食べ続けたうちの家族。
運動会でがんばったからおつかれさま会なのか、
おつかれさま会のために運動会でがんばるのか、
よくわからないけど、ま、楽しければ良しとしよう。

冒険心

つばさ

 レスリー・チャンの曲をずっと聴いていたいがためだけに、
iPad miniを衝動買い。(香港俳優に相変わらずはまっている私)。
とにかく彼のベストCDを入れて聴いたらいいや、
くらいに思っていたのだけど、曲がなんと1500曲入れられるというので、
とりあえず、お気に入りのCDを入れた。

 で、試しに「冒険心のある毎日を」(だっけ)とCMでやってる、
『Shuffle songs』なるものをやってみたのだけど、
これが意外に面白いことを発見。とにかく何がかかるかわからない。

 『世界にひとつだけの花』→リストのラ・カンパネラ→タイ語の曲→
オペラ座の怪人のoverture→ベニンのアーティストの曲→
白鳥の湖のパ・ド・トロワ→安里屋ゆんた→シング・シング・シング…

 全然、脈絡がないのだけど、自分が好きな曲ばかりだからイヤじゃない。
それに、今、聴きたい気分だなという曲がかかると、
「当たりだ~」みたいな得した気持ちにもなる。

 これが冒険心と呼べるのかどうかは微妙だけど、
しばらくはこのシャッフルにはまりそう。

冷静と情熱のあいだ

つばさ

 前の日記にも書いたように、最近、トニー・レオンに夢中な私。

 今日、仕事から帰ったら、注文しておいた本やDVDが届いていた。
『本当にこの人ってハンサムなのに、かわいげもあって最高~!
写真集も買おうかなあ。どう思う?』とウキウキして娘に話しかけると、
娘は妙に冷静な声で一言。

『夢中になるのも少しの間だけやで。
それが過ぎたら「なんでこんなに買ってしもたんやろ?」って
悲し~い気持ちになると思うから、やめときな』

 ……しばし、無言の私。
そりゃあ、そうなんだけど~…。

 考えてみれば、私も娘も燃え上がるのは早いけど、
冷めるのも早いという、似た者親子。
これまで、2人ともそういう経験は数知れず。

 でも結局、『夢中になっているときは突っ走らないとね~』
ということで意見が一致して、写真集も買うことに。

 ちなみに、娘の今の「夢中」はテニス。
まだ始めて1ヶ月強なのに、もうウェアに目がいって、
心はシャラポア、プロテニスプレイヤー。

 血は争えん…。

梁朝偉!(+ハートマーク10個くらい)

つばさ

 ここ2週間くらい、香港映画を観まくっている。
お目当ては、梁朝偉こと、トニー・レオン♪

 あるとき、会社の同僚に、
「私、トニー・レオンってけっこう好きなんですよ~」
という話をしたら、広東語を習っている彼が、
香港で買ったVCDをたくさん持っていて、
どっさり貸してくれた。英語と北京語の字幕付き。

 好きと言いつつ、彼の出演作は2、3本しか観ていなかったのだけど、
集中して観ているうちに、どんどんはまっていき、
今では北京語で書かれた雑誌を買うほどのマニア(?)になってしまった私。

 普通は時間が経てば、熱もさめていくものだけど、
ちかくに香港マニアの同僚がいるものだから、よけいに拍車がかかるばかり。

 まあ、この際、はまるところまではまってみようかな。
覚悟を決めて。

 

笑顔

つばさ

 仕事を終えて駐車場から車を出そうとしていたら、
部署は違うけれど一緒に仕事をしたことのある、
10歳以上年下の男の子が、
とびきりの笑顔で手を振ってくれていた。

 その笑顔が本当に子どもみたいで、かわいくて、
とてもハッピーな気持ちになった。

 私のいる部署は良くも悪くも個性的な人が多く、
素直に気持ちを表現する人がほとんどいなくて、
自分もついつい『難しい人』になってしまいそうになるけど、
ああいう笑顔を忘れちゃいけないなあと思った。

歌舞伎

つばさ

 今月は2回、歌舞伎を観る機会があった。

 ひとつめは大学時代に一度行って以来、初めて足を運んだ歌舞伎座
シェイクスピア原作の『十二夜』は、本当に行って良かった…というか、
生きてて良かったあ~と思うほど、面白かった。

 そして昨日は、女形の役者さんの襲名披露の地方巡業公演。
歌と踊りばかりのときは、正直、寝そうになってしまったけど、
現代のお笑い芸人も真っ青のすごい濃いキャラクターが出てきたり、
役者さんが客席に下りて歩きながら演技をしたり、
サービス満点で、とても満足な3時間だった。

 歌舞伎って難しいと思いがちだけど、それは大きな間違い!
現代演劇にくらべたらすごくわかりやすいし、
とにかく客が楽しいならなんでもありという感じで、
「到底それはありえやんやろ?!」という展開があったりする。

 それに、普通の劇場なら座席での飲食は禁止だけど、
歌舞伎座の場合、幕間に席でごはんを食べたりもできるし、
なんだか、ユル~い雰囲気が独特でいい感じ。

 楽しむって理屈じゃなくてこういうことなんだと、
意外にもミュージカルとかではなく、歌舞伎を観て感じた。
これからも楽しんで観ようっと。