スタッフ日記

Autumn/Winter 2012

おーつき

マスク

おしゃれは口元から

急に気温が下がり、風邪を召される方が増えているようです。みなさまお大事に~。

NEST NEWS LETTER 11月号の発行予定

さとう

日が短くなり、あんなに暑かった夏が終わったら、なにか晩秋のようですが、いかがお過ごしですか?先月からニュースレターを担当して、第1木曜日に発行を心がけると豪語しておきながら、まだ発行に至ってません。ごめんなさい。

来週のあたまには、お届けできるところまで、準備ができました。みなさんから「まだ届かないよ」という声が出るほど、楽しみにして頂けるよう、今月も僕ら(りきや/いく)なりに頑張りました。新しいプログラムの情報もありますので、見逃さないでくださいね。

QOGL、はじまります

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気候もかなり秋らしくなってきましたね。

秋は食欲の秋という方も多いかと思いますが、Gフレでは11月3日の文化の日に、食欲の秋に相応しいイベントを用意しました。

 

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「むしろ食欲の秋に水を差してないか?」というご意見もあるかもしれませんが、個々の「理想の体型」と「健康」との折り合いをひとりひとりが考えるきっかけになるイベントに、と想いながら準備を進めています。

メタボリックシンドロームなど、医療情報のレクチャーは都立駒込病院内分泌代謝科の関谷綾子先生にお願いしました。先日打ち合わせで駒込病院にお伺いしたのですが、HIVの外来の待合室に糖尿病の本が普通においてあってびっくり(しかもぷれいすのパンフのすぐ隣に)。長期服薬の副作用の中でも注意が必要と言われる骨粗鬆症のパンフレットなんかもたくさんあって、HIVとほかの問題が重なった時のケアが大事な時代なんだなぁと実感しました。

で、その「ほかの問題」っていうのは、HIV陽性の人に限らずゲイ・バイセクシュアルの男性が生活上直面することがある問題なんじゃない? だったらHIV陽性の人も陰性の人も、検査を受けたことのない人も、一緒に学べたらいいんじゃない? みたいなことが発端で、この「QOGL」が生まれました。

「QOGL」は年3回くらいの定期的な開催を目指しています。できるだけゲイ・バイセクシュアル男性の関心の高いテーマを取り上げていきます。会場の定員があるので万が一人数オーバーしたらごめんなさい(その前に会場抽選のくじ運が問われるわけですが・・・・)。

関心ある方のご参加をお待ちしております!

詳しくはGフレのブログをご覧ください。

せっかち

さとう

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自分では気が長いつもりでいますが、そうでもないことを発見しました。近所に新しいスーパーがオープンして、連日大盛況です。初日から覗きに行ったのですが、オープン記念価格で、ごった返していました。お昼を買おうと思って行ったので、どうしようかと思いましたが、レジに進むと、な、なんとレジ打ちの名手が揃っているのか、早いのなんの。あっという間に買い物を終えてました。

スーパーに行こうかどうか迷う原因に、レジが混んでるだろうな?と想像してしまい、急いでいる時は敬遠するのですが、この店は大丈夫そうです。意外とせっかちかも…。

ところで合同研修も終わり、各部門の研修とかミーティング、トレーニングなどにそれぞれが分かれて、活動を始めています。ホットライン部門も先日部門研修が終了しました。毎年、世話人のひとりが「魔女ケーキ」と称して、手作りのケーキを焼いて来てくれるのですが、そこには「これから頑張って」「これからもよろしく」のあったかい思いが一杯詰まっていて、いつも感激してしまいます。秋晴れの季節、先日のうろこ雲は見事でした。これからが楽しみです。

NEST NEWS LETTER 10月号

さとう

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本日「NEST NEWS LETTER 10月号」を発行します。

今回からりきやさん(近々ぷれいす日記のライターで登場予定)と僕が編集の担当を引き継ぎました。この話を頂いた時は、大変そうだな、できるかな…と不安がいっぱいでした。やじまさんの苦労を横目にしていたので、なおさらです。やじまさん今までお疲れさまでした。僕らが引き継ぎ、光を灯し続けたいと思います。

先月から少しずつ準備をしていたのですが、裏側の事情はかなりドタバタでした。やはり編集に関わってみると、限られた紙面の中で、何をどう伝えるかを吟味し、形にして、時には泣く泣くカットなんてこともあり。形になってみるとそのドタバタがあったからこそ、いとおしさ倍増みたいなことが起こる。たぶん初孫ができた時の気分に近いかも…(ま、僕は結婚もしていませんが…)

今回発行に当たり、いくしまさんとはらださんに相談。りきやさんと検討して、変更したことが3つあります。1)発行日をできる限り固定する(毎月第1木曜日予定)。2)各プログラムへの参加対象者をわかりやすく表記する。⇒【要予約】●のような表記にしました。●が陽性者、◆がパートナー、■が家族という分類です。3)編集している人となりが少し見えるようにする。

今日紙版を発送します。 PC版、携帯版も順次お手元に届くと思います。楽しみにして頂けると嬉しいです。

間抜けな流血事件

さとう

こんにちは。「いくしま」とは別人の「いく」です。

僕は、かさぶたを剥がすのが大好きなのですが、今日、後頭部にかさぶたがあって、ついつい剥がしてしまいました。すると血が…。慌てて、みんなにばれないように、こっそりとティッシュで患部を押さえたのです。2〜3分経って、ようやく血が止まった気がしてました。次の瞬間頭を触ったら大量の血が…。またティッシュで押さえること5分ぐらい。どうやら止まった様子でほっとしていて。

念のため、もう一度ティッシュを当てたら、またもや大量の血が…。仕方なくボランティアさんに見てもらったら、「全然違うところを押さえてますよ」とのこと。それじゃ、いくら押さえても止まらないわけですね。間抜けですねぇ。

で、今は大きな傷があるように見えるそうですが、今日はもう触らないことにします。

「いく」と「いくしま」は別の人。

生島

明日から、いよいよ合同研修が始まります。

今回は本当に沢山に方にお申し込みいただき、うれしく思います。

明日から、よろしくお願いします。

 

さて、時々、「いく」さんが書いた内容を「いくしま」(生島)が

書いたと勘違いしている人に、たまーにお会いします。

僕らスタッフが短い文章を書く、ぷれいす東京ニュースレター、

ネストNEWSの編集後記を丁寧に読んでいてくださる人がいて、

その書いた内容について直接お会いした時にコメントをくださる

のだが、時に、なんだがつつじつまがあわない。

 

お互いに「え?」という感じになる。

 

もしかして、このぷれいす日記の「いく」が「いくしま」だと

おもっていませんか?と確認すると、

ああ、別の方なんですね〜と納得していただく。

 

私たち、スタッフもこうした声に支えられているので、

今後とも、何か思いついたことがあれば、

どうぞお気軽にお声かけください。

久しぶりです。

さとう

ふと「ぷれいす日記」を見てみたら、8月誰も更新していない(汗)その間に夏休みも通り過ぎてしまいました。まだまだ暑い日が続いていますので、熱中症など体調管理にはお気をつけ下さい。

この夏も、来所した方々から、夏らしいお土産を色々頂いて、嬉しく思います。ありがとうございました。そしてご馳走さまでした。ところで9月に入ると、いよいよ合同研修が始まります。また慌ただしい毎日が待っている。それも楽しいのですが…。

あずさ2号

さとう

明日から、ほぼ1週間でかけてきます。どういうわけか、電車で旅をしようと思うと、僕の頭の中には狩人の「あずさ2号」が流れて来ます。若い方々は、わからないでしょうが、クスッとしたそこのあなた、もしや僕と同年代ですか?

今回、久しぶりに平泉に足を踏み入れます。先ほど、どれくらい経っているか考えてみたら、37年ぶり。その数字を見て、少しぎょっとしてしまいました。僕の高校の修学旅行以来なのです。昨年世界遺産に登録されて、随分と賑わっているとか…。そして仙台では8/5シンポジウム「東日本大震災とHIV陽性者」に出ます。

Hello from DC, Part 6

おーつき

UMD1推定では、アメリカの大学生のおよそ500人に1人がHIV陽性であると言われています。

メリーランド大学で働いている友人から、アメリカの典型的な(※本人談)大学でHIV/AIDSやLGBTがどう扱われているか教えてあげるから見においでよーと言われ、会議場から電車で20分ほどのところにある大学のキャンパスにお邪魔してきました。

メリーランド大学カレッジパーク校は、学生37,000人、教職員4,000人ほどを抱える州立の総合大学。一般的に私立大学の方がレベルが高いと言われるアメリカで、公立大学でありながらさまざまな大学ランキングの上位に入る名門校です。 キャンパス内で学生(や教職員)がHIV/AIDSに関するサービスを受けられる場所としてはまずヘルス・センターとそれに併設されるクリニックがありますが、他のさまざまな学生向けサービスもHIV/AIDS、そしてLGBTフレンドリーな配慮がなされているとのことです。

例)

  • ヘルス・センターでは毎年入学式の頃に無料HIV検査を実施。常設のHIV検査も安価で、学外の人たちも利用できる。
  • 学務課には、LGBTの学生の対応を専門とするスタッフがいる。
  • カウンセリング・センターにはLGBT対応のカウンセラーがいて、毎日LGBTの学生およびLGBTを親に持つ学生向けの相談受付時間が設定されている。
  • キャリア・センターではLGBTフレンドリーな企業のリストを作成し、LGBT向け就職フェアを主催。特別なニーズを持つ学生には、本人に代わって企業に連絡するなどさまざまな就職支援を行う。
  • 8名のスタッフを擁するLGBTセンターがキャンパス内にある。カミングアウトしているLGBTの教職員リスト(しかも長〜いリスト)を作成しネットワーク化したり、学内にたくさん存在するLGBTの学生サークルをコーディネートしたりするのも業務のひとつ。LGBT卒業式などのイベントや、キャンパス内外へ向けたLGBT問題に関わる研修も開催。
  • LGBTスタディーズが学部生の副専攻として選べるほか、LGBTスタディーズ概論は一般教養科目のひとつに設定されている。
  • LGBTの学生向けに数種類の奨学金が用意されている。etc.

日本の大学とはだいぶ様相が異なるのではないかと思いますが、印象的だったのは、HIV陽性者の相談を受けているヘルス・センターの看護師のお話。HIV陽性とわかった学生の多くは、これまで一部の開発途上国の問題だという感覚だったHIV/AIDSがまさか自分の身に起こるとは思わなかった、などとショックを受けるといいます。日本よりHIV陽性者数が多く、またHIV/AIDSに関わるメッセージがだいぶ目に見える環境にある人たちでも、本人が意識をしなければやはりHIV/AIDSは他人事となるのかもしれません。

UMD2

ヘルス・センター

 

UMD3

LGBTセンター