スタッフ日記

活動報告書できました!

はらだ

みなさま、ご報告とお礼がすっかり遅くなってしまい、
申し訳ありません。

4/29(火・祝)に開催した、ぷれいす東京設立20周年記念シンポジウム
「HIV/エイズとともに歩んだ20年とこれからのこと。」は、
94名の方にご参加いただき、盛会のうちに終了いたしました。
どうもありがとうございました。

そして明後日、5/25(日)は、恒例のぷれいす東京活動報告会
新宿区戸塚地域センターで開催いたします。
個性あふれる部門報告からは、ぷれいす東京の活動の様子が
リアルに伝わることと思います。
また、永年ボランティアとして活動しているスタッフへの
感謝状贈呈を行う予定です。
トークコーナーでは、「ぷれトーーク!」と題して、
各部門のスタッフに登場していただきます。
どんな話が飛び出すかは、乞うご期待。

活動報告会では、本日できたてほやほやの活動報告書も
お渡しいたします。2013年度の年間活動報告書は、
あざやかな赤!表紙だけではなく、中身も必見です。
みなさまのご来場をお待ちしています。

大雪から3ヶ月・・・・あの企画が帰ってきた!

sakura

TOKYO RAINBOW WEEKでもあったゴールデンウィークも終わって、気がつけば活動報告会も間近という時期になりました。

僕は4/29のシンポジウムには本業の関係で参加できなかったものの、4/27に開催された東京レインボープライドパレードでは、HIV関連のブースのお手伝いをしたり、パレード中は楽器を吹いてたりしました。その様子は改めて日記に書きたいと思います。

ちなみに同じタイミングで活動報告書の原稿締め切りなんかもありまして、本職は本職でいろいろあったので、僕にとってはヘビーな月末月初でありました。

 

さて、例年ならば「よし原稿書けた、これで一段落・・・・」となるタイミングなのですが、今年は違います。

なんと活動報告会の前の週に、あのイベントを開催します!

 

 

QOGL −Quality of Gay Life− 

vol.4「禁煙しないとダメですか?」

日時:2014年5月17日(土) 19:00〜21:00(開場18:30)

会場:新宿区戸塚地域センター 会議室1・2(高田馬場駅早稲田口徒歩3分)

http://www.to1.bz-office.net/

出演:井戸田一朗(医師/しらかば診療所)・孔明(Go-Go BOY)ほか

入場料:無料

定員:40名

 

ちょうど3ヶ月前の2/8、首都圏を襲った大雪で中止となった、QOGLタバコ編のリベンジ開催です!

たくさんの方のご来場をお待ちしております!!

 

(詳しくは下のフライヤー画像をクリックするとGフレブログに飛びます)

QOGLvol.4フライヤー

 

Tokyo Rainbow Week2014 HIV関連の情報

生島

Tokyo Rinbow Week2014が4 月26日(土)~ 5 月6 日(祝)に開催されます。期間中に、LGBT に関連した様々なジャンルで活動するNPO・団体・ネットワークが、自治体・企業・メディア等と連携しながら、多岐にわたるイベントや企画が運営されます。期間中、いくつかのHIV関連のイベントがあるので、紹介します。

http://www.tokyorainbowweek.jp/

■4月26日(土)13:00 – 15:00   @ Galaxy Gingakei

法律トークショー 「こんなときどうする?よくある法律トラブル7選」

(Tokyo Rainbow Week2014 webから  )LGBT支援法律家ネットワークの有志の弁護士がよくあるLGBT法律問題をわかりやすく解説します。ゲストには、HIV陽性者支援活動で知られるぷれ いす東京代表の生島嗣氏と、ドラァグクイーン兼ライター・脚本家でおなじみのエスムラルダさん。

http://www.tokyorainbowweek.jp/?p=133

■4月27日(日) @ 代々木公園イベント広場&野外ステージ

(フェスタ)11時~ (パレード)出発時刻:13時頃~15時(予定)

東京レインボープライド  パレード&フェスタ2014に、久しぶりに、LIVING TOGETHER計画がフロート、ブースを出します。 カラフルに装飾された15の「フロート」山車がパレード参列者を先導し、渋谷・原宿界隈を音楽に合わせて行進します。私たちのフロートのテーマ は、「AIDS is NOT OVER!」です。また、乗員には、ドラァグクイーンのHOSSY、DJにM☆NARUSE、そして長年、HIV陽性の当事者として最前線で戦い続けてる 長谷川博史さんです。よろしければ、ご一緒に歩きましょう。

当日参加できる人も、できない人も、ぜひ、サイトを訪れてください。

facebook https://www.facebook.com/pages/AIDS-is-NOT-OVER /619114934835358?ref=hl

twitter   https://twitter.com/AIDSisNotOver

■4月29日(祝) 14:00 – 17:00  @箪笥地域センター 5階 コンドル(多目的ホール)

ぷれいす東京設立20周年記念シンポジウム

HIV/エイズとともに歩んだ20年と、これからのこと。

出演:池上千寿子(ぷれいす東京前代表)

樽井正義(慶應義塾大学名誉教授)

根岸昌功(前都立駒込病院感染症科部長・ねぎし内科診療所院長)

宮田一雄(産経新聞編集委員)

国際エイズ会議が日本で初めて横浜で開催された1994年、ボランティアの有志により「ぷれいす東京」が設立された。以来20年間、ゲイ・ バイセク シュアル男性らを含む年間約4,000件のHIV陽性者とそのパートナー・家族からの相談、2,400件の感染不安に関する電話相談を受ける など、地域に 根ざした活動を続けている。

1997年からは10年に渡り、ゲイ・バイセクシュアル男性向け啓発イベントVoiceを開催し、その後も、“Living Together”という陽性者や周囲の人による参加型キャンペーンを呼びかけるなどしてきた。

ぷれいす東京がこれまでコミュニティとともに歩んできた道のりを、設立当時を知るゲストによるトークと映像でふりかえり、これからの道すじ を探る。申し込み不要、無料。

■5月6日 (祝)17:00 – 20:00 @スナック九州男

第32回Living Togetherのど自慢 

We’re already Living Together

HIV+の人やその周りのひとたちの書いた手記の朗読+コメント+のど自慢の合体参加型サロン☆カラダで聴いてココロで歌おう♪豪華出演者と ともにお届けします。NPO法人akta

http://akta.jp

Living Together計画

女性HIV陽性者たちを主人公にした映画のお知らせ

生島

生島です。

終わってからの案内で、すいません。

3/23日に、以下のトークショーに参加してきました。上映が終わって、皆様の前に、坂上監督とともに並ぶと、観客の皆様の目は、すでに涙で一杯でした。この映画はHIV陽性の女性も多く出演します。一人一人の女性たちの体験談に基づいた内容が舞台上のパフォーマンスのパートとして組み込まれていきます。

なかなか向き合うことが難しい話題、話しにくいことを題材にしながらも、舞台の上にたち表現することを通して、最後には、それを演じる彼女たちの顔は自信と力強さに満ちていました。

ぜひ、この機会にご覧ください。    

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映画「トークバック・沈黙を破る女たち」上映後のトークショーのお知らせ

舞台はサンフランシスコ。元受刑者とHIV陽性者が自分たちの人生を芝居にした。
8人の女たちに光をあてた、群像ドキュメンタリー。
「人生は必ずやりなおせる!!」

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=vOpc6xmcVys

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(webから)渋谷イメージフォーラム(渋谷駅徒歩7分くらい)で上映中です。
モーニングショー(10:45~)の直後12:45〜13:00の15分間、ミニワークショップやトークを予定しています。今のところ決定しているゲストは下記のとうり。ユニークで豪華な顔ぶれに、何度も足を運びたくなる?!

3/22(土) 新井英夫さん(体奏家)   
3/23(日) 生島嗣さん(ぷれいす東京代表)
3/29(土) 上岡陽江さん(ダルク女性ハウス代表)
3/30(日) 花崎攝さん(ワークショップ・コーディネーター)
3/31(月) 上野千鶴子さん(社会学者/wan理事長)
4/ 5 (土) 信田さよ子さん(臨床心理士)
4/ 6 (日) 綾屋紗月さん(発達障害当事者研究者)
皆さん、お楽しみに! 
http://www.imageforum.co.jp/theatre/ 

SEXUAL HEALTH BOOK 2 完成!

いみ/みず

PEP、オトナの女性部門のみずです。

ぷれいす東京の女性スタッフ有志でプロジェクトチームをくんで、

このたび、「SEXUAL HEALTH BOOK 2」を完成させました。

やったー!!


冊子のテーマは、セクシュアルヘルスと性の多様性。


高校生や大学生のユース向けの冊子ですが、

実は、オトナ女子にも読んでほしい。もちろん、オトナの男性にも。


自分のカラダのこと、「好き」ということ、自分や相手を大切にするということ、

実際にカラダのことで困ったらどこに相談したらいいか、

性の健康を保つためのどんなグッズがあるか、などなど。

いろんな気づきにつがなる、とっても素敵な内容です。


ひとりで読むのも、仲間や大好きな人と一緒に読むのもおススメ。

私は友人にプレゼントして、感想を教えてもらいました。


みなさんにも、読んでいただけたら嬉しいです。

「HIV:退職の看護師訴訟」の記事を読んで

生島

 HIV感染がわかることで勤務先を退職することになってしまったHIV陽性者による訴訟に関するニュースを読み感じたことを書かせていただく。
 

毎日新聞 2014年03月14日「HIV:退職の看護師訴訟、結審 福岡地裁支部」

http://mainichi.jp/select/news/20140315k0000m040034000c.html

 体調が不良があった看護師が、勤務先の病院から紹介を受けた専門医療機関(エイズ拠点病院でもある)でHIV陽性だと判明。専門医療機関はご本人の職場だった病院に「紹介元医療機関への経過及び結果報告」としてHIV感染も含めて報告をした。勤務先、専門医療機関が訴えられていたのだが、専門医療機関とご本人との間では、すでに和解が成立している。職場が重なる場合には、紹介元への報告においては、本人の意思を確認していくという再発防止も提案されているという。

 しかし、職場の医療機関内との間で、訴訟が継続しており7月に結審だという。診療情報として提供された報告情報を職場の労務管理に利用したのかどうかの是非が争われている模様。勤務先であった病院は、本人の体調に配慮して休職を勧め、退職を強要した訳ではないと弁明しているという。

 私たちが受ける相談のなかでも同様のケースはある。看護師長が事務方から風評被害を恐れて、退職に誘導するように指示されており、師長が疑問を感じて相談をしてくるなどの事例が複数ある。その一方で、陽性者自身も陽性とわかったら看護師として働くことはあきらめるべきだというHIV陽性者もいて、自主的に退職してしまうこともある。
 HIVは他の血液で感染するウイルスと比較しても感染力が弱い。他の感染症への対応ができていれば、現状の対応で問題ないはずなのだが、医療や福祉の現場で働くHIV陽性者、周囲の人たちからはこうした相談は時々寄せられる。医療機関は、医療や健康にいわゆる'ただしい知識'に関する国民の規範となるべき存在であるが、この状況を放置していること事態が問題であるように思う。この訴訟は氷山の一角にすぎない。

 日本看護師協会が2010年10月に名古屋でおきた、HIVに感染した看護師への退職勧告報道について、以下の声明を発表している。

 HIVに感染した看護職の人権を守りましょう
 http://www.nurse.or.jp/nursing/practice/shuroanzen/safety/hiv.html

 ぷれいす東京ではHIV陽性の看護師たちのミーティングを実施しているのだが、参加者の多くがHIV感染に、エイズ発症で気付く割合が高い印象である。彼らの職場 は、自己の感染確認を躊躇させるような環境なのだろうか。今後も、この訴訟に注目していきたい。
 

陽性者サービス案内

さとう

 

DSC_0139-01ぷれいす東京の陽性者向けサービスをまとめたパンフレットができあがりました。ぷれいす東京のニュースレターに同封しますので、ご覧ください。昨年の8月から制作に取りかかり、あーでもないこーでもないと意見が交錯して、まとまらず。何度も挫折しそうになりながら、やっとできあがりました。今までのぷれいす東京のものにはなかった「ポップテイスト」「話してみる」「会ってみる」「応援します!」の短くストレートなコピー。多くの方々に届くと嬉しいです。

次回イベントに向けて、アンケート実施中!

sakura

新年早々、仕事の都合で、ラウンド髭をバッサリ剃りまして。

多くの人が「誰だか一瞬わからない」などと言う中、まきはらさんだけは「懐かしい感じがする」と一言。

そうです、僕が髭を伸ばしたのは7年間だったのですが、ぷれいす東京にボランティアとして入ったのはさらにその2年前なのです。つまりボランティア開始当時の僕を知っている人なら髭のない僕を一度は見ているはずなのです。にもかかわらず誰かわからなかった的リアクションの数々が僕より前からぷれいすにおられる人から聞こえてくるのです。これはいったいどういうことなのでしょうか(髭以外の部分の経年変化についてはスルー)。

ちなみに、ゲイ雑誌「バディ」2月号から、ぷれいす東京スタッフが交代で書くコラム「Living with HIV」が掲載されているのですが、そのコラム用に僕の似顔絵を描いていただいたのですが、まだ髭のある時代に描いていただいたので大幅に変わってしまっています(申し訳ありません)。

 

さて、そのバディのコラムでもご案内していますが、次回のQOGLを2/8(土)に開催します。

テーマは「タバコ」。

今回は新しい試みとして、タバコと出会いなどについてちょっとしたアンケートを実施しています。

ゲイ/バイセクシュアル男性の皆さんにぜひ協力してもらえたら、と思っています!

アンケートはこちらから↓。

タバコについてのアンケート

タバコについて勉強しつつも、個人個人のライフスタイルや周囲の環境等とうまく折り合いをつけながら、より良いゲイライフのヒントになるイベントにしたいと思っています。

アンケートだけでなく、もちろん、当日のご参加もお待ちしています!

 

QOGLVol4_4

QOGL −Quality of Gay Life− Vol.4

タバコ編「禁煙しないとダメですか?」

日時:2014年2月8日(土) 19:00〜21:00(開場18:30)
会場:新宿区戸塚地域センター 会議室1・2(高田馬場駅早稲田口徒歩3分)
   〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-18-1 

出演:井戸田一朗(医師/しらかば診療所)・孔明(Go-Go BOY)・加藤悠二(くま絵師)
入場料:無料
定員:40名
主催:ぷれいす東京Gay Friends for AIDS
住所:〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-11-5 三幸ハイツ403
TEL:03(3361)8964(月〜土 12〜19時)【当日(18:00〜)は、携帯:080(5387)8341】
Website:http://gf.ptokyo.org
Facebook:http://www.facebook.com/ptokyoGF
Twitter:@ptokyo_gf(http://twitter.com/ptokyo_gf)

※QOGLはゲイ・バイセクシュアル男性向けのイベントです。男性の方のみご参加いただけます。
※障がいをお持ちの方で介助者および手話通訳を同伴される場合には事前にこちらよりご連絡ください。

 

ウマー

おーつき

Cake午年に湧く(?)高田馬場より、ぷれいす東京が直近に予定している3つのイベントのお知らせです。

 

第3回HIV陽性者(免疫機能障害者)のための就職支援セミナー(ネスト・プログラム)

1月22日(水)開催。複数の企業による、求人などHIV陽性者の雇用に関する情報提供が予定されています。※HIV陽性者限定のイベントです(事前申し込みと利用登録が必要です)。

第2回HIVと性の教育セミナー(協賛:日本性教育協会)

2月11日(火・祝)開催。どなたでも参加いただけます(事前申し込み要)。来場者には、ぷれいす東京の新冊子「Sexual Health Book 2」(近日頒布開始)等を差し上げます。

HIV陽性者による第27回日本エイズ学会参加報告会(主催:HIV陽性者参加支援スカラシップ委員会)

2月16日(日)開催。どなたでも参加いただけます(事前申し込み不要)。日本エイズ学会にスカラシップを利用して参加したHIV陽性者の生の声をお届けします。

 

いずれも毎回好評をいただき、継続開催しているイベントです。よろしければご来場ください!

第3回就職支援セミナー 1月22日(水)

生島

第3回の就職支援セミナー1月22日(水)夜間に開催します。

興味がある人は、ぜひご参加ください。
今回の参加企業は、以下の通りです。HIVへの理解があり、
差別をしない企業さんたちです。アマゾンさんは、一般、障害者枠の
両方について話していただける予定です。ご期待ください。 

 アマゾンジャパン 株式会社、セントメディア株式会社

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2企業からの情報提供に加えて、他のIT企業の経理、事務スタッフ、アパレルメーカーの雇用情報なども提供予定です。

 

最近、中日新聞さんの記事(12/27)の取材に協力しました。記事には、ハロワークで免疫機能障害者として就職活動する
HIV陽性者の登録数と、そのなかで就職がきまった数がグラフ化されています。 

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2012年に、登録している人は989人、うち就職がきまったのは、249人となっています。2008年は、442人中71人ですから、
この5年で大きな変化が起きていることがわかります。

中日新聞(12/27)
「障害者枠」活用に関心  HIV感染隠さず就労

ぷれいす東京に就労に関する相談で来所する方には、一般枠だけで就職活動をする人もいますが、障害者枠と一般枠の両方で検討をしている人が増えているように感じます。

障害者枠での就労は給料が安い求人も多いのですが、最近では人事や総務などでの補助的な労務でないポストに入職する人たちが増えているように思います。そうした枠では、他の労働者と変わらぬ条件で就労している人もいます。

一般枠でも、障害者枠でもHIVを差別しない企業さんが増えてきています。ぜひ、この機会を皆様の就職、転職などの参考に御役立てください。みなさまの積極的な参加をお待ちしています。