陽性者と家族の日記

きものと袴

蔵人

突然だが、週末にまた京都へ旅行に行ってきた。

千二百年の都だけあって、何度行っても見る場所に事欠かない。
しかし東京や大阪に較べて鉄道が余り発達していないのでバスかタクシーを比較的使うようになる。
今回偶々拾ったタクシーの中に「きもの割引」の広告が載っていた。読むと何でも着物を着ているお客には運賃を割引してくれるとの事。当初は期間限定だったが好評に付き恒久的実施になるらしい。

確認のため訊いてみた。
「あの~。この『きもの割引』って、男の着物でも良いんですか?」
「ええ、大丈夫ですよ~」
そう、自分はまだ「和服で外出」の野望は捨てていないのだ。

しかし、タクシーを降りた後、一つ確認することを忘れていた。厳密に言うと「きもの」と「袴姿」は別物である。「暴れん坊将軍」でパカランパカランと馬にまたがる松平健は「袴姿」だし、「マツケンサンバ」を歌い踊る松平健は「きもの」である。
自分は「きもの」は持っているが、「袴」は持っていない。
「袴姿」でも割引OKなんだろうか。

別にOKかどうかに拘らず自分は袴を着る事は無いだろうからかなりどうでもよい疑問かも。
でも袴は動きやすそうだし、正月とかには着てみたいものである。

腰痛

つばさ

 1月の終わりから腰が痛い。
 今まで腰痛なんかになったことがなかったので、
最初は気のせいかなと思っていた。
でも、相変わらず痛いので、もしかして何か悪いところでも?
と不安になり、友人たちに「最近、腰が痛いのよねえ、
前はこんなこと一度もなかったのに…」と相談してみた。

 返ってきた答えは、ほぼ全員同じ。
「歳だわね」。

 40代、50代の友人も今でこそ腰痛持ちだけど、
20代や30代まではそんなことなかったらしい。
そうだったのか…。

 心はもちろん、まだまだ身体も若いつもりでいたけど、
歳相応に身体も変化してきているんだなあ。
これからはもっと身体の声を聞いていかなければ。

 しかし、この腰痛。どうすればよくなるんだろう。
痛い…。

おつかれさま

つばさ

 仕事で朝6時過ぎのバスに乗った。
 ほぼ1時間で隣の県の政令指定都市
(つまりけっこう大きな市)に着く高速バスで、
この路線があるためにこのあたりもその都市への
「通勤圏」になっている。

 7時台のバスはよく利用していたので、
通勤客が多いのは知っていたけど、
まだ暗い6時過ぎになのにほぼ満席だったのに驚いた。

 毎日、この時間に通勤しているなんて大変だなあ。
帰りだって少なくとも1時間はかかるのだから、
定時に終わっても帰宅時間はけっこう遅くなるだろうし、
残業があればなおさらだろう。
なんだか無性に、乗っている人達みんなに
「おつかれさま」と声をかけたくなった。

冬物 大安売りで

ガジ

近所に買い物に行って、たまたまバーゲンで
嫁さんが気に入った洋服を見つけた。
遠慮がちだったので「買えば?」と後押しした。

大枚をはたいた買い物でもないのに、
とてもうれしそうな顔をする彼女を見て
暖かい気持ちになっていた。
きっとその時は、自分が掘り出し物を買った時より
うれしい気持ちになっていただろう。
そして根拠も何もないが、ゲットした
当の本人よりも自分の方がうれしいのでは・・・・と
確信している自分自身に、さらに幸せを感じて
得意気になってたかも。

上手く表現できないが、こういう些細な
気持ちを共有できるのって
まんざらでもない。

ちなみに自分の物は収獲ゼロ・・・・

ローラースケート

つばさ

 セールですごく安くなっているのを見て、
自分用にローラースケートを買った。
公園で、いつも娘が楽しそうに滑っている後ろを、
早足で歩いているだけなのが我慢できなくなったのだ。

 夕方、早速、履いてみた。
 「やったことがあるから大丈夫だろう」
という甘い考えは、すぐに吹き飛んだ。

 とにかく滑る! (当たり前。)
 それに不安定! (これも当然。)

 「お母さん、無理しなくていいよ。
 ゆっくりやっていけばできるからね」
と娘にも励まされる始末。

 …今週末、公園で練習しよう。
 怪我をしないようにできるか、とっても不安。

絶句

蔵人

ニュースでご存知だと思うが、学校のゴールポストで事故が起きて生徒が亡くなった、その学校の校長が自殺したらしい。

教育者が命を粗末にする人間で、どうやって生徒達に命の大切さを教えることが出来るというのか。

呆れてこれ以上ものが言えない。

Keep on Keeping on

ガジ

投薬開始からもうすぐ一年になろうとしている。
あっという間だったような、長かったような。
何かを始めるということは、
それなりに労力を必要とするし
また、続けてきた事を止めるのにも
同じように労力を必要とするものだと実感している。

「教育者が命を粗末にする人間で、どうやって・・・・」と
蔵人さんの感想はもっともだと思った。
自分もこのニュースを知って、心が乱された1人。
個人的には遺憾というか、後味の悪い思いがした。
決して失われた命が戻ってくる訳ではないのに。
でも、その道を選ぶほどに追い込まれてしまったのだろうか。

教育現場には当事者にしか分からない事情があるのか、
やっぱり自分には想像できない。
校長が命を絶つことに至った真相は分かる術はないけど
きっと、それ相応の覚悟の末のことなのであろう。

生き続けるのと命を絶つのとどちらが大変なことなのか、
死生観は、自分自身の考えも、その時々によって
変わっていくので難しいことだと思う。
いつまで経っても模範解答は体得できないような気がする。

ホタテ

蔵人

相方と一緒に夕食をとるため某百貨店の食品売り場へ。
殻つきホタテ680円とアンキモ580円、水125円をカゴに入れていざレジへ。
「・・・・お会計740円でーす」
・・・えっ?軽~く1000円は超える筈なんだけど、何で?
でも店員は何のためらいもなくレジを通したものを袋に詰めているし、会計も済んでしまった。
何らかの理由で最初のホタテ680円がレジに登録されなかったらしい。
・・・もう何もかも終わってしまった。後は立ち去るだけ。

安い買い物でした。
ご馳走さまでした。

年賀状

蔵人

今日、一通の年賀状が届いた。
自分の勤務先の別の部署に居たのだが親の仕事を手伝わなければならないとかでとかで昨年の夏に突然辞めて田舎へ引っ込んでしまった人からだった。部署が違っていたので遭う機会は余りなかったのだが、結構気が合う仲間だったので急に辞めたことを知らされた時はちょっとビックリした。
連絡先も分からなかったのでとりあえず前の住所に年賀状を送ったら、無事転送されたみたいでとりあえずは安心。
賀状には、田舎に戻ってから車の免許を取ったことと、いま父親と一緒に顧客周りをやっていることが記されてあった。
色々な事情があって止むを得ずそうなったのだろうが、ぜひこれからも頑張って欲しいなと思った。

それにしても、どんなに遅れても年賀状の返事はとても嬉しいね。

塩のチカラ?!

ガジ

最近、左眼の調子が悪い。
目やにがよく出て、見えにくい。
多分、コンタクトが汚れているせいだと思う。
連続装用OKのコンタクト歴は、はや10年以上。
眼のために本当は、就寝時は外した方がいいのに
不精なので、そのまま寝てしまう生活を続けている。
しかも同じレンズを3年以上使用している。

少しだけ、この生活態度を改めようと思って
この連休は久しぶりに寝る時には外そうと決めた。
どこで仕入れてきたか、嫁さんが
「結膜炎にヘソに塩を詰めてバンソウコウを
すると良くなる」というので
意味も理屈も分からず、試すことになった。

ということで、この連休は以上2つのことを
試みることになってしまった。
ヘソには塩入りのバンソウコウの×記が・・・・
外出時は絶対に交通事故などや不測の事態のトラブルで
人前にお腹をさらすことはできない、妙な緊張感が。
何だか痩せそう・・・・

別の効果が期待できるかも?!