スタッフ日記

ありがとうございました。

さとう

ぷれいす東京の事務所は、先週の金曜日で終了しましたが、電話相談関係は28日の月曜日まで年内の相談を受け付けています。

年末年始の休業に入った事務所は、人が少なく年末の雰囲気を醸し出しています。昔は暮れになるとお店が閉まっていき、正月は殆どがシャッターを下ろしていました。冷たい空気の中で、シーンとした張りつめたような朝が、僕はなんだか懐かしく思います。今時は、年末年始に関係なくお店が開いていて、福袋だけが正月の風物詩に感じてしまいます。僕は人をかき分けてまで買い物をすることが苦手なので、余った福袋を覗いているくらいです。

今年も1年間、いろいろとおありがとうございました。また、来年が皆様にとって今年よりも良い年になることを願っております。まだ相談はやってますよ〜!(笑)

Think About AIDS

さとう

もう今年も10日になってしまいましたね。先週の金曜日にはTOKYO FMで「Think About AIDS」の公開収録に出かけてきました。このイベントも5回目を数えます。HIV/エイズはメディアではなかなか扱いが小さく、少なく、社会的に認識が薄れて行く感がありますから、長く続けて欲しいと思います。

今回も多彩な顔ぶれで、楽しくもいろいろと考えさせられるひと時でした。「愛」「生きること」「親と子」「HIVと社会」などが見えてきました。プロの方たちの朗読には唸るものがあります。当日、会場にお越しになれなかった方も、その雰囲気がラジオで味わえます。12月29日火曜日、18時から1時間番組でON AIRされます。是非聞いてみてください。尚、リーディングの模様は過去のものを含めて「Think About AIDS」で聴くことができます。

ところで昨日、都庁に用事があったので、その帰り道、軽〜くお茶をするつもりで都庁の展望台に行きました。昼間に行ったことはあったのですが、日が暮れてからは初めて。男3人だったので、軽い気持ちでした。ところが…。

な、なんと照明も落としていて、キャンドルがテーブルに…。見渡す限り男女カップルがデートの真っ最中。場違いだとも思ったのですが、そのままフォカッチャ(結構ボリュームがあった)とビールを頂きました。正面の窓からは、ライトアップされた東京タワー。そして星空のように煌めく夜景たち。素敵なスポットでした。夜11時まで営業してます。今度は僕もデートに使おう…っと。

治療なくして予防なし

おーつき

冒頭のフレーズですが、「らい予防の原則」として知られている、1930年の国際連盟らい委員会の報告中にある言葉です。

現代、HIV/AIDSの予防、治療、ケア・サポートへのユニーバサル・アクセスを目指す取り組みなどにおいても語られる概念です。先日の日本エイズ学会学術集会・総会でも、ちずこさんがアルトマーク受賞講演の中で、ハワイでハンセン病患者のケアに尽力したダミアン神父からの学びに触れていました。

国立ハンセン病資料館に行ってきました。

ハンセン病の公立療養所が設置されてから今年で100年を迎えたことにあわせた企画展「隔離の百年」が今月20日(日)で終了するので、それを観にいったのですが、常設展示にある有形無形の記録や資料、そこから発せられる現代に通ずる有言無言のメッセージに圧倒され、行ったり来たりしながら見入っていたら、目当ての企画展示のエリアまで達しないうちにあっという間に閉館時間に。

他人のことだから「業病」などといえるのだ。

──「無菌地帯」(著:大竹章氏)より

1世紀経てど隔世の感があまりありません。今度の週末にまた続きを観にいってきます。

***

先月末には、国立競技場で行われた「FITチャリティ・ラン2009」というイベントに、スタッフ一同で参加してきました。在京の金融関連業界の企業が協働して、地域で活動している民間非営利団体への支援などを目的として開催されるこのチャリティ・イベントによる収益金の助成先のひとつに、ぷれいす東京が選ばれたことによるものです。資金的な援助、今まであまり交流がなかった分野のひとたちに対して活動を紹介させてもらう機会はもちろん、金融関連企業の社員やその家族の方々と一緒にぷれいすのスタッフもお揃いのTシャツを着て、秋晴れの陽射しにいちょうの葉が輝く明治神宮外苑を歩くという、普段はなかなかないゆっくりとした時間もまた、とてもありがたかったです。 11月〜12月のダイジェスト

咋日は、自由が丘にあるカフェの開店14周年記念に行ってきました。開店当初、ぷれいす東京もまだ設立して間もない頃から継続してぷれいすの活動を支援してくださっているお店です。人気メニューのトーフドッグをおいしくいただいて向かったレジに、事務所から送ったお礼状が飾られていたのを発見。

さまざまなひとたちに支えられて、昨日も今日もそして明日も、活動が続いていきます。

師走

さとう

早いもので今年もあと1か月を切ってしまいました。世界エイズデーを挟んでのこの時期はとても忙しく感じます。皆さんにとって今年はどんな年でしたでしょうか。

12月18日には恒例になりましたTFMの「Think About AIDS」の公開録音が行われます。12月11日(金)24時が締切ですので、応募がまだの方は是非応募してみてください。

風邪やインフルエンザが流行っているようです。皆さんもお気をつけください。というか、僕がもう2週間も風邪を引いていて、「早く治せよ!」と自分に問いかけています。

Newsletter63号でました!

矢島 嵩

すでにご覧になった方もいらっしゃると思いますが、63号(2009年11月号)がでました!

印刷版はいつもよりも多めに刷り、エイズ学会でも多くの人にお届けすることができました。巻頭の「不特定多数はホントにキケン?」というタイトルが目にとまった人もけっこういたのではないかと思います。紙版が入手できなかったかたはPDF版をこちらからダウンロードすることができますのでご覧ください。

巻頭に続いて、バリで開催されたアジア太平洋地域エイズ国際会議レポート、恒例のぷれいす東京の新人ボランティア合同研修会、戦略研究MSM首都圏チームのゲイバーを通じた地域介入プログラム、ネスト・プログラム「クリニックのドクターと話そう」「生命保険のプロと話そう」Women’s Salon「女性陽性者と人生設計~妊娠・出産~」の報告と参加者感想文などなど、盛りだくさんにお届けしています。部門報告は過去最高?の4ページ半になっていて、普段読み飛ばしてしまう人も、たまにはじっくり各部門の地道な活動の報告に目を通してみてはいかがでしょう。

そうこうしているうちに64号の準備をせねば(汗)。11月に行われた「ケアから始めるカラダとココロの性教育~HIV/STIの新時代的アプローチ~」や、一昨日終わったばかりの第23回日本エイズ学会のレポートや、昨日行われたばかりの「FIT チャリティ・ラン」、などなど、そして巻頭は???なんでしょう。

次号は2月です、お楽しみに!

(ぷれいす東京Newsletter編集長より)

エイズ学会中のぷれいす東京

はらだ

昨日から土曜日まで、名古屋で第23回日本エイズ学会
(http://www.secretariat.ne.jp/aids23/)が開催されています。
その間のぷれいす東京事務所は、一年間で一番静かで、仕事がはかどるはず・・・でした。
ところが、こういうときにかぎって、パソコンのソフトがトラブってくれます。ああでもない、こうでもないと、事務所にいるほかのスタッフも巻き込んで格闘。サポートセンターに問い合わせて、ようやく解決したときには、ほとんど一日が終わっていて、どっと疲れがでました。

とどめはこのブログです。学会中のお留守番としてひと言書こうと久しぶりにログインしようとしたら、パスワードエラー。あきらめてパスワードを再発行して、再度ログインしてもまたまたもエラー。どうなっているの?

昨日はついていない日とあきらめて帰りました。

今日、疲れていない頭でパスワードをながめ、とんでもなく判別しにくい文字であることに気づきました。フォントをかえて、文字を拡大して、自分で打ってみて、3回目にやっと正しいパスワードたどりつきました。やれやれ。

はたして、今日はどんな一日になるのでしょうか?

ところで、お知らせが最後になりましたが、学会中も、電話相談、ネストは通常通りですので、どうぞご利用ください。

学会前にぎっくり腰は痛い!

矢島 嵩

 いよいよ明日から名古屋にて第23回日本エイズ学会学術総会・集会(会長:市川誠一)です。僕としては特に社会系の演題やシンポジウムで興味深そうなものが多くて楽しみにしています。

ぷれいす東京関連でも、地域支援班のシンポジウム「HIV/ エイズとともに生きる人々の仕事・くらし・社会~全国HIV陽性者1200人の生活実態調査の結果より~」(26日18:00)があったり、ぷれいす東京エイズ電話相談やGフレ電話相談、陽性者とその周囲の人のための相談についの演題発表も複数あったり、みなさん積極的です。

その他にも、HIV陽性者の学会参加支援スカラシップについてや、関西で立ち上がった新陽性者プログラム「ひよっこクラブ」、ジャンププラスの「HIV陽性者スピーカー派遣プログラム」の報告、MSMや、若者、セックスワーカー関連のシンポジウムなど、身近でいっしょにがんばってきた人たちが意欲的に参加していて、プログラムを見ているだけでも、よっしゃーがんばるぞーという気になります。

僕は、2日目(27日)の朝一にHIV陽性者のQOLについてのラウンジセッションにコメンテーターとして出ることになっています。

 11月27日(金)9:20-10:50 
「オーストラリアのHIV陽性者の調査から導き出されること
~日本のHIV陽性者のQOL向上に生かされることはなにか~」
@名古屋国際会議場:展示会場プレゼンスペース

 オーストラリアではHIV陽性者の暮らしや仕事、いきがい、セックス、人とのつきあい、経済状態などを数年にわたり大規模に調査をしていて、HIV陽性者にとって何が本当に必要なのかとか、どんなことを政策に反映させていくべきなのかといったことが、こういった調査結果をふまえて議論されているようなのです。その調査を中心的に進めてきたジェフリー・グライソンさんがゲスト、「長期療養シリーズ」でごいっしょさせてもらっている井上さんと僕でコメンテーターをして、日本の現状と今後について話し合えたら良いかなーと思っています。

僕のまわりには、「朝」と「雨」に弱い人が多いのですが(笑)、名古屋におられるみなさん、市民公開シンポジウムで無料で入れますので、ぜひ早起きしてご参加ください!

ところで、この時期はエイズ学会があり、エイズデーがあり、この業界は何かと忙しくなるものですね。実はそんなタイミングでぎっくり腰になってしまい、先週は激痛にのたうちまわっていました。一昨日あたりから、自分で靴下をはけるようになり、なんとか学会には間に合いそうな感じなのでホッとしています。でも、新幹線で座った状態で揺られるのと、ビジネスホテルのやわらかいベッドは大丈夫かな……?

あれこれ心配しつつ名古屋に向かうところなのでした(汗)。

はじめまして

いみ/みず

オトナの女性部門のみずです。
7月から始まったぷれいす東京スタッフによる日記。
11月の今頃になって初めての投稿・・・私、とってもアナログな人間です(汗)

10月に、ウォークマン(みどりさん1号)を購入したのですが、
同居人に説明書を読んで解説してもらって、最近やっと使えるようになりました。
おまけに、最初「ポッドキャスト」の意味がわからなくて、いろんな人に聞きまくりました。
そんな苦労?を乗り越え、今では、通勤電車に欠かせない「おとも」です♪

みどりさん1号のおかげで、自分は周りの人たちに支えられて生きているんだなあ~と再確認できました☆

そんな私ではありますが、今後とも、どうぞよろしくお願いします。

Everyday is World AIDS Day

おーつき

ここ1~2週間ほど、なにかとお問い合わせのお電話やメールが増えています。HIV/AIDS関連のイベントでの講演やメディアの取材のご依頼だったり、パネルの貸し出しや頒布している冊子のお申し込みだったり、etc. etc.

間近に迫った来月12月1日は、世界エイズデー。

ぷれいす東京のメンバーがかかわっている「エイズ予防のための戦略研究」MSM首都圏グループでも、新しいWebサイト「Think About AIDS」がオープンしています。

ホットライン部門のあるスタッフに勧められてやってみました

REAL Living Together × ネイルにレッドリボンを。

すでに毎日がエイズデーともいえるこの周辺でも、さらに毎時毎分毎秒何か新しいことが始まっているような気さえする、今日のこの頃です。

ネスト・ニュースレターの冬支度

矢島 嵩

「これでこの冬は越せますね〜」

ぷれいす関連の印刷物あれこれにイラスト提供してくれている漫画家さんの言葉です。相変わらずひょうひょうとした感じですが、手がはやい人で(描くスピードが速いという意味です、もちろん)、ネスト・ニュースレターの冬物イラストを「まとめ描き」してくれたのです。

ネスト・ニュースレターは、おもにネストや相談サービス利用者のみなさんへ、紙版、メルマガ(PC版)、mobile用簡易版の3種類を毎月発行しています。なかでも紙版は歴史も古いのですが、その手作り感がいいと言ってくれるかたもいて、編集長の僕としては懐かしい「学級便り」のようなつもりで作っています。

イベント・プログラムのお知らせがメインで、ときには参加者の感想文がびっしり載ることも。どちらにしてもモジモジ(文字文字)しているので、イラストはとっても大事。季節感も演出してくれます。

今回描いてくれたのは、サンタクロース、ツリー、ブッシュ・ド・ノエル、キャンドル、星空、雪の結晶、そしてトラ!トラ!トラ!(12月8日とは関係ありません)そう、来年は寅年なのです。

鬼が笑うといいますが、すでに、ぷれいす東京ウェブサイトのお知らせは年末年始の休業のお知らせがトップに。ネスト・ニュースレターの冬支度もでき、あらためて時の過ぎる速さを実感した瞬間でした。

10月号に掲載できなかったハロウィンねたから

10月号に掲載できなかったハロウィンねた