スタッフ日記

報告会の報告書を作ってその報告会を開きたい

おーつき

ぽかぽかとした好天に恵まれた土曜日の昼下がりに行われた「HIV陽性者による第24回日本エイズ学会報告会」は、おかげさまで今年も満員御礼。報告会の報告書を作ってまたその報告会を開きたくなるような充実した会となり、こうやってキーボードを叩く指も心なしか春めいたように軽いおーつきです。

当日は、まずジャンププラスの高久さんら事務局から、HIV陽性者参加支援スカラシップの5年間のあゆみと実績、そしてこのプログラムのニーズや効果を紹介。続いて、この会のために遠方から来てもらった3名のスカラシップ受給者の方たちが、それぞれのバックグラウンドから学会参加にいたるまでの経験、参加した感想などをユーモアを交えて豊かに語ってくれました。

はばたき福祉事業団の大平さんからは学会などの場へ当事者が参加し発言することの意義について、ぷれいすよりゲスト出演したちずこさんからもこのプログラムの原点である第20回日本エイズ学会の頃から継続し発展するスカラシップのコンセプトなど印象的なコメントがあり、ぜひこれからもどんどん学会に参加してみてほしいとのエールが。

来場者からもとても多くの質問や意見が出ましたが、ある陽性者から、今まで学会に参加したことがなかったけれど今度は参加してみたい、さらには、スカラシップが支給されなくとも学会に参加したい!といった言葉も聞かれました。

第24回日本エイズ学会学術集会 HIV陽性者参加支援スカラシップ<br /><br /><br /><br /><br />
報告書

そんな報告会のもととなった「第24回日本エイズ学会学術集会・総会 HIV陽性者参加支援スカラシップ 報告書」はこちら(PDFファ イル)からご覧いただけます。報告会では報告しきれなかった、スカラシップによって第24回日本エイズ学会学術集会・総会に参加した陽性者たちのさまざまな意見や感想などが満載です。ぜひv

奇跡

さとう

って起こるものなのです。日常の些細なことから、出会いまで…。

ご無沙汰しています。いくです。新年の挨拶もしないままに2月になってしまいました。

先日、事務所で仕事をしている時のこと。僕の机の上にあるカレンダーの奥のものを取ろうとして、横着をしていたら、例によってカレンダーが落ちると同時に、そのカレンダーを掛けていたフックが落ちてしまいました。カチャンという音がして、見てみたらフックの磁石がどこかに飛んでしまっている。机の下から、ワゴンの下、机の細々したものの中から…いろいろ探したけれども、結局見つからなかった。はらださんが代役のものを探してきてくれて、諦めたのです。いつか出てくるから…。

数分後、隣のはらださんが何やらごそごそとしていると、「あった〜」の声。磁石が出てきました。その在処と言うのが、はらださんのジャケットのポケットの中。こんなことがあるんですね。どうせならポケットに入った瞬間に小判にでもなっててくれたら良かったのに…。

ところで日記をいつから書いてなかったか振り返っていたら、昨年最後の日記がカレンダーが落ちて「チンジャオロースー丼に早変わり」だったのですね。奇跡の3度目は、何になるのかなぁ。幸せな出来事にならないかな。皆さんにも良いことがありますように!

ブログを更新したくなるのはこんな時

おーつき

ダッキーちゃん

気のおけないお友達とティータイムを過ごしたあるおしゃれなお店のおしゃれなロゴマークが、実はぷれいす東京のロゴを作ってくださったのと同じデザイナーさんの作品だったと知った時。

※写真と本文はさほど関係ありません。

今年もよろしくお願いします

いみ/みず

あけましておめでとうございます。(今さら?)
かな~り久々(1年ぶり?)に日記を書くみずです。
 
昨年は同居人が事故をおこし、2週間の入院&1ヶ月の自宅療養。
思いがけずに看護する日々を送りました。
 
入院して数日間は、ほとんど会話ができなかったので、
医師や警察や同居人の家族や会社との交渉?を一人で抱え、
ものすご~く不安&けっこうストレスフルでした。
 
そんな私のぐちやら不安やらを聞いてくれた友人たち、
同居人の体調を心配してくれたに友人たちに、
本当に救われました。感謝。
 
体調の悪い人だけではなく、
その人をサポートする人へのケアの重要性を改めて感じましたし、
話を聴いてもらうだけでも不安が薄くなることを実感できました。
 
 
今年はどんなことに気付く一年になるのでしょうか。
今年もどーぞ、よろしくお願いします。
 

¡Feliz Año Nuevo! :D

おーつき

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

事務所には三が日の間に関係先などからたくさんのお年賀が届いていますが、中には、海外に赴いたスタッフから現地のHIV/AIDS情報が添えられたエアメールも。

わたしも仕事始めにとりあえず、このブログやWebサイトのフッター「Copyright © 1998-2010 PLACE TOKYO.」を2011年に直す作業をば(時計と連動して自動的に更新されればいいのに…)。

本年も彩り豊かで実り多い年となりますよう!

今年もあと僅か…。

さとう

ご無沙汰しています。日記を1ヶ月以上も書いていませんでした。ぷれいす東京・事務所の年内も今日、明日、24日とあと3日になってしまいました。こんな気ぜわしい時に限って、トラブルが起こるもの。お昼に「チンジャオロースー弁当」を食べていて、丁度半分食べた頃、何かの拍子に目の前のカレンダーが、突然落ちてきて、弁当は散乱!と思った瞬間、見事にご飯の上にチンジャオロースーが…。チンジャオロースー丼に早変わりしました。隣の席の書類にも…はらださん、ごめんなさい!

日記を書いてなかった理由のひとつは、ホットライン部門の研修がいよいよ始まり、その準備に追われていたことがあります。もう1つの理由は、眼底出血を繰り返し起こしてしまい、失明を回避するため手術をしたという出来事がありました。目の手術ですので、部分麻酔をかけているとは言え、目の前というか、目の中で手術が繰り広げられたのです。SFの世界かと思うほど貴重な体験でした。

ところで電話相談の年末年始の体制をお知らせしたいと思います。0120(ポジティブ・ライン)は12月28日火曜日まで、13時から20時まで通常通り相談を受け付けています。Gay 向けの電話相談は12月25日土曜日まで、感染不安の電話相談は12月26日日曜日まで、それぞれ電話を受け付けています。

また新年は、1月4日以降日程通り始まりますので、よろしくお願い致します。

学会が終われば・・・・

sakura

 

学会が終わればぷれいす事務所も一段落、なんてことはあるはずもなく、相変わらずなんだかバタバタとしている感じです。今日は一見穏やかではありますが、スケジュール表を見ると打ち合わせなどがいっぱいで、早くも次への準備が進んでいる感じがあります。

 

その一方で、世界エイズデーが週の真ん中だったこともあり、今週末にはまだまだエイズデー関連イベントもあります。そして新宿二丁目の月1恒例イベント「Living Together Lounge」も5日に。この日は同様のイベントが仙台と松山でも開催されます(松山では初開催!)。

 

そして、17日にはTOKYO FMとLiving Together計画のコラボイベント「Think about AIDS」もあります。8回目となる今回で一区切りとなるのですが、Gフレメンバーも何人かがスタッフとしてエントランスで皆様をお待ちしています(他の団体との混成チームです)。

イベントの内容はというと、今回もゲストがまた豪華!今年の流行語大賞にも関わったのアノ俳優さんも登場です。

イベントの詳細や観覧申し込みは以下のサイトから、12月6日締め切りで受け付けています。抽選で150組300名をご招待します。興味のある方はぜひご応募ください!

http://www.tfm.co.jp/lt/

 

Think about AIDS vol.8

日時:2010年12月17日(金) 開場 18:30 開演 19:00(予定)

会場:TOKYO FMホール (半蔵門 TOKYO FM2階)

司会:堀内貴之、柴田幸子

朗読ゲスト:鈴木おさむ、太田光代、菊地成孔、MEGUMI、向井理

ライブゲスト: 星野源(SAKEROCK)、FUNKIST、安藤裕子
主催:TOKYO FM
後援:
「エイズ予防のための戦略研究(研究リーダー:市川誠一)」MSM首都圏グループ(ぷれいす東京/Rainbow Ring/JaNP+/横浜Cruiseネットワーク)

Newsletter67号ができました!

矢島 嵩

ぷれいす東京Newsletterの年間サイクルをちょっとばかりご紹介!

Newsletterは年4回、2月、5月、8月、11月に発行しています。それぞれ季節や行事にからんで絶妙?なタイミングで一年間まわっているのかなーと思っています。

11-12月にエイズ業界(?)ってイベントが多く、今年も第24回日本エイズ学会学術集会(東京品川)が明日から始まりますよね。この時期の盛りだくさんなあれこれを年末年始にかけていろいろな人に書いてもらい、2月号が寒中真っ只中にだいたい増ページで発行。年度が明けると、ぷれいす東京の活動報告会の告知に合わせてゴールデンウィーク前にバタバタと駆け込み印刷するのが5月号。8月号はお盆休み前に印刷に出して、後に発送というスケジュールが多く、そして11月号はエイズ学会でも配布できるように11月中旬に発行という段取りなのです。

部門報告は、実は4半期報告になっているのご存知でしたか?1.2.3月→5月号、4.5.6月→8月号、7.8.9月→11月号、10.11.12月→2月号となっています。各部門のコーディネーターや報告者が3ヶ月分を大急ぎでまとめ、その間にほか原稿が集まってきて、編集、レイアウト、校正、印刷、紙版の発送、PDF版のアップといった流れとなっているのでした。

そして、めだたく、おかげさまで、11月号が17日に無事発行となりました! PDF版はこちら

今号は「続けよう 続けたい」と題して、宮田一雄さんに巻頭を書いていただきました。国内のエイズ啓発キャンペーンのテーマが今年は「続けよう Keep the promise, Keep your life」に決まり、その決定に至るプロセスの変革や今後の課題などについても言及されています。

また、ぷれいす東京新人ボランティア合同研修や、「MSMワークショップ」後に他団体と恊働ではじまったアウトリーチの参加者の個性と現場感覚あふれる感想文を掲載することができました。ウィーンで行われた国際エイズ会議に参加した2名からの報告も写真も加わりイキイキと。部門報告は活動の充実に比例して報告内容が多くなり、いささか小さい文字になりましたが、ぜひお読みになっていただければと思います。

さてさて、次の号はどうしましょ。
そろそろ準備を始めないと……。
と、こんな一年サイクルなのでした。

紅葉

さとう

記録的な酷暑が続いた今年の夏だっただけに、秋に入ってからの冷え込みが寒さに感じるのは僕だけでしょうか。人の体の順応力に改めて感心している今日この頃です。

先日、無理をして紅葉狩りに行ってきました。この日しか出かけられないというタイミングで、午後から車を飛ばしたのでした。TV番組で知った富士山の絶景スポット「紅葉台」夏のある日、その情報に誘われて訪れたのですが、今回は紅葉が始まる季節、富士山が夏の時よりも近く感じました。頂上は僅かに雪を抱いていて、青木ヶ原の樹海の緑の中に、赤やオレンジの模様が星屑のように散りばめられてました。

思わず「ヤッホー」と叫びたくなる絶景。丁度夕日が本栖湖の先に沈んでいき、富士山が赤く染まっていく。そして夜のカーテンが少しずつ辺りを包んでいく。こういう瞬間に生きていて良かったと思うのです。

皆さんも秋色の景色を探しにいきませんか?DSCN4396

ありがとう

さとう

 

ピクチャ 1前回日記に書いた「RENT」のトークショーはとても楽しかった。HIV/エイズに関して、田中ロウマさんとソニンさんと2人の陽性者でのトーク。それぞれのHIVへの関わり方、RENTの役柄に込めた思い、RENTとの繋がりなど…。当初30分の予定を遥かにオーバーして45分間。

客席も熱かった。季節外れの台風の中、大勢の方が残って聞いてくれました。僕は人前に出るきっかけを話しました。恋愛話に突っ込みが入ったり、終わる間際にはロウマさんから「勇気を持って出てきてくれて、ありがとう」とエールを贈られました。

楽屋口から出てきたのですが、たぶんおふたりの追っかけ?の女性たちが、僕たちに握手を求めてきて、びっくり。まさか田中ロウマとは間違えられたりはないと思うですが…(笑)

でもこうして握手を求められたりすると、味方は大勢いるのだなぁと感じます。まだまだ社会での受け入れは進んでいないと思っていても、もしかすると見えないところで何かが動き出しているのかもしれません。一歩ずつ歩んでいきたいです。