スタッフ日記

桜はまだか…

さとう

もう3月も下旬というのに、なかなか暖かくならないですね。スタッフで日程を考えた時には、こんなに開花が遅くなるとは思ってもみませんでした。昨年も春の到来が遅く感じましたが、今年もそろそろ本格的な暖かさの中で過ごしたい気分でいっぱいです。恒例のぷれいす東京のお花見は4月1日。1本でも開花して欲しいと願っています。

あまりにも待ち遠しかったので、「さくら」という言葉が入った曲のCDをセレクトしました。「さくら」はあんなに楽しみで、待ち遠しい花なのに、散るのが早いせいでしょうか、失恋が絡んだ歌が多いですね。聞いているだけで、切ない思いが湧いて来て、胸がきゅんとしてしまいました。

そして、ありふれた毎日がある。

矢島 嵩

web NESTのトップページ、前回のぷれいす日記(って、他に誰も書いてない?)の予告通り、リニューアルからちょうど4ヶ月でメッセージが変わりました。

背景画像は朝露にぬれた芝でしょうか、メッセージもちょっと水分を含んだものになったかな? 楽しいこともあるけど毎日は続かない、嫌なことがあるけどいつもではない、感動の瞬間もあるけど3歩歩いたら忘れてたり(笑)。

そう言えば、不思議の国のアリスで、三月うさぎたちに囲まれて「なんでもない日ばんざ〜い」って唄いながら「なんでもない日パーティ」をするでしょ?(うろ覚えなんですが・・・)自分のなんでもない日は、誰かの特別な日かもしれないし、自分の特別な日は、誰かのなんでもない日かもしれない。だからみんなで「なんでもない日ばんざ〜い」なのかな? ・・・なんて考えていたら思考が迷子に・・・。

そして、ありふれた日常に戻ろう。

Be yourself

矢島 嵩

web NESTのトップページに、フラッシュでメッセージが出ているのご存知ですか?ちょっと雲があるけど、ぬけるような青空を背景にこんなメッセージが流れています。

 – – – – ———————– — – – –
誰もが同じじゃないけど、
どこかで分かり合える

ひとそれぞれだけど、
ひとりぼっちじゃない

ここでさまざまな経験や考えにふれて、
自分らしく生きるヒントを探してみませんか

Be yourself
HIV陽性者とそのパートナーや家族、ともだちのために
 – – – – ——————— — – – –

実はこのメッセージと背景画像が来週変わります。
生命力あふれる季節の訪れとともに・・・。
web NEST http://web-nest.ptokyo.org/

ぷれいす2.0

おーつき

SocialMedia

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別れの季節

さとう

今年は寒過ぎて、春が見えない感じですね。もう明後日は3月。卒業式のシーズンです。街中で袴姿などを見かけると心がきゅんとなってしまいます。

とても大切な番組「ハートをつなごう」が今日からの3日間でファイナルを迎えます。何だかとても寂しい気持ちになりました。HIVのことやマイノリティのことをしっかりと取り上げてくれる番組は少ないので…。いろいろな意味で社会に貢献していたんですよね。兎角視聴率獲得が命題のマスコミの中で、地味だけれど、あの番組に救われていた人たち、大勢いるのではないかと思ったりするのです。後継番組があるとのことなので、少し安心しましたが…。

今年は桜は遅いのかな。梅も遅いですよね。なんなら北海道のように一緒に咲いちゃいましょうか。

メンタルが強いとか弱いとか

矢島 嵩

先日、新宿二丁目のコミュニティセンターaktaで行われた「HIVと、メンタルヘルスのこと」というトークショーに、新陽性者ピア・グループ・ミーティング(PGM)のコーディネーターとして出演しました。

実は、お誘いいただいた時には、「メンタル」というお題が僕にはちょっと荷が重いというか、専門家じゃないしとか、これでもあれこれ躊躇したのです。でも、もうひとりのゲストが精神科医/臨床心理士(「HIV/エイズガイド」第7話の監修でお世話になった、しらかば診療所/AGPの平田俊明さん)ということもあって、かえって僕の立ち位置がというか役割がわかった気がしました。つまり、病理としてのメンタルとかばかりでなくっていいんだーという、考えてみれば当たり前の事に気付いたのです。

「メンタルを強化してロンドンオリンピックに」とか、「カレシともめてて、メンタル最悪」とか、世の中ではずいぶんいろんな意味で使われている言葉だと思うのです。ひごろ多くのひとが自分の一部として身近にお付き合いしていて、時に手に負えないこともある情緒的な部分やイメージや気持ちなどなど・・・。そんなことについて、HIV陽性告知という大きな出来事との関連したテーマとして、自分なりにお話をさせていただいたのでした。

あらためて思ったのは、周囲の環境とかネットワークとか社会とか、そういったことを抜きに考えられないテーマなんだなという、これまた当たり前のこと。そういえば、ぷれいすのミッション(活動目的)って知っていますか?「HIV/AIDSと共に生きる人たちがありのままに生きられる環境を創り出すこと」 意味深い言葉だなーと今更ながら思います。

今日の煎餅3

さとう

今日の話題は「バナナ」。僕の子供の頃は、風邪を引いた時におねだりをしたものです。それくらい高価な食べ物でした。今では誰でもどこでも食べられますけれど…。

「バナナは花の外側の苞(ほう⇒花を包む特別の葉)が1枚ずつ外側にめくれて、手の形のふさになります。バナナの実は、最初下を向いていますが太陽の光に向かって、だんだん反り曲がっておなじみの形になるのです。」

そうなんだ。だんだん反るなんて、知りませんでした。以前海外に行った時、バナナが木で熟したものを是非食べたいと思っていましたが、残念ながら青いうちに切り取られているものばかりでした。完熟バナナってないのかな。木になったまま熟したバナナ。

水球ト聞ケバ某サイトヲ思フ

sakura

1月はあっという間に過ぎて2月ももう後半です。

この調子で年度末まで行ってしまうのでしょうか。

 

さて、少し前に話題になった「ポセイドンジャパン」。

水球の日本代表チームのことです。残念ながらオリンピック出場を逃してしまいましたが、まさか水球がゲイの間で話題になることがあるなんて、とtwitterなどでの盛り上がりぶりにちょっと驚いていました。

 

そんな水球ですが、HIV関連団体は実はいち早く動いておりました。

HIVマップの「HIV/エイズガイド」の主人公のブリ君は、なんと水球部の設定なのです!

(各章の冒頭イラストの、登場キャラ紹介に注目)

 

どうですかこの時代先取り具合。

アーカイブスにもあるように、HIVマップができたのは2007年。

まさかそのときに担当者の一存で決まった水球部という設定が4年を経て活用されることになるとは本当に驚きです。

(先取りではなくて単なる偶然なのでは・・・・!?)

 

そんな水球部員ブリ君と一緒にHIVについて勉強できるHIV/エイズガイドなど充実のコンテンツでお送りするHIVマップ、引き続きよろしくお願いします。

今日の煎餅2

さとう

1があったから、続いたと思ったでしょ。でも続かないんだなぁ。実は国語辞典が載っているシリーズは終わってしまって、スーパーを駆け巡りましたが、見つからず…。「1」と書いてしまったので、あれこれと物色。そしたら同じメーカーの別の煎餅に「まがりの手帖」というシリーズがありました。ホッ。

「猫のしっぽ」猫の骨格は、人間のそれより約40個も多い。そのほとんどが背中としっぽに集まっているんだそうな。曲げたりひねったり、あのしなやかな動きはそれでできると書いてありました。前にも書きましたが、高田馬場周辺は猫が大変多い場所。道ばたで見かけると、つい「にゃんちゃん」と猫なで声を出してしまいます。(汗)

ところでくろちゃん(そう呼んでいる人がいた)という猫がいるのですが、猫には珍しく、人慣れしているのです。逃げもしないで、何かを欲しそうに寄ってくる。頭を手にすりすりしてくるんですよ。「今度ね」と声をかけるのですが、いつも何ももってないのですよ。ひどい!(汗)なついてくれると何となく可愛いと思ってしまうのは、僕だけでしょうか。煮干しくらい持って歩こうかな。

ショートコント「診察室」

おーつき

滞日外国人ら日本語を話さない人たちが、HIV検査やそれに関連する医療にかかる際の支援をする医療通訳の育成を目的とした「通訳とHIV感染症研修会」が都内で開催されました。

通訳としてフォーマルなトレーニングを受けた経験はありませんが、バディなどとして日本語を話さないクライアントと英語を話さない相手とのコミュニケーションをお手伝いするような形で、通訳に準ずる活動をすることがたまにあり、興味があったのでわたしも参加させてもらいました。

外国で医療にかかるストレスや、他にHIVや性に関する事柄について相談できる人がいないという孤立状態などから、患者側から母語で話ができる通訳者に対し、通訳以上の役割が求められることもあるそうです。
通訳としての本来の役割をきちんと果たすためには、限界設定をして適宜他の専門家へつなぐことや、プライバシーに配慮しつつ業務の後には振り返りやシェアリングをすることも重要…等々、他の対人支援職に通じるようなポイントがたくさんあり、また通訳者も地域のHIV/AIDS支援リソースのひとつなのだと認識を新たにしました。
医療現場で話される専門用語は、知識がないと母語であったとしても難解なものばかりですが、医療者の言葉の90パーセントくらいは実は平易な言葉に言い換えることが可能であるという、通訳でなくとも役立ちそうなお話も。

そういった医療通訳の基礎や心構え、外国人のための医療や社会支援体制についてひと通り学習した後は、講師たちが患者・医師役となり診察室でのやりとりを模したロールプレイ形式で、参加者が実際にそれぞれの言語で通訳を行うという演習をみっちり。
HIV陽性告知などで取り乱したり、患者・医師間の信頼関係が損なわれ板挟みにされたりした場合どう通訳するか、などのお題がシナリオに盛り込まれていました。
ド素人のわたしは最初あたふたして日本人医師役に英語で話しかけ患者役には日本語で話しかけたり、訳しているうちに伝言ゲームがごとく言っている内容が変わってしまったりと、傍から見たらまるでコントのようだったとか。
通訳の難しさと、だからこその重要性、そして面白さ(?)の一端も、身をもって知りました。

とりあえず、通訳は(現世はムリそうなので)生まれ変わったらなりたい職業No. 1に!