スタッフ日記

台湾旅行

いみ/みず

10/16~19まで台北旅行に行ってきました。去年の2月にバリ島へ旅行して以来の海外旅行。基本おひとり様好きで団体行動が苦手なAB型なので、今まで一度も付き合った男と海外旅行へでかけたことはありません。。が、今回初カレシと海外旅行に挑戦。こんないみと2年弱(いみの最長記録)と付き合えるカレシなので、まぁ無事成田離婚もせずに帰国できました。

観光は故宮博物館と千と千尋の神隠しで有名な九イ分のみで、後は朝から晩まで食べまくりでした。

埃とホテルの部屋の冷房と乾燥で風邪を引き、今はくしゃみと鼻水、喉の炎症に泣いております。。。

いみ

ぷれいす事務所の物理的限界

sakura

いくさんが前の記事で書かれているとおり、久々にGフレのミーティングを事務所でやったのですが、新しくスタッフになられた方も加わって、今回のGフレミーティングはなんと12人。現在のぷれいす東京の運営委員会よりも人数が多く、僕にとってはこれまでぷれいす関連で経験したミーティングの最高人数タイでした。

人数はタイ記録といっても、以前経験した12人のミーティングは半分弱は女性。一方Gフレと言うのはメンバーは当然全員男性。僕と同じような体型の人だけでこの人数だったら多分おさまりきってないと思うのですが、幸いにしてGフレは体型もばらけているのでどうにか成り立ったというところでしょうか。なんか「エレベーターの定員はどのくらいの体型の人を基準にしているのか」という話を思い出しました。

このミーティングの様子をちょっと見ただけでも「ゲイってひとくくりにしがちだけどいろいろな人がいるのね」とご理解いただけるのではないか、と感じるのですが、せっかくこれだけのバラエティーに富んだメンバーが集まっているので、アイデアを出し合う場面とか面白くなるだろうな、とも感じています。

とはいえ、いくさんも書かれていますが、人数が多いと空気が薄くなることは間違いないようで、ミーティングを終えてメンバーが帰った後、事務所のスタッフの何人かから「息が吸える」「呼吸が楽になった」との声が本当にありました。そうです、Gフレ以外のスタッフの方も当然事務所におり、会議中は正確に数えてはいませんが15から16名がぷれいす事務所に押し込まれていたのです(そしてスタッフも男性のほうが多かった)。

もしまた事務所でミーティングをすることがあったら、途中で空気を入れ替える時間を作ることを忘れないようにしよう、と誓ったのでありました。

人口密度

さとう

ぷれいす東京の事務所は、あまり広くないので人口密度が急激に高くなることが有ります。昨日はGフレのミーティングが事務所で行われて、狭いリビングに大勢のゲイの集団。やはり圧倒されます。

合同研修が終わり、新人スタッフも多い様子。活発な意見交換がなされていました。僕はこういう雰囲気が、実は大好き。多少狭いぐらいの方が活気があって嬉しくなる。ホットライン部門の研修も佳境に入りつつあります。昨日の事務所と同様に人口密度が高いのが、ホットラインの研修中の空間。ただでもあまり広いとは言えない相談室。通常だと3〜4人のスタッフが入っていますが、研修となるとスーパーバイザーと研修生が2人ずつ増える訳です。途中で酸素ボンベでも必要になるかと思う程、息苦しくなる。

でもそうして一緒の時間を過ごしていると、スタッフが輝いていく。その顔を見ていると、僕も頑張らなきゃ…って、沸々と力が湧いてきます。誰かの力になること。簡単なことではないですが、生きているという実感を味わえる瞬間でもある。僕はそう思って活動を続けています。

学会へ行こう!

おーつき

キンモクセイの甘い香りに秋を感じるこの頃ですが、日本エイズ学会学術集会の足音もひたひたと迫ってきています。

ぷれいす東京は、はばたき福祉事業団日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラスらと協働して、2006年の第20回日本エイズ学会学術集会・総会にあわせて「HIV陽性者参加支援スカラシップ委員会」を設立し、HIV陽性者の学会登録料や交通費・宿泊費の一部を助成することにより、より多くの陽性当事者が学会の場へ参加するのを促進する取り組みを行っています。わたしもぷれいす東京から運営事務局にかかわらせていただいているこのプログラム、今年の学会で4回目の秋を迎えることとなりました。

日本エイズ学会学術集会・総会「HIV陽性者参加支援スカラシップ」 http://www.ptokyo.org/scholarship2009.html

ともすれば専門家の集まりで敷居が高いと思われがちな医学・医療に関連がある分野の学会に、いわゆる患者当事者が参加するという動きはまだ珍しいようです。しかし、HIV陽性者が医療をはじめとするHIV/AIDSの最新情報を得たり、医療従事者や研究者、支援者らとつながり交流したりする機会をもつことは、同時に、他の学会参加者にとって当事者の視点や発想に触れるきっかけともなりうるなど、さまざまな可能性があります。

今年のスカラシップの応募〆切は今月20日(火)必着ですので、応募を考えていらっしゃる方はどうぞお忘れなく(応募用紙はこちらからダウンロードできます)。

なお、今年のスカラシップ委員会は恊働シンポジウムに一般演題発表、ブースでもちょこっとスペースをいただいて報告書等を展示配布、とフルコースでいきますので、ぜひ学会会場でもチェックしていただければと思います。

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余談ですが、夏のはじめの頃に、スカラシップ委員会の会議を行うはばたき福祉事業団の事務所からその最寄り駅への道すがらにおいしいパティスリーがあるのを発見して以来、いつも会議の帰りにお店に寄るのを楽しみにしています。購入金額に応じてもらえるスタンプも集めていて、そこでは30個分集めると「すてきなプレゼント」がもらえるそうなのですが、1回のお買い物でだいたい2個、現在までに6個のスタンプが集まっています。ただし、スタンプカードの有効期限は発行から1年。

はたして、来年の夏までにあと12回も会議があるのでしょうか。

ネコ(10月も半ばかぁ…)

さとう

日々の仕事に追われていると、見えなくなることがありますね。日記に書いた後、おーつきさんに「今度は11月ですか?」って聞かれました。慌てて僕がUPした日記のタイトルを見返してみたら「もう9月」と「10月かぁ…」。(笑)

ホットライン部門は10月は新人研修のまっただ中。関わったスタッフも新しい発見があったり、生き生きした顔を見ていると、思わす嬉しくなったりします。

ところで高田馬場って「ネコ」が多いです。道の片隅で寝ころんでいたり、車の下潜り込んだりしています。「そんなところにいると危ないよ」って声をかけたりしますが、動かないんですよね。かと言って、近づくと逃げちゃうの。可愛いとは思うんだけれど、もう少し人なつっこかったらいいのにな、と思います。

この間は、車の屋根ので大洋に当たっているネコがいました。僕もたまには青空を見ながらのんびりとしたいなぁ。

「くばる!」キャンペーン

おーつき

本日、ぷれいす東京事務所では「ネスト・ニュースレター」10月号の発送作業を行いました。 やじま編集長の指揮のもと、ぷれいす東京・ネストのイベントや学習会のお知らせ、参加者の感想文などを掲載して毎月発行しているこのニュースレター。そういった原稿の執筆や編集作業は言うまでもありませんが、実際にニュースレターを印刷して裁断し、長3封筒にあわせて三つ折りにし封入してのり付けし、封筒に宛名ラベルを貼り差出人の印章を押し、仕分けし伝票に記入して、送料を準備し集荷・投函の手配をするまでが、ニュースレター発行そして発送の一連の作業なのです。 ほぼ同内容の「ネスト・ニュースレター」メール版も配信していますが、この紙版のニュースレターにはまだまだまだまだ需要があり、実は毎月この作業を2〜3日間にわけて、5〜6人の事務所スタッフ&ボランティアさんが手分けして協力し大小あわせ約350件の宛先に発送しています(3ヵ月に1度のお楽しみとして、発送件数がもっと多く部屋中が封筒だらけになる応用編「ぷれいす東京Newsletter」発送作業や、新陽性者ピア・グループ・ミーティング(PGM)のフライヤー発送作業との三種混合編などもあります)。 発送作業中のひとコマ それでは、読者のみなさまは、ニュースレターがお手元に届くまで今しばしお待ちくださいませ。

10月かぁ…

さとう

今年も残すところ3ヶ月になってしまいました。

例年のように合同研修から引き継ぎ、新しいスタッフ候補の方たちがホットライン部門の研修に参加しています。毎年毎年、スタッフがいろいろな事情で活動できなくなったりして、慢性的に人員が足りません。10月の風を感じるたびに、大変だけれどと思いながらも、楽しい日々がやってきます。

ところで南方にはふたつの台風が発生して、アベック状態…。僕の年代にはしっくり来る「アベック」今は「カップル」何だとか…。でもさ、カップル台風とは言わないもんね。←負け惜しみww今回の台風は強力なようで、最大風速50m、瞬間最大風速70mなんて数字を見ると、カトリーナを思い出してしまいます。まだ時間がありますので、今のうちに台風の備えをしましょうね。

はい、ぷれいす東京でございます

おーつき

ぷれいす東京事務所は、合同研修とか合同研修とか合同研修とかで忙しい今日この頃です。
スタッフそして参加者のみなさん、おつかれさまでございます。

シルバーウィークを含む日曜祝日の3日間に開催された、しかも朝から夕方まで講義やワークショップがぎゅぎゅぅ~っとつまったプログラム。研修がある日はわたしも早起きをして久しぶりにお弁当なんかをつくり、ランチタイムを研修会場隣のスペースで過ごす参加者の方に混ぜていただきました。

数年来この研修を見ていますが、同じ講師による同じテーマの講義でも毎回情報をアップデートしたり、新ネタを投入したりと、内容は進化し続けています。
また、あるスタッフが言っていましたが、グループワークは生ものです。参加される方が違えば、そして参加者同士の組み合わせが違えば、その数だけのケミストリーが、ワークが生まれていつも新鮮です。
そうやって日を追うごとに参加者のみなさんがうちとけて、表情にも笑顔が増えていくのを見るのはとてもうれしいものです。

おかげさまで、合同研修は昨日にて全日程を終了。これからは各部門ごとに行われるオリエンテーションや研修、また実際にミーティングや活動への参加へと続いていきます。
かかわれる時にかかわれる範囲で、細くとも長く永〜く一緒に活動していければいいなと思います。よろしくお願いします。

「活動のあゆみ」の編纂のあゆみ

矢島 嵩

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、ぷれいすのサイトの「活動のあゆみ」というコンテンツが未完成で、インデックスには表示してありますが、中身がまだない状態になっています。 今は、その編纂というか、正直に言うともう少し手前の準備段階(汗)。必要な情報を整理したり、画像データを集めたりといったことをし始めたところです。ウェブサイトリニューアルのチームは、情報整理の達人おーつきさんと、ぷれいすの生き字引(または裏番?)のはらださんと僕の3人。「活動のあゆみ」の作業の中での僕の役割は、1.デザイナーにイメージを伝えること、2.埋もれた画像データを探し出すことなのです。 あまり深く考えずに引き受けたのですが、2番目のミッションはかなりやっかいなものだということが日に日に明らかになってきました。 ぷれいす東京っぽさっていうのは、いろいろな人が雑多に交流したり協働する中で、それぞれの個性やバックグラウンドが、それぞれのコミットメントに応じて活動に活かされいくといったところかなーと思っています。それが十数年積み上がって今に至るということ自体がとっても素晴らしいなことなのですが、ある意味いつも混沌としたところがあり、整然としていないわけです。 もちろん、「社史編纂室」のようなものがあるわけでもないので、この芳醇で混沌とした宝の山に、嗅覚を頼りに手を突っ込んで、当たればラッキー、出なければしかたなしという、途方に暮れるような作業を覚悟しなければならないわけです。 というわけで、このところ呆然としていたのですが、今週になってチームの達人と裏番がいくつか貴重な「鉱脈」を掘り当てたり、ちずこさんが貴重な資料を提供してくれたりして、急展開したのです。これでぐーっと作業が進みそうな予感。 乞うご期待!

Buddy Buddy

おーつき

毎年この時期の恒例行事となっている、ぷれいす東京のボランティア合同研修・オリエンテーションがはじまりました。
昨日のオリエンテーションでは、ぷれいす東京の活動に興味を持って連絡してきてくれた方々を前に、代表や各部門のコーディネーターたちが団体の理念や活動内容について紹介し、質疑応答などを通して未来のボランティア・スタッフさんたちとの交流を行いました。
ベテランのボランティア・スタッフの方が、自身がぷれいす東京で活動をはじめたきっかけなどを話したり、参加者の方からの質問に自身も最初の頃は同じような疑問をもっていたのだと共感したりと、とても印象的な場でした。

わたしも2006年の合同研修・オリエンテーションを受けて、陽性者やその周囲の人からの依頼に応じて家事の手伝いや外出の付き添い、会話の相手などをするバディ部門のボランティア・スタッフとしてぷれいす東京で活動をはじめてから丸3年が経ちました。

ボランティア参加の動機や活動に対するかかわり方、そしてそれを続けていくモチベーションのありようは本当に人それぞれだと思います。

クライアントさんの近しい家族や友人ではない、かといって特に医療や福祉の専門家でもないけれど、その人のことを気にかけて、何か支援が必要な時にはそばにいる、という人がひとりくらいいたっていいじゃん?──そんなクライアントとバディとの関係性をなんだか心地よく感じ、わたしはこれまでずっとかかわりを続けています。
極度に病院が苦手で、ちょっと体調を崩して医者にかからなければならなくなった時に気が重くて心細くて途方に暮れてしまうようなわたし自身にも、通院に付き添ってくれるバディがいてくれたらいいのにな、などということさえ思ったりします。

昨日お目にかかったオリエンテーション参加者の中にも、バディ部門での活動を希望している方がいらっしゃるでしょうか。
いろいろなスタンスやバックグラウンドをもったバディが、ボランティア・スタッフがもうひとりふたりさんにんよにん…くらいいたっていいじゃん?──と、お待ち申し上げております。