陽性者と家族の日記

ガタ、、、

たたみ

元々運動が好きなんですが、さらに近年は健康のためにもと思って
意識的に運動をしています。

軽い運動ならいいんですが、少し強度が強かったり、急に動く運動をすると、
ちょっとしたことで、腰とか背中とか背骨近辺を傷めてしまいます。

つい先日も昔では考えられないちょっとした動作で「びきっ」と。
背中から首にかけて痛めてしまって、整体に通い始めました。

元々姿勢が悪いのですが、それがある程度の年齢になると、
蓄積した形となってひずみが出て来るそうです。

「体にガタがきた」ってこういうことなのかぁ。。。

ゆっくりしっかり準備運動しなきゃ。。。

でないと健康のためにと思ってやることがことごとく不健康になってしまう。。。(苦笑)

アルコールと血糖値の関係

なぎさのペンギン

僕はもともと飲酒が苦手。
日本人に多い、アセドアルデヒド分解酵素が少ないタイプの
人間なんでしょう。
最近になって酒のつきあいが増えるようになり、戸惑いながら
もアルコールの楽しみを少しだけ覚えはじめました。

問題なのは、飲みながらつまみを食べる、という習慣がついていないこと。
胃壁を保護する上でも、飲みながら食べるというのは必要なことのように
思えますが、もうひとつ重要な理由があったんですね。

お酒を飲むと血糖値が下がる。知っていました?
お酒って糖分だから、「上がる」の間違いじゃないの?と思いがちですが
肝臓でアルコールを分解するときにエネルギーが使われるため、多量に飲む
ときは、糖分をどんどん消耗しているんだとか。
お酒を飲んだあとにラーメンなどが食べたくなることがありますが、これは
血糖値不足を補うため脳が「空腹な状態である」という指令を出し、
無意識のうちにお腹が空くように食欲を調節しているからだそうです。

とはいっても、酒類の原材料がデンプン(糖)であることも間違いないから
たくさん飲んでおつまみを食べ、さらに食事を摂る…を続けると肥満の原因に
なるのは明らか。

う~ん、ダイエットって…やっぱり難しいよ~。

春一番

いずみ

まだ2月なのに春一番
嬉しいけれど、明日はまたすご~く寒くなるらしいですね。

はやく本当の春がこないかな~

くすりを飲み始めて2週間

朱美

薬を、飲み始めて2週間程、経ちました。飲み始めてすぐ、胃が少し痛くなりました。それが、なくなったら、軽い吐き気が、あって、それもなくなり、よかったと安心してました。ところが、2、3日前から顔に発疹ができ始めました。今は、手足に一杯できてます。幸い痛くも痒くもないのが、救いです。主治医は、この位なら、継続と、言ってます。とりあえず、頑張って飲むつもりです。
私にとって、薬を、飲んで初めての副作用です。10年位、同じ薬を、飲み続け副作用もなく過ごせたのは、なんと幸せだったのでしょう。改めてそう思いました。今の私は、仕事もやめ、のんびり暮しているのでいいのですが、仕事が、ある人達は、たいへんだなと遅まきながら、実感しました。発疹が、早く治まってくれるのを、祈ってます。
                                    朱美

困ったこと

ガジ

駅前とかで配られていたポケットティシュー、
数ヶ月前からもらう機会が少なくなって
今では、ほとんど出くわすことがなくなった。
女性だとまだもらえる機会はあるんだろうけど。

以前は外回りの度に2~3個、多い日はそれ以上に
ゲットできて、自分で使うことはもちろん、
犬の散歩時など、結構、重宝していたのに・・・

その備蓄もそろそろ底を尽きてきて、
そろそろ購入することになりそう。

今までタダでもらえるのが当然みたいな環境にいたので
何だか少し抵抗感が・・・

配布する会社の広告目的など、色んな都合で
たまたま「おこぼれ」を享受してきただけなんだけど。

ブッダ

つばさ

年末くらいから娘が手塚治虫の漫画にはまっている。
影響を受けて私は「ブッダ」の全12巻ボックスセットを購入。

まんまと乗せられたなあと思ったのだけど、
何度も読んでいるうちに、今、出会うべくして出会った
というか、前にも読んだことはあるので、
再会すべくして再会したんだなあと感じている。

それはこの本から私が3つのメッセージを受け取ったから。

ひとつは「正しく生きようとすることをあきらめないこと」。
どうせ自分はだめな人間だからと思ってあきらめることは、
実は逃げているってことなんだなと思った。

ふたつめは「人を信じること」。
深読みしたり、裏読みしたり、かけひきしたりせず、
素直にそのままを受けとること。

そして最後は「執着しないこと」。
すべては河の流れのように移り変わっていく。

楽しいこともずっと続かない。
だから、それに執着しない。
だから、そのときを単純に楽しむ。

つらいこともずっと続かない。
悩むことに意味はあるけど思い詰める必要はない。

本当のブッダのメッセージとは違うかもしれないけど、
すごく自分の心の持ち方が変わった気がする。

厄払い

ガジ

今年、厄除けなるものを受けてみた。
最寄の神社では、節分直近の一月末の金土日の3日間は
厄除大祭として、厄除・開運厄除の大祈祷を
行なうのを初詣の時にチェックしていたので参加することに。

しかし正直言って、初穂料がお高い・・・
(申し込み用紙に印刷済み)
本当は折角だから、嫁さんと二人で受けるつもりだったけど
泣く泣く自分だけ祈祷してもらって、嫁さんは
後ろで見守る格好に。

もう一つ、驚いたのは人の多さ。
昼過ぎに申し込んだら2時間以上待ちだった。
おかげで、ゆっくり昼飯を食べて、
近くの商店街を散策して。
これはこれでよかったのかな??

さてさて、ご祈祷が功を奏していくれるといいけど・・・
やっぱり、信じることが大切なのかな。

理屈と現実。

たたみ

僕は家族にこの病気にかかったことを伝えています。
そんな僕を変わらず支えてくれてとてもありがたい限りです。

この病気は、いくつかのことに気をつければ問題なく人と一緒に生活できると一般的には言われています。
実際そうです。

でも現実はその通りにはいきません。

僕には妹がいて家族を持ち、子供もいます。

先日、両親と妹夫婦宅に泊まるという話があったのですが、中止になりました。

その理由を後日母親から聞きました。
一緒に食事をするくらいなら問題ないけど、僕に泊まられるのは少し困ると妹が思っていたので中止になったと。

具体的に何が問題か?というのははっきりしないのですが、
やはり共同生活をするのに抵抗があるようです。

僕が病気になったことで、家族はいろんな情報収集をしてこの病気のことを知ってくれている。

でも、頭で分かっていても腹に落ちないこともあります。

そして妹には子供もいて。
その子供たちは学校で予防の観点から少し過大にこの病気の恐さを伝えられ。

先日は、血の跡がついた服を見て、エイズ~~とふざける大人にも出会いました。

この病気になって、正しい知識を教えてもらい、この病気にかかった僕たちを親身に支援してくれる人がいて、本当にありがたい一方で、

現実は、まだまだ厳しい。

解決するには、この病気について正しく理解してもらうしかない。
支援してくださる方々、一部の患者の皆さんはこの理解についても一生懸命活動してくれています。
でも僕は偏見にさらされることが恐くて前に出られない。

そんな今、僕にできることってなんだろう?
と今回の件を受けて、最近いろいろ考えています。

一週間

つばさ

おばあちゃんのお葬式から一週間。
あのときのように何をしてても涙がでてくる、
という状態ではなくなったけど、何かにつけて
「あ、そういえば、おばあちゃんはもういないんだった」
と思うことばかり。

インターネットで登録していたおばあちゃんの町の天気予報をみるとき。
おばあちゃんちの近くのおいしい和菓子のお店を見つけたとき。
金曜日、用があっておばあちゃん住んでいた町の近くに行ったとき・・・。

今度会ったら、これをネタに話そうとか、
わりと頻繁に出していたはがきにこのことを書こうとか、
ここは今度お昼に一緒に来ようとか思ってから、
「あ、そうか」って思うことの繰り返し。

Amour

なぎさのペンギン

年明けからこの1ヶ月の間に、「彼氏ができたよ !」
というメールを、4人の陽性者の友だちからもらった。

というわけで、僕の周囲ではちょっとした恋愛ブームが展開中。

こっそり言っちゃうと、その中にはむかし僕と愛しあったことの
ある人も含まれてる。

あのころ僕らは、恋する前にまず相手と寝ていた。
まず体で分かち合ってから、互いの心を知り合おうとした。
その結果、友だちでいようか、と決めたのだった。

この話をすると、眉をひそめる人は多い。
「お前たちみたいな奴らがいるから….」ってあからさまになじられた
こともある。
うん….確かに、いいことではないね。

でも、人って道徳の授業を実践するために毎日を生きているのかな。
あとから過ちに気づくのは愚かだけど、愚かさに気がついて
初めて学べることもあるんだ。そのことにやっと気づいたんだ。
そしてこの4人は、やっと愛する人にめぐりあうことができた…
たぶん。

Amour、 アモーレ
フランスでは「恋愛」と「浮気」をおんなじ言葉で表現するらしい。