スタッフ日記

明日(12/1)は何の日?

まきはら

みなさま、明日はスーパーの特売も見逃せませんが、年に1度の世界エイズデー。知ってなきゃモグリっていわれそうですが(笑)
何か特別なことがある訳ではないですが、個人的には、HIV/エイズのことを個人レベルで身近に考える日になってるような。

 

で、トップのバナー等でご存知の方も多いと思いますが、今年ぷれいす東京は、JAMMINさんとコラボで、チャリティTシャツの販売を初めてやっています!! 見ていただけました?

スタッフであれこ考えてキャッチコピーは「We Are Already Living Together」
それを、JAMMINのデザイナーのDLOPさんが素敵なデザインにしてくれました。
また、これには、”LIVING TOGETHER” 、”LOVING TOGETHER”、 LiVINGの”I”の文字を虫眼鏡で覗き込んであり、「I=自分自信と向き合おうよ」という意味が込められた、トリプルミーニングになっています。

メッセージの詳細はこちら(スタッフモデルの着用画像も色々あります)
https://jammin.co.jp/2018/11/28/this-week-design-placetokyo/

チャリティコラボTシャツをきてスタッフ集合写真

モデル?着用例

Tシャツの色、デザイン、その他のグッズ等いろいろあります!色やサイズは豊富。
https://jammin.co.jp/shop/

Tシャツだと1枚につき700円がチャリティーとなりぷれいす東京に寄付されます。

今回は以下のサイトから、いいね、シェアしていただけると、それもチャリティーになります!
https://jammin.co.jp/charity_list/181126-placetokyo/

ちなみに、期間限定で11/26(月)〜12/2(日)までの販売です。
残り2日、ぜひ覗いてみてくださいませ。

個人的には、Tシャツの生地が厚手でしっかりしているので、乳首が、いろいろ透けないのがいい感じでございます。(体型も顔も隠したい 笑)

なんか、普段からHIV/エイズが盛りだくさんな職場にいて、でも普段はあまり触れることのない話題でもあったりして、でも、ふと考えるというか、友人/知人の話のネタになったりするといいかなーとか、誰かにこのメッセージをみてもらえるとうれしいなー(乳首じゃない)とも思ったりします。

なお、いろんなメディアの露出も増えるこの季節、ぷれいすのスタッフの出演等の情報はトップページからぜひご覧くださいませ。

冬眠準備が着々とすすむ まきはら

あと2日

はらだ

JAMMINさんとのチャリティコラボTシャツの企画がスタートして、もうあと2日になってしまいました。

サイトのSHOPにいって、各アイテムをクリックすると、下の方に、「DETAIL」「SIZE/FACTORY」とあり、実際にTシャツなどをきた写真(身長とサイズ表示あり)や、サイズなどをみることができます。
これはと思うものがありましたら、ぜひお求めください。
(私はちょうどパーカーを探していたのですが、お値段もTシャツよりよいのでどうしようかと思っていました。でも二人が着ているのをみたら、暖かいそうで、すてきだったので、結局買うことにしました。ちなみにサイズはSでちょうどいいですが、袖は長めです。Tシャツはシャツの上に着ることにしたので、Mサイズにしました。)

また、JAMMINのぷれいす東京紹介ページには、ぷれいす東京の活動やHIV/エイズについて、写真満載でわかりやすく紹介されているので、ぜひご覧ください。

そのページからFacebook、twitterで、いいね、シェア、リツイートしていただくと、1アクションあたり10円が協賛企業さんからぷれいす東京への寄付になります。

12月2日(日)までですので、どうぞよろしくお願いします。

Tシャツ

さとう

体温調整がうまくいかない僕は、昔から半袖のTシャツを下着かわりに着ていた。近年、更年期や透析で水分調整がうまくできなくなり、なおさら激しい状況である。少し暑くなれば、モワッとして気分が悪くなり、少し寒くなるとブルブル震える。だから冬でも半袖になることもあるのである。

今、水面下で動いているプロジェクトがあるので、ここでこっそり話してしまおう。JAMMINという京都にある会社。とてもユニーク。NPOのサポートをしながら、商売が成り立つ。面白い。11/26からいよいよ「ぷれいす東京」とのコラボが始まる。

「JAMMINは、1週間限定販売のチャリティー専門のファッションブランドです。
全ての商品の売上の一部(Tシャツ1枚につき700円)を、毎週のチャリティー先NGO/NPOに寄付しています。」

Tシャツのテーマは「We’re already Living Together」期待して待っていてください。

 

天高く 性の教育 肥ゆる秋

ちずこ

この秋一番の秋晴れの11月3日、絶好の行楽日和でしたね。
その穏やかな秋の陽を背にうけて、もくもくと地下室をめざす若い女性たち、、、、いったいどこに?
行く先は日本一の性に関する資料室をほこる日本性教育協会、
そこで開催されたぷれいす東京主催「HIVと性の教育UPDATE!」セミナーでした。
関東各地から養護の先生や保健師さんなど30人あまりが集まりました。
学校性教育バッシングがふきあれてほぼ20年、性教育ってとかく「腰がひける」のだけど、
生身の子どもたちのリアリティに接すればだまっちゃいられない、ですよね。
そんななかで今春日本学校保健会が『教職員のための指導の手引き~UPDATE!エイズ・性感染症』を発行、
文科省がなんと17年ぶりに改訂したのです。つまり、17年ぶりに予算がついたってことなのですね。
性教育をUPDATEするいいチャンスではありませんか。
というわけで座学とワークのもりだくさんセミナーとあいなり、現場の先生方がはせ参じ、秋の陽はあっという間に暮れなずむ。
時間がない、周囲の理解も乏しいなかで子供の性とむきあう先生の苦労は今にはじまったことではないけれど、
外部講師や保健師さんを助っ人に、小さいときから日々のふれあいのなかでできることはたくさんある。
こどもの環境は激変のようにもみえるけれど、本質は変わっちゃいない。
新しい情報もたっぷり持って、仲間たちがいるじゃないのと、みなさん笑顔で家路につかれました。

人と性って深いからこそ、ずーっとむきあうんだよね、と勝手に納得し、「秋のよき日」よありがとう、でした

ちずこ

『教職員のための指導の手引き~UPDATE!エイズ・性感染症』は
日本学校保健会のサイトからダウンロードできるので見てみてね。

https://www.gakkohoken.jp/books/archives/206

♪北ウイング

さとう

中森明菜さんの名曲です。ふと思い出して、日記を書いています。

僕が社会人として働き始めた頃、営業畑におりました。今考えるととてもバブリーな会社だったのです。コンクールの成績で海外旅行に招待されました。香港には行けましたが、次にアメリカ西海岸への旅行がかかっていた時、あと1件の受注ができなくて、行けなかったことを思い出します。悔しかった〜、力を振り絞れば振り絞るほど、ダメでした。

仲間の数人が達成して、旅立った日。当時流行っていた「北ウイング」を熱唱しながら、涙を流していたことを昨日のことのように記憶しています。自分だけ取り残された感。初めてのアメリカへの旅行が消えてしまったこと。この辺りから僕の営業成績がカクンと落ちていきました。

代表の生島も、本日台湾入りしていますが、Facebookを見ていると、台湾に向かう人の多いこと。同性婚が認められた台湾。僕もいつかは台湾のパレードに参加したいなぁと思いながら、この日記を書いています。あの時の辛い感情が蘇りました。でもそれは同時に頑張れる力になったことも思い出しています。

HIVを抱えながら透析もしているので、海外旅行はハードルが高くなりました。ハワイでサポートしてくれるところは見つけてあるので、いつか行きたい、叶えたい夢の一つです。

さあ、仕事するか。ちなみに本日はホットラインの有志の飲み会。楽しい酒にしよう。

 

「僕の彼氏はHIVです」

さとう

若い人はYouTubeで情報を得るとか。なんだか僕にはピンと来ていませんでしたが、
今回縁あって、ユーチュバーのかずえちゃんの取材を受けました。
そもそもかずえちゃんのチャンネル登録者数が6.6万人。僕とパートナが出た動画に1週間で2万人以上のアクセス数があるなんて、マスメディアに匹敵する力を持っているなぁと感じました。

YouTubeのオフィスは、六本木ヒルズで、窓から東京タワーや遠くには羽田に飛び交う飛行機や恐竜橋が見える。庶民の僕としては別世界。夜景になったら、シャンパンでも乾杯したい気分になるほど、とても素敵な空間で、しばしリッチな気分に浸りました。

「僕の彼氏はHIVです」ってタイトル、正直言って最初、ドキッとしました。でもすぐにキャッチーなものは、こういう風に作られるのだな、と感心した次第。かずえちゃんはとても聡明な方でした。あの動画、実はノーカットなのです。25分の動画に一度で決めてしまう、かずえちゃんに感服。是非ご覧ください。

あぁ、はやい

まきはら

みなさま、まだまだ真夏の暑さが続く日々ですが、干からびてないでしょうか?
はい、ワタクシは気持ちの上ですが、かっさかさのかぴかぴでございます。
しかし、なんでしょうね、今年のこの暑さ。ほぼ南の国で育ったワタクシもびっくりでございます。いつまで続くことやら。
ボヤきついでに、毎年同じことばかり言いますが、こんなに毎日汁が溢れ出るのに、体重が減らないのはどういう我が身のミステリー。

さて、そんな干からびた担当のぼやきはさておき、いよいよ来週の土曜日(9/1)に年に1度のボランティア募集の説明会が迫ってまいりました。はえええ。6月くらいから、ぼちぼち、と思ってマイペースでやっていたら、あっと言う間でございます。時の経つのが早いこと。じじいのワタクシはあまりの早さに軽い尿漏れおこしそうでございます。

説明会(オリエンテーション)まで、残り1週間になりましたが、まだまだ説明会の参加は受け付けていますので、説明会だけでもよければおこしください。説明会で、部門の説明など聞いて、ボランティアとして自分に何ができるかなー、何したいかなーなど、考えていただければと思います。

9月1日(土) 新人ボランティア説明会のご案内(9月9日~研修開始)

ともあれ、また今年もいろんな方との出会いを、スタッフもボランティアも楽しみにしておりますので、ぜひぜひお越しくださいませ。

肉襦袢は永遠の我が身のミステリー
まきはら

「LGBT×貧困→ハウジングファースト」2018.5.2 シンポジウム報告

生島

TOKYO RAINBOW WEEKS2018の一環として、2018年5月2日(水)なかのZERO視聴覚室にて、「LGBT×貧困→ハウジングファースト」というシンポジウムが開催されました。

演者は以下の方々です。
大江千束(LOUD代表) プロジェクト概要
石坂わたる(中野区議会議員) 行政の立場から
稲葉剛(つくろい東京ファンド代表理事)ハウジングファーストという考え方について
生島嗣(ぷれいす東京代表)LASH調査の結果から
シェルタースタッフ(匿名)DVサバイバー支援機関職員の立場から

当日は、LGBT支援ハウスの開設に向けた今後の取り組み(大江)、行政に関わる立場からの相談事例の紹介(石坂)、つくろいハウス事例報告(稲葉)、DV・虐待サバイバー支援の現場から見えてくること(とある施設職員)、LASH調査の結果から、ゲイ・バイセクシュアル男性の生きづらさについて調査結果をご紹介しました(生島)。

定員100人を超えるお申し込みをいただき、2時間はあっという間に過ぎてしまいました。

LGBT当事者からの相談事例には、家族やパートナーからの暴力や、セクシュアリティに由来するメンタル不安などを理由に生活困窮となり、住まいを失うケースが少なくありません。とくに、ゲイ・バイセクシュアル男性やトランスジェンダーをはじめとするLGBTの場合、既存のシェルターなどの施設を利用できず、同性と相部屋になったり、本人が望む性別とは異なる施設入所を余儀なくされ、自立に向けて大きな支障となることもあります。

この数年にわたり、LGBTと貧困について議論をしてきましたが、現状の課題に対応するため、「LGBTハウジングファーストを考える会・東京」を結成して基金を募り、支援ハウスの運営をこの秋にスタートすることになりました。現在、クラウドファンディングを実施中です。

生島もメンバーの一人として参加していますし、ぷれいす東京も連携していく予定です。HIVに関する相談領域でも、時々家がないことで明日が考えられないという相談を受けることがあります。このプロジェクトに興味がある方は、ぜひ、下記のページをご覧ください。

【9月30日まで実施しているクラウドファンディングのページ】

日本初!貧困・孤独・病気
負のスパイラルから抜け出すための『LGBT支援ハウス』をつくりたい!

こりゃ干からびますわ

まきはら

みなさま、毎日暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。しかし、今年は7月しょっぱなから東京地方は連日の猛暑で暑いまんま。もう茹で上がるどころか、干からびないか心配なくらい?このままだと、ただでさえ色々と干からびているのが、さらに干からびそうな。ええ、潤ってないところも多々あるんでございます。まぁ、基本は油と脂とドロドロの闇でできてますが(怖)

おーつきさんの充実した「オレンジの国から通信」みました?画像も情報いっぱいで読みごたえアリ。すばらしい。あああ、そのあとにこの程堕落で恐縮でございます。

さて、先日の帰りの夜道、のら猫をムツゴロウよろしくかわいがっていたところ、猫様があらぬ方向をみたまんま静止。ちょっと、誰かいらっしゃるんですか?、どなたさんですか?、この時期に怖いなー怖いなー、このままいくと稲川淳二みたいな話になりそうと思いつつ、あらぬ方向を恐る恐るみたのでございます。すると、そこにいたのは、10mほど先の民家の屋根を軽やかに移動するハクビシン。もーびっくりさせんなやと思いつつも、東京での野生動物の遭遇に、ムツゴロウもどきは当然のごとく興奮したのでございました。なんなん、あの胴長短足。かわえぇ…。しかし、猫がいなければ全く気づいていなかったので、猫様の視覚?嗅覚?聴覚?には感服でございます。
ちなみに、猫様に視線を戻すと、またもや違う方向をみたまま静止。うわうわ今度こそ本物か、とおもいつつ、また恐る恐る同じ方向をみたところ、7-8m先に今度はライバル?の猫様。猫様にとっては見えてて当然、気づいてて当然かもしれませんが、すごすぎです。ただ、夏の夜に静止はご勘弁(笑)

さてさて、そんな猫様に癒されながら、9月の新人ボランティア研修に向け、着々?泣く泣く?準備をしている最中でございます。今年もあの手この手を使って、参加者の方に研修を楽しんでもらえるよう暗躍?もとい粛々と準備をしております。ぜひ、一度ぷれいすのこの研修に踊らされて?みませんか(汁)毎年の参加者の感想があるので、読んでいただければ、どんなものか想像できると思いますのでぜひ。

http://ptokyo.org/activities/data/9790

説明会まで1ヶ月切りましたが、まだまだ参加者募集中でございます。もし、周りに興味がありそうな方がいたら、ぜひご案内くださいませ。えぇ、後の苦情は一切受け付けておりませんのであしからず。

田舎で狸と猿と猪と兎と雉と人をみて育った
まきはら

オレンジの国から deel 8

おーつき

「Breaking Barriers, Building Bridges(障壁を破り、橋を架けよう)」をテーマに行われた第22回国際エイズ会議は、世界各国から1万6,000人超の参加者を集め、27日に閉会しました。

この会議の目玉のひとつとして、「PARTNER研究」の続編でもある「PARTNER2研究」の成果も発表されました。HIV陽性と陰性の972のゲイ・カップル間の76,994回のコンドームなしのアナルセックスで、1度も感染が起こらなかったというエビデンスで、治療を継続しウィルス検出限界未満のHIV陽性者からは感染の可能性がないこと、「Undetectable = Untransmittable (U=U)(検出限界以下=感染しない)」のメッセージに加勢しました。

会期中に国際エイズ学会の著名な専門家らも合意声明を発表し、現在少なくとも68の国々が、HIV陽性者が自身の感染を伏せたり他者に感染を及ぼすことを犯罪と規定しているが、それらは最新の科学によるエビデンスを理解しておらず、HIV/エイズ対策の障害となるばかりか、スティグマの増強につながっていると非難しました。

世界的には今もなお、3,700万人のHIV陽性者のうち東ヨーロッパ・中央アジア・北アフリカ・中東地域を中心に1,500万人が治療へアクセスできず、年間100万人が命を落としています。しかし、国際的なHIV/エイズ対策のメジャーな拠出国の半数以上が、昨年1年間でその拠出額を削減しているという現状があります。華々しい科学の成果とのこのギャップに橋を架けていくことが、引き続き大きな課題となっています。
 

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国際エイズ会議閉会翌日の28日からは、Pride Amsterdamが開幕。アムステルダムの街中がよりLGBTQフレンドリーに彩られます。
 

 

 

 

アムステルダム最古のLGBTQ向けバー「Café ‘t Mandje
 

 

 

 

 

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