スタッフ日記 “さとう”

大地震

さとう

先ずは被災された方々にお見舞い申し上げます。ニュースで被害状況を見るたびに心が痛みます。まだ行方のわからない方が多くいらっしゃるようで、心配です。仙台に友人たちがいて心配。親戚が岩手の沿岸沿いにいて、安否がわからない人が何人かいます。津波で集落が壊滅状態と報道されています。日本で起きた地震で最大と言いますから…。

昨日は電話がかかってくる予定があり、自宅マンションにいたのですが、今までに経験したことのない揺れを感じ、潰れるのではないかと不安になりました。いろいろなものが落ちたり倒れたり。そんな中で電話かかって来ないなぁなんて考えていたりして…。無理な状況でしたよね。ただその後。急に電話相談があったことを思い出し、事務所に駆けつけました。やはり電車が止まって、到着できないスタッフもおりました。しかしこんな事情ですから、電話は鳴りませんでした…。

事務所にいたスタッフの話では、棚の荷物が散乱した様子。例のカレンダー周辺とか…。この日記を書いていても余震の揺れを感じます。皆さま十分にご注意ください。

幸せのかたち

さとう

人それぞれですよね。HIV陽性でもそうでなくても、あるいはわからなくても…。他の病気や怪我、環境や境遇がどうあろうと…。幸せは自分が感じることなんだと、僕は思います。他人から見たら大変そうに見えても、そのことを楽しんでいる人もいれば、何事もないように見えていてもとても辛い人もいる。でも辛い中にも、小さな幸せが見つかるといいなぁと僕は思っています。

ところでTOKYO FMの「Think About AIDS」は残念ながら終わってしまいましたが、その音源やコメントはポットキャストで聞けます。今日覗いてみたら、新たに12編のリーディングがアップされていました。何だか懐かしくもあり、嬉しくもあり、家に帰ったらもう一度じっくり聴いてみようかなと思っています。皆さんも是非覗いてみてください。タイトルは僕の手記を読んだある人のコメントの中の言葉から頂きました。誰が読んでくれたのか探してみてくださいね。

春一番と花粉

さとう

今日は風が強いなぁ…なんて思ったら、春一番だそうです。朝、透析病院に向かう時、空を見上げたら靄っていて、たぶん花粉や埃が舞っているのだろうなと思いました。昨年の夏が記録的な暑さだったため、今年の花粉の飛散量は多いそうです。天気予報で暖かくなるとは聞いていたので、マスクをして出かけました。予防していないと僕も仲間入りしてしまいそうなので…。

お陰さまで、僕は花粉症ではないのですが、花粉症の皆さまには大変な季節が到来したと感じます。寒暖の差が激しいうえ、暖かいと思っていても、何だか来週は冬に逆戻りの様子。お風邪など召されぬようにご注意ください。花粉は大変だけれども、梅の便りとか桜の開花日の話題に何となく心を躍らせている今日この頃。ぷれいす東京のお花見は、4月の第1日曜日に決定。皆さまと楽しいひとときを過ごせればなぁと思っています。

奇跡

さとう

って起こるものなのです。日常の些細なことから、出会いまで…。

ご無沙汰しています。いくです。新年の挨拶もしないままに2月になってしまいました。

先日、事務所で仕事をしている時のこと。僕の机の上にあるカレンダーの奥のものを取ろうとして、横着をしていたら、例によってカレンダーが落ちると同時に、そのカレンダーを掛けていたフックが落ちてしまいました。カチャンという音がして、見てみたらフックの磁石がどこかに飛んでしまっている。机の下から、ワゴンの下、机の細々したものの中から…いろいろ探したけれども、結局見つからなかった。はらださんが代役のものを探してきてくれて、諦めたのです。いつか出てくるから…。

数分後、隣のはらださんが何やらごそごそとしていると、「あった〜」の声。磁石が出てきました。その在処と言うのが、はらださんのジャケットのポケットの中。こんなことがあるんですね。どうせならポケットに入った瞬間に小判にでもなっててくれたら良かったのに…。

ところで日記をいつから書いてなかったか振り返っていたら、昨年最後の日記がカレンダーが落ちて「チンジャオロースー丼に早変わり」だったのですね。奇跡の3度目は、何になるのかなぁ。幸せな出来事にならないかな。皆さんにも良いことがありますように!

今年もあと僅か…。

さとう

ご無沙汰しています。日記を1ヶ月以上も書いていませんでした。ぷれいす東京・事務所の年内も今日、明日、24日とあと3日になってしまいました。こんな気ぜわしい時に限って、トラブルが起こるもの。お昼に「チンジャオロースー弁当」を食べていて、丁度半分食べた頃、何かの拍子に目の前のカレンダーが、突然落ちてきて、弁当は散乱!と思った瞬間、見事にご飯の上にチンジャオロースーが…。チンジャオロースー丼に早変わりしました。隣の席の書類にも…はらださん、ごめんなさい!

日記を書いてなかった理由のひとつは、ホットライン部門の研修がいよいよ始まり、その準備に追われていたことがあります。もう1つの理由は、眼底出血を繰り返し起こしてしまい、失明を回避するため手術をしたという出来事がありました。目の手術ですので、部分麻酔をかけているとは言え、目の前というか、目の中で手術が繰り広げられたのです。SFの世界かと思うほど貴重な体験でした。

ところで電話相談の年末年始の体制をお知らせしたいと思います。0120(ポジティブ・ライン)は12月28日火曜日まで、13時から20時まで通常通り相談を受け付けています。Gay 向けの電話相談は12月25日土曜日まで、感染不安の電話相談は12月26日日曜日まで、それぞれ電話を受け付けています。

また新年は、1月4日以降日程通り始まりますので、よろしくお願い致します。

紅葉

さとう

記録的な酷暑が続いた今年の夏だっただけに、秋に入ってからの冷え込みが寒さに感じるのは僕だけでしょうか。人の体の順応力に改めて感心している今日この頃です。

先日、無理をして紅葉狩りに行ってきました。この日しか出かけられないというタイミングで、午後から車を飛ばしたのでした。TV番組で知った富士山の絶景スポット「紅葉台」夏のある日、その情報に誘われて訪れたのですが、今回は紅葉が始まる季節、富士山が夏の時よりも近く感じました。頂上は僅かに雪を抱いていて、青木ヶ原の樹海の緑の中に、赤やオレンジの模様が星屑のように散りばめられてました。

思わず「ヤッホー」と叫びたくなる絶景。丁度夕日が本栖湖の先に沈んでいき、富士山が赤く染まっていく。そして夜のカーテンが少しずつ辺りを包んでいく。こういう瞬間に生きていて良かったと思うのです。

皆さんも秋色の景色を探しにいきませんか?DSCN4396

ありがとう

さとう

 

ピクチャ 1前回日記に書いた「RENT」のトークショーはとても楽しかった。HIV/エイズに関して、田中ロウマさんとソニンさんと2人の陽性者でのトーク。それぞれのHIVへの関わり方、RENTの役柄に込めた思い、RENTとの繋がりなど…。当初30分の予定を遥かにオーバーして45分間。

客席も熱かった。季節外れの台風の中、大勢の方が残って聞いてくれました。僕は人前に出るきっかけを話しました。恋愛話に突っ込みが入ったり、終わる間際にはロウマさんから「勇気を持って出てきてくれて、ありがとう」とエールを贈られました。

楽屋口から出てきたのですが、たぶんおふたりの追っかけ?の女性たちが、僕たちに握手を求めてきて、びっくり。まさか田中ロウマとは間違えられたりはないと思うですが…(笑)

でもこうして握手を求められたりすると、味方は大勢いるのだなぁと感じます。まだまだ社会での受け入れは進んでいないと思っていても、もしかすると見えないところで何かが動き出しているのかもしれません。一歩ずつ歩んでいきたいです。

新しいステージ

さとう

今年の10月は何かとバタバタしていました。事務所の移転の準備は予想以上に大変なものでした。僕は4年前に自宅の引越しを経験していますが、やはりその時とは比べ物になりません。それでも引っ越してみると、前より住みやすい環境になったと思います。事務所らしい事務所です。新しいスタートですね。

ところで僕にとっても今年は新しい動きのある年でした。「ETV特集」でHIV陽性者として顔を出したことです。そして今度は10月30日(土)の「RENT」チャリティーウィークの「RENTとHIV」に登壇することになりました。田中ロウマさんとソニンさんと他の陽性者と4人で対談です。どんな感じになるのか今から楽しみです。

最近、若者の中でHIV陽性者として話す機会がありました。若いうちからHIVに関心を持って、様々な活動をしてという真っすぐな姿勢を見ていると、こちらまで嬉しくなってしまいます。少しずつ関心が深まっていくといいなぁと思います。この秋とともに…。

少数と多数

さとう

ご無沙汰しています。僕が日記を書かないうちに猛暑も過ぎ去ってしまいました。急に寒くなったので、風邪など召されていないでしょうか?

先日aktaで行われた「エイズはじめて物語」に参加してきました。根岸先生のお話だったのですが、日本の感染症対策の根本、根っこをお聞きした気がしました。コレラ⇒ハンセン氏病⇒HIV/エイズ⇒新型インフルエンザと続く対策の陰には、幕末から明治にかけて活躍した長與專齋の感染症に対する考え方が根強く残っているのだと教えられました。「多数の者を助けるためには、少数の者をいとわぬべき」という考え方。

根岸先生は、急性と慢性の感染症の対策は違わなければいけないと論じていました。まさに慢性の感染症に対する考え方が確立できていないのだと思います。

でも根岸先生のお話の中で心強かったのは、必ずプラスに動く力と、マイナスに動く力が出て来ると話されていたことです。僕も
プラスの力をひとつでも増やすための活動でなくてはいけないと、改めて感じました。

リーン、リーン。

さとう

「猛暑日」「熱中症」「熱帯夜」世の中のニュースは暑いものばかり。まあ8月だから許そう。でも9月以降も続きそうな勢いが少し怖いよ。

今日は夕方、郵便局に出かける用事があって、緑の木立の公園のあたりを抜けていくと、少し涼しい風が吹いていて、つくつくぼうしに混ざって、コオロギやらスズムシたちが、何だか申し訳なさそうに鳴いていた。秋の虫たちも待ちくたびれているのかな。だってそろそろ夜は鳴いてもいい時期だもの。

こうしてみると都会のど真ん中で、昔からの風情を楽しめるなんて、贅沢なものだと感じる。僕も秋が待ち遠しいよ。リーン、リーン。